大差で敗戦 これが無抵抗主義でしょうか
4月28日 対読売ジャイアンツ 横浜スタジアム
昨日の大敗の翌日、このままずるずると連敗モードにならないためにも、開幕投手の東克樹の好投に期待したい一線だ。
東投手は先週20日のタイガース戦で横浜で7回110球、被安打5、無四球、奪三振8、無失点の好投を見せてくれた。術後であることと球数が多かったことを考慮して、中7日での登板となる。
対するジャイアンツの先発は2020年ドラフト2位の山﨑伊織投手。
東海大の最終学年にトミージョン手術を受け、ルーキーイヤーには投球できないことを承知でジャイアンツが獲得したことから見て逸材ということが察せられる。
名前もTBSドラマの大岡越前のお友達(榊原伊織でしたっけ?)に似て颯爽としている。
コロナ陽性の隔離期間を終えた神里和毅が一軍に合流したが、早速登場機会があるだろうか?
1. 桑原(CF)
2. 佐野(LF)
3. ソト(1B)
4. 牧(2B)
5. 楠本(RF)
6. 大和(SS)
7. 戸柱(C)
8. 柴田(3B)
9. 東(P)
継投 東克樹(5回)→宮國椋丞(1回)→三上朋也(1回) →池谷蒼大(1回)→平田真吾(1回)
1回表 ジャイアンツの攻撃
二死一塁から連続フォアボールを恐れた東のストレートが真ん中に入り、岡本和馬が3試合連続となる先制ツーランホームラン0-2。
2回表 ジャイアンツの攻撃
無死一、三塁で岸田がライト前タイムリーヒット 0-3。
4回表 ジャイアンツの攻撃
先頭の丸がセンターへソロホームラン 0-4。
6回表 ジャイアンツの攻撃
東に代わった宮國が先頭の丸にツーベースを打たれ、その後なんとか二死までこぎつけたが、投手の山崎に一、二塁間を抜けるコースヒットを打たれて0-5。
その後も吉川、坂本、ポランコに連打を浴びて0―7。これで試合は完全に決まってしまった。ベイスターズは散発4安打で完封負け。
長年プロ野球を見てきたが、これほど内容が一方的な試合は記憶にない。
三浦監督が無抵抗主義のマハトマ・ガンジーに見えた晩だった。
東克樹がどうもおかしい。
昨シーズンにトミージョン手術から復帰した時と比べても、ストレートの球速と球質、変化球のキレ、そしてコントロールの全てが悪化している。
手術前の故障を隠していた時期よりも悪い気がするので、ひょっとすると、どこか他の場所を故障したのではないかと思うほどだ。
術後の肘の状態が一進一退で、今が不調時と言うことであれば良いのだが。
希望的な推測としては、気温が上がってくると調子が出てくると言うことくらいだろうか。
打線は、時折思い出したようにヒットが出るだけで、点が取れる気はしなかった。
唯一快心の当たりと言えるのは牧秀悟のフェンス直撃のツーベースくらい。
しかし、牧についてもこのところ少しずつ気になっていることがある。
セカンドとしては守備範囲が狭すぎるのだ。
6回の山崎投手の一、二塁間を抜けたタイムリーヒットは決して良い当たりではなかったし、これがジャイアンツの守備だったら吉川尚輝が軽々と捌いていただろう。
実際、ジャイアンツの攻撃は、一、二塁間を狙っているように思えた。
各チームがこれをやり始めるとかなりまずい状況になるのではないかと思う。





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