mizuyashikiのブログ

横浜ベイスターズを中心にその時に考えていることを書きます。

宮﨑敏郎の円熟と牧秀悟の成長そして森敬斗の発育

10月14日 対カープ(マツダ) 3-5負け


昨日に続いて宮﨑は猛打賞だった。

詰まった当たりのセンター前ヒット、7球粘って3-2からのセンター前、そして8回には牧をセカンドに置いてライト前のタイムリーヒット。

いずれも単打だが、ヒットにする方法を知ってますというような、まさに円熟のバッティングだった。これで、打率を.302に戻した。はじめての全試合出場を3割で飾って欲しい。


牧は大瀬良のボールになるフォークやチェンジアップをよく見て7球粘った後にライト前ヒット。その後、8回には二死走者なしから宮﨑のタイムリーにつながるツーベース。

これは、森と佐野を簡単に打ち取った島内の150km/hを超える内角ストレートをうまく引っ張ったものだった。テイクバックの小さい、コンパクトで力強いスウィングは本当にこれからの成長を楽しみにさせてくれるものだ。

これで、打率は.296。3割にのせても栗林の新人王は揺るがないかも知れないが、本人にとってははかり知れない程自信になるだろう。


牧の通算塁打数は236になった。なんとこれは長嶋茂雄さんに次いで、清原和博などと並ぶ歴代2位だそうだ。さらに、28本の二塁打は歴代5位、136安打は歴代11位(セリーグでは6位)。最近、牧の活躍について、三浦監督が報道陣に、「また牧が何か超えましたか?」と聞いたりしているそうだが、それも良くわかる。


さて、森敬斗についても書いておく必要があるだろう。

2番ショートでスタメンだったが、5打数ノーヒットで、打率は.169まで下がっている。

そして、守備でも悔しいプレイがいくつかあった。特に、ギリギリ追いついた打球で、その後に一か八かのスローイングが逸れて、走者が皆進んでしまったのは反省する必要があると思う。ギャンブルスローという言葉があるのかどうかわからないが、高い身体能力で普通なら抜ける当たりに追いついたのでスーパープレイを諦めきれずに強引に投げてしまっているように見える。難しい体勢からのスローイングの精度を上げる練習も必要だとは思うが、それと同時に、リスクを考えて自重する大人の判断を身につけることも必要だと思う。そう言えば、イチロー選手も言っていた。


びっくりするような好プレーが、勝ちに結びつくことは少ないです。

確実にこなせないといけないプレーを、確実にこなせるチームは強いと思います。


森敬斗は、エラーの後、そして三振した後、一瞬悔しそうな表情を見せたが、すぐに顔を上げて戦う者のキリリとした眼差しに戻っていた。痩せ我慢かも知れないが、そうだとしても大したものだ。これができているうちは、三浦監督には彼を使い続けてもらいたい。


私は、ヨハン・クライフの言った次の言葉はまさに森君にこそ当てはまると信じて疑わないからだ。


才能ある若手にこそ挫折を経験させなければならない。

挫折はその選手を成長させる最大の良薬だからである。