ベイスターズの秋季トレーニングが終わり、完全なオフが始まった今、各選手が一人で過ごす時間の大切さについて書いてみようと思う。 【フェルナンド・ロメロの失敗】 11月30日 来季の去就が不明だったフェルナンド・ロメロ投手とブルックス・クリスキー投手が今季限りで退団することが本日正式に発表された。 ク... 続きをみる
2022年11月のブログ記事
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ウェンデルケン入団・ガゼルマン残留決定 来季の外国人投手の陣容が見えてきた
11月28日 来シーズンの外国人投手に関して新たなニュースが二つあった。 一つは新外国人リリーバーのJ.B.ウェンデルケン投手の入団が決まったこと、そして、昨シーズン途中にシカゴ・カブスから移籍してきたR.ガゼルマン投手の残留が決定したことだ。 ウェンデルケン投手については二週間ほど前にベイスター... 続きをみる
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横浜に残って優勝する僕の夢と一緒に皆さまも跳び続けてください、と言う昨日の山﨑康晃選手の涙の残留宣言の余韻が未だ残っている。 彼は今シーズン限りでベイスターズを退団し、かねてからの夢だったMLB挑戦に旅立つと私は予想していたし、そのことを自分に納得させつつあっただけに、彼のこの言葉は嬉しい驚きだっ... 続きをみる
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【6年契約で残留決定】 11月26日 ファンフェスティバルで予想外の重大発表があった。 数年前からポスティングを利用してのMLB挑戦を球団に願い出ていた山﨑康晃がファンフェスティバルという機会で残留を決定したことをファンに直接報告した。 「来年この横浜スタジアムでプレーすることを決めました!」 彼... 続きをみる
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昨日NPBからベストナインの発表があった。 ご存知の通り、この賞はスポーツ紙等の記者の投票によって決められるもので、投票資格を持つのは全国の新聞、通信、放送各社に所属し5年以上プロ野球を担当している方。 セントラルリーグの受賞者は次のとおり(括弧内は得票数) 投手 青柳晃洋(286)阪神タイガース... 続きをみる
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優しい名伯楽小谷正勝アドバイザーの期待を裏切った投手たちは来年にかける
11月24日 昨晩のW杯予選リーグのドイツ戦は興奮しましたね。 「あれ?ヤクルトの塩見が出場している」と思ったプロ野球ファンも多かったようで、インターネット上でそういう書き込みも多く見られました。 自慢じゃあないが、私は1年以上前からサッカー日本代表DFの酒井宏樹選手とヤクルトスワローズ塩見泰隆外... 続きをみる
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11月23日 嶺井選手のソフトバンク入団記者会見があった。 ベイスターズを去る時のコメントと同様、これからのプロ野球人生を考えて更なる挑戦をしたいという趣旨のものだ。 彼の「挑戦」とは何なのだろうか? 甲斐選手との競争に勝ってソフトバンクの正捕手となり、日本一の栄冠に輝くこと、そして日本代表にも選... 続きをみる
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NPBの長い歴史の中で多くの選手が故障により離脱し、治療や手術を受けて復活を果たしたり、あるいは残念ながらそのまま引退という結果に終わるのを見てきた。 こうした事例は枚挙にいとまがないが、それでも1000人近いと言われるNPB在籍選手全体(育成選手含む)の中で言えば一部にとどまるという印象だった。... 続きをみる
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11月21日 週末にソフトバンクとの合意が報道されていた嶺井博希がスーツ姿で球団関係者に挨拶回りをしたとのこと。 ソフトバンクとの契約は3年3億円程度(推定)で背番号12。 嶺井選手自身のコメントは以下の通り。 「9 年間在籍した球団には本当に感謝しています。この 9 年間で多くのことを経験させて... 続きをみる
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11月20日 京田陽太と砂田毅樹の電撃トレードが発表されて2日経つが、ファンの気持ちはまだ何となくワサワサしている。 トレード発表のタイミングが嶺井博希のソフトバンク入り決定の直後だったこと、その時中南米にいた立浪監督から直接京田選手にトレードを通達したと言う情報があり京田選手のトレードはかなり前... 続きをみる
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11月18日 ベイスターズの左腕リリーバー砂田毅樹とドラゴンズの遊撃手京田陽太のトレードのニュースが駆け巡った。 京田選手はどうも立浪監督のチーム構想に上手くはまらなかったようで、例の「戦う顔をしていない」と言うダメ出しからの試合途中のファーム強制送還事件以降、高卒2年目の土田龍空選手に遊撃手のレ... 続きをみる
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2020年オフに梶谷隆幸がFAでジャイアンツに移籍した後、神里和毅等のライバルとの競争を制して1番センターのレギュラーの座を手に入れた桑原将志。 打率 .310 安打数 161 本塁打数 14 出塁率 .369 OPS 0.843 という成績はいずれもキャリアハイの大活躍で、年俸もプロ入り11年目... 続きをみる
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11月15日 サンケイスポーツがベイスターズの若手を取り上げる特集“若き星たちよ”で小深田大地選手のインタビュー記事が配信された。 この記事で小深田選手自身が次のように語っている。 “入団時から(背番号)44番をもらったので、1年目から(前任者の)佐野(恵太)さんのことを追いかけて頑張ろうと思って... 続きをみる
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【西巻賢二選手の入団】 11月15日 ロッテから戦力外になった西巻賢二選手が育成選手としてベイスターズに入団することが発表された。 西巻選手は仙台育英高校出身の23歳で、167cm、70kgの小柄な体格ではあるが、俊足と安定した守備という評価があるようだ。 私は彼のことを知らなかったので、少し調べ... 続きをみる
