mizuyashikiのブログ

横浜ベイスターズを中心にその時に考えていることを書きます。

ベイスターズ完全体への道 第一弾





昨日のイースタンリーグ(ヤクルト戦 横須賀)では、左前腕部の筋肉の炎症でリハビリ中だった今永昇太が先発して、2回33球、1安打、1四球、奪三振3、無失点と復帰に向けて順調な滑り出しを見せた。


ファームとは言え、山崎、宮本、坂口という1軍でも活躍した選手たちが1〜3番に並んだヤクルト打線なので、格落ちということは無い。


ストレートの球速も148km/hに達しており、故障に影響については問題ないと考えて良さそうだ。


次のステップとしては、来週のイースタンリーグの試合で50球程度を投げることになるだろう。中6日とすると、カーミニークでの西武戦ということになる。


一軍復帰への行程も見えてきた。早ければ4月26日の横浜での巨人戦ということもあり得るが、現実的にはその次の週5月3日のこれも横浜での中日戦というところだろうか。





開幕戦で左中指の皮がめくれ抹消されている東克樹の復帰も併せて考える必要がある。

彼の再登録は今日から可能だが、今日の阪神戦の先発は石田健大ということが既に発表されている。


明日登板予定の浜口遥大も甲子園は好相性であり、先週は素晴らしい投球だったので(でも明日のことは投げて見ないと分からないのが僕らのハマちゃんなのだが)そのまま行くだろう。


金曜日からの横浜での中日戦は、先週と同じ並びだとすれば、上茶谷、大貫、坂本ということになるが、誰かを外して東に投げさせるか?


可能性があるとすれば、8日の第一戦を東に任せて、上茶谷は当初の予定通りに台所事情の苦しい中継ぎに回すということが考えられる。


もう一つの可能性は、先週日曜日の雨で先発機会が一度飛ばされた坂本を甲子園で第二先発的に使うということだったが、昨日の試合で彼はベンチに入っておらず(そもそも甲子園に帯同していないのかも知れない)、その可能性は低いだろう。


それではもう一週待って4月12日の週ではどうか?

この週は前半に那覇での巨人戦が組まれており、移動日が必要なため5試合しかない。ますます機会が限られてしまう。


こう考えて行くと、4月19日の週ということになるが、指の皮がめくれただけで3週間以上の間が空くというのは行き過ぎだ。三浦監督は、シーズンを通じてローテーションの軸になってもらいたいということで東を開幕投手に指名したので、状態さえ良ければもっと早く復帰させたいだろう。


今週のイースタンリーグで東投手の調整登板があるかどうか、あるとすればそれが何曜日かによって、今後の彼の復帰スケジュールが見えてくると思う。注目しよう。




クリスキー投手はここまでイースタンリーグで6試合に登板しており、次のような成績を残している。


登板回数6.1、打者28、被安打2、与四球7、奪三振13、自責点3


防御率4.26、奪三振率18.47、被打率0.95、WHIP1.42、K/BB 1.86


良くも悪くも前評判通りで、異常に高い奪三振率を示す一方、フォアボールが多い。

平均すると、1イニングあたり一つのフォアボールと二つの三振ということになる。


今日の報道でクリスキー投手が金曜日からの中日戦で一軍昇格という情報があった。


イースタンでの彼の投球を見ていると、予想と違って大きく外れたり抜けたりするボールはあまりない。内外角の低めを狙ってボール数個分程度外れるボールが多いのだ。


そして、スプリットチェンジは鋭く落ち、空振りを狙えるが浅いカウントだと見切られてしまうことが多い。つまりカウント球としては使えないので、第3のボールであるスライダー(あるいはカットボール)を使おうとしているようだ。

彼の一軍でのパフォーマンスは、審判との相性、そしてワンバウンドのスプリットチェンジを捕手がとめてくれるかどうかにかかっている。


そう言う意味では、早めに一軍に上げて伊藤光、戸柱、山本と言った捕手たちとの良いコンビネーションを作って行くというプランは良い案だと思う。





現状のベイスターズ打線は好打者が多いが、相手バッテリーが一発の危険性を感じるような大砲はいない。しかしこれもソトとオースティンの両方を欠いていては仕方のないことだろう。


ソト選手も昨晩のイースタンリーグの試合で3番指名打者としてスタメンで出場し、初回の第一打席で早々とライトスタンドにホームランを放った。


振り遅れているのかと思うと右方向に強打している、あっち向いてホイと言われる彼独特のホームランで、こう言う打ち方ができているというのは少なくとも不調ではないのだろう。


第二打席は空振り三振で、この回で交代したが、この打席も内容は悪くなかった。



さて、ソト選手が一軍に復帰した時、打順をどうしたら良いものか?


三浦監督としては、この機会にチームに勢いをつけたいと考えるだろうから、復帰後早期にスタメンということになると予想する。この場合、昨日も攻守で活躍した楠本選手はもはや欠かせない存在になってきているので、関根選手をベンチに入れて、代打、代走、守備固めに活用していくのではないだろうか


1. 桑原(CF)

2. 楠本(CF)

3. 佐野(LF)

4. 牧(2B)

5. 宮﨑(3B)

6. ソト(1B)

7. 大和(SS)

8. 戸柱(C)

9. 投手


この打順の方が現状よりも宮﨑の打力を活かすことができそうだ。


※ 追記 昨晩の甲子園での出来事について


風の便りでは、昨夜、タイガースが9連敗の後今シーズン初勝利を飾ったとのこと。

おめでとうございます。


黒ひげ危機一発ゲームは絶対いつかは黒ひげくんが跳び上がることになっている。

それが昨日で、相手がベイスターズだったということだ。



今日は石田健大が先発。


頑張れ石田。タイガースは一勝して勢いよくくるだろうが、負けんなよ。