mizuyashikiのブログ

横浜ベイスターズを中心にその時に考えていることを書きます。

ヤクルト打線有難う これで厄祓いができました



5月21日 対ヤクルトスワローズ 横浜スタジアム 2-9 負け


このところ週末に全く勝てていない。いや、勝てていないばかりか、惜しい試合もなく大敗が続いているが、今日も途中までは食らいついていたものの9回にビッグイニングを作られて突き放された。


しかし、ここに来て、また、伊藤光のコロナ陽性と楠本の脚の故障での離脱といったこともあり何となくツキがない感じがしていたところだったので、まあ、厄祓いができたと考えましょう。




椎間関節炎で離脱していた佐野恵太がイースタンリーグ2試合に出場して状態を確認した上で本日一軍に合流し、早速、2番レフトでスタメンに入った。


代わりに(と言うのもおかしな話だが)昨日の試合でソトのヒットの間に1塁から3塁まで進む好走塁を見せた際に脚を痛めた楠本が登録を抹消された。軽症であることを祈っている。


1. 桑原(CF)
2. 佐野(LF)
3. ソト(1B)
4. 牧(2B)
5. 宮﨑(3B)
6. 大和(SS)
7. 戸柱(C)
8. 神里(RF)
9. 上茶谷(P)


継投 上茶谷(6回)→三上朋也(1回)→入江大生(2/3回)→砂田毅樹(1/3回)→平田真吾(1回)


1回表 スワローズの攻撃


塩見が真ん中高めに浮いたストレートを右中間スタンドに運ぶ先頭打者ホームランで0-1と先制を許した。


2回表 スワローズの攻撃


先頭の川端がセンターへのヒットで出塁すると、続く内山の打席で上茶谷の牽制がボークを取られ無死二塁。そして内山のタイムリーツーベースでまず1点追加。


さらに、8番長岡が真ん中低めに入ってきたカットボールをライトスタンドに放り込んでツーランホームラン。0-4とスワローズのリードは4点に広がった。


2回裏 ベイスターズの攻撃


先頭の宮﨑が一、二塁間をゴロで抜ける技ありのヒットで出塁すると、続く大和はレフトの左を破るツーベースヒットを放ち無死二、三塁のチャンスを作った。



戸柱がショートゴロの間に宮﨑がサードからかえってまず1点。そして、8番の神里が左中間を破るタイムリーツーベースで2-4と2点差に追い上げる。


9回表 スワローズの攻撃


先頭の内山が今日3本目のヒットで出塁すると、続く長岡の送りバントを嶺井のフィルダースチョイスでアウトが取れずに無死一、二塁。その後、オスナ、塩見は三振でツーアウトまで漕ぎつけたが、2番山崎が前進守備のレフトの頭上を越える2点タイムリーツーベース。


これで2-6となり、ダメを押された。


さらに山田を歩かせた後、4番村上に大きなスリーランを打たれて2-9。完全に試合が決まった。




今日の試合のように、拮抗していた展開がある分岐点で大きく傾き、一方的な展開になることは野球には良くある。あまり悲観することはない。


嶺井のフィルダースチョイスに歯ぎしりして確実に一つアウトをとっておけば、と仰っているアナタも、きっと昨日は初回の嶺井の攻めた守備で二つの捕殺を奪った時には褒めていたことでしょう。嶺井はそう言う人なんですから、彼の良いところも悪いところも受け入れましょうよ。


こう言う日は、嶺井のフィルダースチョイスに文句をつけるよりもっと建設的なことがあるだろう。そう、明日の試合そして交流戦に向けて明るい兆しを見つけることだ。


◯ キャプテン佐野恵太が帰ってきた


佐野は復帰早々マルチヒットで存在感を示した。やはり、彼が居てくれると打線全体としての期待感が違う。今日のところはもう一本が出ず、期待感どまりだったが、明日以降、近いうちに打線爆発という日もきっとあるはずだ。


ヤクルトは佐野の打席で内野手3人を一、二塁間に並べてショートの定位置付近にサードがいるという極端なシフトをひ居ているが、それを嘲笑うようにサード村上の左を破るヒット2本を放ったことは他チームに対しても良い宣伝になったと思う。


本来、佐野は広角に打てるバッターなのだ。
明日からは長打も出るようになるだろうと思う。



◯ 3回以降の上茶谷は良かった


初回と2回はコントロールミスをしたボールがストライクゾーンから外れるのではなく逆に真ん中に入ってくるという悪い癖が出て、それをことごとく痛打されていた。


上茶谷がつるべ打ちされるのはこれが理由なのか、と妙に納得した。


あくまで素人の浅薄な意見だが、こうした時に、右バッターの内角からストライクゾーンに入ってくるカットボール(いわゆるフロントドア)や外角からストライクゾーンに入ってくるツーシームやシュート(いわゆるバックドア)は避けるべきではないだろうか?


戸柱がこう言う要求をした時に、ボールからストライクゾーンに入ってくるのではなく、内外角の端から真ん中に入ってくるバッターから見ると絶好球になっていたように思う。ストライクを欲しがるピッチャー心理なのかも知れない。


しかし、3回以降、特に村上の鋭いピッチャーゴロが左足首の上あたりを直撃して以降は、開き直ったように良い投球をしていた。ストレートも最速149km/hを記録しており、足の故障が問題なければ来週以降も期待できる内容だったと思う。


上茶谷も内省的と言うか考えすぎるところがあるように見受けられるので、この開き直りを忘れず、別に命まで取られるわけじゃあないと言うくらいの気持ちで投げてほしい。


そう、プロ野球選手にとって野球は命懸けでやるものだが、それでも忘れてはいけない。
命まで取られるわけじゃあないのだ。



 ◯ 宮崎が完全に復調した


宮崎もマルチヒットを放って、離脱していた期間があり規定打席には満たないものの、打率 .355と上げてきた。


今日は3番ソトと4番牧がノーヒットだったので打点を上げるような機会はなかったが、こう言う日もある。佐野、ソト、牧、宮崎と並んだ打線は交流戦でもきっと威力を発揮してくれるはずだ。


◯ 2点しか取れなかったので9回とられても関係なかった


3回以降もヤクルト先発の原樹理を攻めて何度かチャンスを作ったがもう一本が出なかった。


特に、2-4の3回裏は二死二、三塁で得点圏に強く前打席でツーベースを打っている大和だったが良いあたりのファーストライナーに倒れた。非常に惜しい場面だったと思う。


しかし、悔しがる必要はない。結局9点取られているのだから、大勢には影響ない、いわば誤差範囲なのだ。


ああ良かった。


ヤクルト打線も、先々週のカープ打線(3-17)や先週の阪神打線(2-9と1-8)のように不必要な追加点を取っちゃって、”オシャレじゃないから嫌い”と言っている綺麗なお嬢さんも沢山いらっしゃることだろう。


このところ土日は3点とって17点取られると言う法則がある。
そうだとすると、今日が2-9なので明日は1-8で敗戦ということになるが、私がこれから近所の神社に願掛けに行ってくるのでこちらも心配はないだろう。皆さん安心してください。