Every cloud has a silver lining どんな暗雲も後ろはピカピカさ
本拠地開幕3連敗の夜が普通にあけて朝がきた。
なんだか暗くなっているベイスターズファンの皆さん、がっかりするのはまだ早い。
テレビをつけて選抜高校野球を観てみよう。
0-17で大阪桐蔭に負けた市立和歌山高校の選手たちは、ゲームセットの瞬間まで、甲子園のベストエイトに進んで試合ができる誇りを持ち、最後まで勝利を信じて楽しそうにニコニコしていたではないですか?
がっかりしたり涙を流したりするのは試合が終わってからいくらでもできる。
試合中はひたすら楽観的になって、負けが決まるまで勝つつもりで戦えばいいんですよ。
オスカー・ワイルドさんも言っていたではないですか?
“楽観主義者はドーナツを見、悲観主義者はドーナツの穴を見る”
さあ、穴を覗き込むのはやめて、ドーナッツを見ようよ。
桜は今まさに満開だ。芭蕉翁に
“さまざまなこと
思い出す
桜かな“
という句もありましたっけね。
花曇りという言葉もありますが、今日は灰色の雲が空を覆っている時間が長かった。
でも、英語の諺でも言うではないですか?
“Every cloud has a silver lining.
どんな雲にもキラキラ輝く銀色の裏地がついている“
そう、暗い雲の向こうには必ずキラキラ輝く青空があるんですよ。
それを忘れちゃあいけない。
明日は横浜も午後から雨の予報。でも、西から青空が近づいてくる。
そして、我がベイスターズは西に向かって名古屋でのドラゴンズとの3連戦。
きのうジャイアンツに劇的な逆転勝ちをしたドラゴンズとカープに劇的な逆転負けを喫したベイスターズ。
厳しい戦いになるだろうって?私はそうは思わない。
どんな暗雲も後ろはピカピカなんですよ。
じゃりん子チエちゃんも言っていたじゃあないですか?
“明日になればまた明日の太陽がピカピカやねん。”
もう一つ思い出した。
50年くらい前の黒衣の花嫁という古いフランス映画の中で、こんなセリフがあった。
“楽観論者と悲観論者は、幸せな馬鹿と不幸せな馬鹿だ。”
ところで、明日のドラゴンズ戦で先発が予定されているフェルナンド・ロメロは、今日、取材に応じてつぎのように語っていた。
“フィジカルもメンタルも100%の準備ができている。調子もばっちりだよ。”
“(昨シーズンは来日初勝利を含め、中日から3勝をマークしているので)正直勝つことしか考えていない。29日は4勝目になるだろう。”
“(勝利インタビュー時に披露しているギャグも)楽しみにしていて。”
さあ、彼と一緒に幸せな方のバカになろうよ。
一応、弁護士の友人にも確認しましたが、ベイスターズファンが楽観的で幸せなバカになっても全く違法性はないそうです。
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