mizuyashikiのブログ

横浜ベイスターズを中心にその時に考えていることを書きます。

今日もカープ戦 得点力のある打線の姿が見えてきた



3月3日 対カープ戦 横浜スタジアム 7-2 勝ち


今日も13安打で7得点と打線が爆発した。


最近の各紙報道では、ベイスターズ打線が変わったという論調をよく見かける。


打つだけではなく、盗塁や進塁の意識が高く、常に次の塁を狙う姿勢が明確になってきた。


常に長打を狙うのではなく、状況によっては進塁打で走者を進める打撃が徹底されてきているのでヒットなしで得点をあげるような攻撃ができつつある。


これらについては、今シーズンから野手総合コーチに就任した石井琢朗さんの影響によるところが大きいと思うが、本来、三浦監督自身もこうした方向性を根ざしており、石井コーチの就任によってそれを実現することが可能になったということだと思う。


一方、昨シーズンは防御率の悪化が目立った投手陣の立て直しも進んでいる。
小谷アドバイザーや斎藤隆コーチの就任によって、ストライクゾーンで勝負するという闘うピッチングが形になりつつあるように感じる。




1. 神里(CF)
2. 梶原(LF)
3. オースティン(DH)
4. 牧(2B)
5. 宮﨑(3B)
6. 大和(SS)
7. ソト(1B)
8. 伊藤光(C)
9. 細川(RF)
P 濱口(4回)→上茶谷(4回)→三上(1回)


2回裏 ベイスターズ


二死一、二塁からソトがレフトへ先制タイムリーツーベース。今シーズンのソトは早めにエンジンがかかっているように思う。あっという間に 2-0とリード。


3回裏 ベイスターズ


一死一、二塁で大和がタイムリーヒット。さらに一死一、三塁から宮崎のレフトへのタイムリーで4-0とリードを広げた



4回裏 ベイスターズ


一死一、三塁から梶原がタイムリー内野安打で一点追加。5-0


5回表 カープ


無死一塁から育成で入団した新人の持丸が代わったばかりの上茶谷からツーランホームランで5-2と差をつめる。


7回裏 ベイスターズ


ヒットと盗塁からボークを誘う等で進塁した大橋をサードに置いて代打知野が犠牲フライで一点追加。知野はバットコントロールが良く、こうした場合に安定して結果を出してくれている。6-2とリードを4点に広げた。


8回裏 ベイスターズ


先頭打者の柴田がライトスタンドにソロホームラン。ダメ押しのダメ押しとなる一点で7-2。


その後、9回は上茶谷に代わった三上が2三振を含む三者凡退であっさりと片づけてゲームセット。




濱口遥大 4回 被安打1 与四球4 奪三振4 無失点


今日もいつもの濱ちゃんの幅の中で比較的良い方という感じだった。ヒットは1本だけで三振も取れているのだが、四球4つは多すぎる。


見ている方もヤキモキするが、野手陣もリズムに乗りにくい投球だった。それでも好調なベイスターズ打線は気にせず加点するのだが。


荒れ球の良さを残しつつ、投げた途端にボールと分かるような無意味な投球を減らすことはできないものだろうか?


時折降臨する完封の濱ちゃんの頻度を高められるように、大人の安定感を期待したい。



上茶谷大河 4回 被安打2 与四球1 奪三振2 失点2


4回に2番手として登板した直後は内野安打と本塁打で2失点してしまったが、その後は調子を上げていた。ストレートの球威は昨シーズンよりもだいぶ向上したように思う。


今日は2番手ながら4回を任されたということはベンチとしても開幕ローテーション入りを期待しているということだと思う。


牧秀悟 3打数2安打


昨日の試合ではやや不調かと思われたが、そんな思いを払拭するような牧らしいバッティングを見せてくれた。


2年目のジンクスというのはやはりこの人の場合あまり考えなくて良いようだ。


大橋武尊 2打数2安打 盗塁2


昨日の村川選手に続いて今日も育成契約の新人が大活躍した。
4回にヒットの梶原の代走で出場すると思い切り良く二盗を決め、その後も広島バッテリーが無警戒と見ると躊躇なくサードまで走った。


バッティングでも2本のヒットを放って、躍動感あふれる攻撃を演出した。
走り回る新生ベイスターズの象徴のような活躍だ。この調子で一気に支配下契約をつかんでほしい。



柴田竜拓 2打数1安打 本塁打1 打点1


柴田選手は体格からは想像できないようなパンチ力を秘めている。
以前から、全く考えていなかった時にホームランを打つことが時々あった。


彼は國學院大学時代から実は長打力のある選手ということだったらしい。
彼の場合は、守備のうまさと体格から小技を効かせた器用なバッティングをなんとなく期待してしまうのだが、カープの菊池選手のように一発の可能性を秘めた選手として使っていった方が良いのかも知れない。


これでオープン戦3勝1分で首位。チーム打率 .338も12球団トップで合計45安打22得点。失点は4試合でわずかに4と好調だ。


自虐精神の染みついたベイスターズファンとしては、オープン戦が調子のピークだったというようなことになりませんように、と手を合わせたくなるところだが、そういうネガティブな感情はしばらく封印して野球を楽しもうと思う。


悲観的な考え方は、成功を遠ざける。楽観的な考え方は、成功に導く信条である。 


ブルース リー