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里崎智也さんは、言わずと知れた元ロッテマリーンズの名捕手で、2006年の第一回WBCで正捕手として侍ジャパンを優勝に導いた。 非常に壁性能の高い捕手で、パスボールが極めて少なかった記憶があるし、交流戦で3年連続の満塁本塁打を放つなど勝負強いバッティングも強く印象に残っている。 選手時代の里崎さんに... 続きをみる
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11月13日 ストーブリーグは動きなし ソフトバンクホークスのメインペーパー(って言う言葉はありましたっけ?)である西日本新聞によると、関東地方で会談を行い、嶺井選手に3〜4年3億円の大型契約を提示して好感触。合意まで秒読み段階とのこと。 いいんだ、別に。知ってたし。 以前も書いた通り、新人の年か... 続きをみる
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11月12日土曜日 ポスティングでMLB挑戦の意思が伝えられる山﨑康晃投手が国内FAの権利を行使しないこと、そして恒例となっているオンラインファンミーティングを12月18日に開催することがアナウンスされた。 ここ数年は不調が続き昨シーズンはどん底と言う状況だった山﨑投手が見事に復活を果たし、自己最... 続きをみる
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11月11日 FA有資格者と他球団との交渉開始日 【ここまでの動きのまとめ】 2022年シーズン終了時点でのベイスターズの支配下登録選手数は69名(伊藤選手と森原選手のトレード、ピープルズ投手の戦力外、平良投手、石川投手、宮城投手の支配下登録を含む)。 その後、まず、10月中旬の第二次戦力外通告及... 続きをみる
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やはり行くのか 嶺井 11月10日 FA宣言選手公示 嶺井博希選手は既にFA宣言を行い、申請書類を球団に提出している。 ここ数日の報道では、甲斐選手に続く2番手の捕手を探しているソフトバンクが嶺井選手に白羽の矢を立てており、3〜4年3億程度のオファーを準備しているらしいという情報が伝えられている。... 続きをみる
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11月9日 侍ジャパンシリーズ 対オーストラリア代表第一戦 日本代表 8 ー 1 オーストラリア代表 勝利投手 今永昇太 ホームラン 村上宗隆(5回裏ツーラン) 序盤はエラーからオーストラリアに先制を許したが、直ぐに逆転し、5回に村上宗隆のツーランホームランが出てからは打線に火がついて大量点を挙げ... 続きをみる
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11月8日 12球団合同トライアウト当日 今日になって日本ハムファイターズの近藤健介選手がFA宣言を行った。 侍ジャパンのメンバーでもある彼は、先週末の日本ハム及び読売との強化試合を終え、明日から二日間のオーストラリア代表との親善試合が始まる前のタイミングで公表したということだろう。 このニュース... 続きをみる
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11月7日 12球団合同トライアウト前日 昨年やコロナや東京オリンピックによる中断の影響があり12月に行われた12球団合同トライアウトが今年は例年通り11月初旬に開催されることとなった。 11月8日 楽天生命パーク宮城 つまり明日だ。 ご存知の方も多いと思うが、合同トライアウトはNPB各球団で戦力... 続きをみる
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11月6日 【侍ジャパンは逆転勝ち】 今日も日本代表の強化試合があり、読売ジャイアンツに対して8-4で逆転勝ちを収めた。 先発の西武ライオンズ與座投手は4回を投げて被安打7、4失点と苦しいピッチングだったが、その後の宮城、湯浅、山﨑颯一郎の3投手は5回を1安打無失点に抑えた。 今日のハイライトはな... 続きをみる
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11月5日 日本代表 5 ー 4 日本ハムファイターズ 東京ドーム 勝利投手 石川柊太 敗戦投手 加藤貴之 セーブ 大勢 本塁打 牧秀悟(1回裏ソロ)、森友哉(4回裏2ラン)、村上宗隆(6回裏ソロ) 日本シリーズが終わって、早くも野球の禁断症状が出始めていたところ、久しぶりに日本のプロ野球の試合を... 続きをみる
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11月4日 FA宣言期間5日目 各紙でFA宣言の可能性が高いと言われていた嶺井博希選手がFA宣言することを正式に球団に申し入れ、球団からその旨が公示された。 また、球団を通じて、以下の嶺井選手のコメントが伝えられている。 “今後の人生を考えた上で、今回FA権を行使させていただきました。 今後どのよ... 続きをみる
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昨年の冬、私はこのブログに次のようなことを書いた。 “山崎康晃は、今冬、ライバルたちが待つ厚木に向かう。 オフの自主トレは今季守護神を務めた三嶋、抑えの座を虎視眈々と狙う伊勢らと行う。 「決して仲良しクラブではない。みんな負けたくない気持ちを持っていると思うので、気持ちを再認識できればと思うと... 続きをみる
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11月2日 FA宣言について熟慮中ということだった嶺井博希捕手が宣言する決断を下しその旨球団にも伝えたという報道があった。 嶺井選手は好きな選手だし、勝負強いと言われるバッティングはさておき、昨シーズンから顕著に改善したベイスターズ投手陣の防御率には彼の貢献が大きいのは間違いないと思う。 従って、... 続きをみる
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11月1日 2023年シーズンのコーチングスタッフが決まったというニュースが各紙で報道された。 既に示唆されていた情報がほとんどであまり目新しいことはなかったが、これは、昨年レジェンドOBたちが一斉に復帰して運用が軌道に乗り始めたこと、そして、方向性を変えることなく優勝を目指してさらに良いものにし... 続きをみる