mizuyashikiのブログ

横浜ベイスターズを中心にその時に考えていることを書きます。

ヤクルト戦に大勝 楠本選手をスタメンで使う署名運動を誰か始めないか



3月16日 対ヤクルトスワローズ 神宮球場 8-0 勝ち


このところ下降気味だったベイスターズ打線が10安打で8得点とスワローズに大勝。


これでオープン戦の成績が8勝3敗2分けとなり、金曜日からの札幌ドームでのファイターズとの3連戦を残して勝ち越しを決めた。




1. 桑原(CF)
2. 知野(1B)
3. 楠本(RF)
4. 牧(2B)
5. 宮﨑(3B)
6. 佐野(LF)
7. 大和(SS)
8. 戸柱(C)
9. 細川(DH)
P 濱口遥大(4回)→坂本裕哉(4回)→山﨑康晃(1回)


ベイスターズの先発濱口は3回まででフォアボール4つとヒット2本で60球と相変わらずピリッとしないピッチングだった。3回裏にはフォアボール3つで二死満塁のピンチを作りなおも3-0の場面だったが、サンタナが次のボールに手を出してセンターフライとなり救われた。


対するスワローズの先発小川泰弘は3回までパーフェクトに抑える完璧な投球を見せていた。


が、しかし、やはり野球というのはわからない。


4回表 ベイスターズの攻撃


先頭の桑原はライトフライ(ただし、野手正面。当たりは戻ってきている。)


一死から知野が粘ってフォアボールを選んだ。チーム初めてのランナー。


小川投手はこの試合初めてのセットポジション、クイックモーションで少しリズムを崩したのか、3番楠本の2球目が失投となり、左中間を破る先制タイムリーツーベース。


楠本選手は昨日の試合に続く殊勲打となった。


次の牧もレフト左を破るタイムリーツーベースヒットで2-0とリードを広げた。


宮﨑はピッチャーゴロで、飛び出した牧が三塁アウト。しかし、佐野がフォアボールを選んで二死一、二塁となったところで、得点圏に強い大和がレフトへ2点タイムリーツーベースを打ち4-0。


さらにたたみかけるベイスターズ打線はこの回30球を超えた小川投手から戸柱がライトに鋭いタイムリーヒットで5-0とリードを広げた。


濱口投手は4回 80球、被安打3、与四球4、奪三振3、失点0だった。


ストライクが入らず相変わらず球数がかさみ、ヤキモキするような投球だったが、打たれたヒットのうち2本は打ち取っていた内野安打なのでクリーンヒットは少ない。


彼らしいと言えば彼らしいピッチングだった。
濱口投手が開幕に向けて調整すると共に、我々ファンもこの濱ちゃんモードを思い出して気を揉まないように調整することが必要なのかも知れない。



5回は2番手の坂本投手。打って変わってリズムの良い投球で1番からの好打順を三者凡退。やっぱり気持ちいいなあ。


6回表 ベイスターズの攻撃


二死走者なしから佐野、大和の連続安打で一、二塁。続いて打席に入ったのは、戸柱に代わってマスクを被った伊藤光。ライトへのフライは上手い選手なら取っていただろうが、サンタナは届かずに2点タイムリーツーベースとなり、7-0と試合を決定づけた。


小川投手はここで降板。セットポジションの時のみ打たれるという課題が明確になった試合だった。しかし、彼のことだから、シーズンまでには修正してくるだろう。


7回表 ベイスターズの攻撃


先頭の知野がボテボテのピッチャーゴロで全力疾走して内野安打(ヘッドスライディングは危険なので控えてほしい)。


続く楠本は初球をセンター前に打ち返して無死一、二塁。そして牧はセンターフライの間に知野はサードに進む。


神里のショートゴロでスタートを切っていた知野がホームイン。西浦がとっていればホームはアウトだったかも知れないが弾いてしまった。8-0とこれでダメ押し。


このまま、濱口、坂本、山﨑康晃の完封リレーで快勝した。




楠本泰史 5打数 2安打 1打点


3回までパーフェクトだった小川投手から大量得点を奪うきっかけとなった4回のタイムリーツーベースなど、今日も大活躍だった。


オープ戦の打率はここまで .429と好調を維持している。
シーズンに入っても、何とか彼を先発で使う手はないものだろうか?


今日の後半は、佐野選手がファーストに入っていたが、ソト選手の調子次第では、このフォーメーションで楠本選手をレフトで起用するということも考えたくなる。


数年前に楠本選手がオープン戦首位打者になったことがあったが、あの時は多分に好調とラッキーが重なった面もあったと思う。しかし、今回はしっかりとした技術の裏付けがあってのことだと思う。


佐野選手のレフト守備のマイナスを補い、ソト選手よりも数段足の速い楠本選手のフルタイムでの起用は、(彼の好調が続く限り)チームの総合力を向上させるはずだ。



大和 3打数 2安打 2打点


今日はショートで先発出場して結果を出した。


得点圏での勝負強さはさすがベテラン。昨シーズンの牧選手への的確なアドバイスなど、チームの精神的な支柱として頼りになる存在だ。


ベイスターズはこういう選手が少ないので、非常に価値がある。フル出場ではなく、ここぞというところでの起用であればまだまだ活躍できると思うので、首脳陣がうまく使ってくれることを期待している。


坂本裕哉 4回 72球 被安打2 与四球1 奪三振4 失点0


今日は帽子が脱げなかった。やはり三浦監督の指示でサイズを一つ小さくしたのがよかったのだろう(もっと早くそうすれば良かったのに)。


ゆったりとした投球フォームは二段モーションというよりむしろ三段モーションになっているように見えた。そこからキレの良いストレートを投げ込んでいて、解説の野村さんは辛口だったが、私は良いと思った。


ストレートの最速は148km/hで、昨シーズンより大分スピードアップしたように思う。
シーズンオフの筋肉強化と軸足にしっかりと体重を乗せたタメのあるフォームが奏功している。


伊藤光 2打数 2安打 打点2


今日は途中からの出場だったが、2点タイムリーを含むツーベース2本と好調だ。
足を痛めたということで一時リハビリしていたが、走塁も問題ないようだった。


先発でマスクを被った戸柱選手もタイムリーを打っており、今年は捕手陣のバッティングか好調だ。若手の山本捕手も成長しているが、打撃のことを考えると、やはり今年は伊藤光と戸柱が軸になるだろう。


この二人が怪我なくシーズンを全うしてくれれば、今年はピッチャーよりも打率が低いということにはならないだろう。8番、9番が自動アウトなどという陰口を聞かなくて済むような活躍を期待している。




今日もノーヒットで、オープン戦の打率はとうとう1割を切ってしまったが、内容は悪くなかった。


ライトライナーやセカンドの頭上を越えるかというライナーなど、運が悪いだけで、バッティング自体は良化している。


アウトになってベンチに戻っても明るい笑顔が見えたので、彼自身、納得のいくバッティングができるようになってきたのだろう。


先日も書いたが、まず笑顔になることが肝心だ。そうすれば、福は自ずとやってくる。


金曜日からの札幌ドームで桑原選手の打棒爆発の予感がする。