mizuyashikiのブログ

横浜ベイスターズを中心にその時に考えていることを書きます。

今日はノーチャンス でも明日はもっと良い試合になるさ



6月1日 対オリックスバッファローズ 横浜スタジアム 1-5 負け




(予想)今日の試合はベイスターズがロメロ、バッファローズがワゲスパックという両外国人投手の先発となった。


ロメロ投手は3勝(4敗)を挙げているものの、昨シーズンに見せた安定してゴロを打たせるピッチングとはかなり違っている。内外角のコースに動く速球を投げ分けて内野ゴロの山を築くことはできるだろうか?


一方のワゲスパック投手は今年3Aからオリックスに入団し、これまで5試合に登板して0勝3敗(防御率4.91)。198cmの身長で力のあるストレートを投げ下ろす投手ということで、あまりベイスターズの得意とするタイプではないように思うが、関根や桑原の足もからめて攻略することができるだろうか?


(答え)ロメロ投手は今日も3回2/377球、被安打6、与四球3、奪三振2、4失点で早々に降板した。ゴロピッチャーというにはボールが高すぎるのは間違いない。石田と東が昇格するのにあわせてファームに行き、しっかりと調整してくる必要があるだろう。


一方のワゲスパック投手は長身から投げ下ろす高めのストレートにベイスターズのバッターたちは空振りを繰り返した。ボール気味の球だったが手が出てしまい当てることもできず、ワゲスパック投手を調子に乗せてしまった。


(予想)昨日はナイスゲームでこのカードの初戦に勝利したが、宮﨑とソトが本調子ではないのが気になるところ。この二人の復調のきっかけとなるような活躍を見ることができるだろうか?


特にソト選手は米国時代にワゲスパック投手のようなタイプとの対戦も多かったことと思うので角度のあるストレートに対してしっかりと目付けをして弾き返して欲しい。5月はとうとうホームラン無しに終わったので、そろそろ長打も期待したい。


(答え)二人ともノーヒットだった。ただし、ソト選手はボールを見極めることができ、もう一歩でスタンドインというような大きなフライも打っていた。もう一息だ。明日に期待しよう。



(予想)昨日の試合では、盗塁、進塁打、送りバント、そして内野ゴロでの得点などチームの目指す野球の萌芽が見えた。今日も継続して取り組んで欲しい。同じスタメンで臨むというのもスモールベースボールを志向するベンチの意志と考えて良いと思う。


今日もチームとしての組織的な攻撃をすることができるだろうか?


(答え)ヒットは唯一の得点を挙げた5回裏の三連打のみ(大和、嶺井、桑原)。四球も二つだけということでは組織的攻撃というのも難しい。こちらも明日に期待だ。



(予想)ロメロ投手の立ち上がりでの失点、そしてエラーがらみで傷口を大きくするというパターンがこのところ続いていた。ゴロを打たせる丁寧なピッチングとこれを支える固い守備という本来あるべき姿を今日は取り戻すことができるだろうか?


(答え)目立ったエラーはあまりなかったが、ロメロ投手は今日も立ち上がりから捕まった。初回ノーアウトから2連打というのが効いたと思う。ロメロ投手自身が自分のボールに不安を持ってしまったようだった。


ロメロ投手は球速がある割には簡単に打ち返される傾向がある。被打率が高いという根本的な問題がある以上、なかなか小手先の調整では改善するのは難しい。やはり一度ミニキャンプのつもりでファームに落とすべきだと思う。



(予想)1軍と同時刻に横須賀で開始されるイースタンリーグの巨人戦では、2番森敬斗、3番大田泰示というスタメンが発表された。この二人は首脳陣が早期の1軍合流を決断するような活躍を見せてくれるだろうか?


(答え)イースタンの巨人戦は3-2と久しぶりの勝利。森選手も大田選手もそれぞれ1安打を放ち、森選手は8回裏に勝ち越し点のホームを踏むなど活躍した。ショートの守備でも俊敏性の高さと肩の強さを見せつけるファインプレーがあった。


大田選手のヒットはピッチャー強襲の内野安打だったが全力疾走でセーフにしており故障の影響は感じさせなかった。順調なら金曜日からの楽天戦での昇格ということもあり得ると思う。




野手のスタメンは昨日と全く同じとなった。


佐野(LF)

関根(RF)

宮﨑(3B)

牧(2B)

ソト(1B)

大和(SS)

嶺井(C)

桑原(CF)

ロメロ(P)


継投 F.ロメロ(回)


1回表 バッファローズの攻撃


先頭の福田がサードへの内野安打、続く宗のセンター前ヒットの後杉本とマッカーシーは打ちとったが、T-岡田にフォアボールで二死満塁となった後、外角のストレートを引っ掛けてしまいワイルドピッチで先制点を許した0-1。


3回表 バッファローズの攻撃


一死二塁から3番杉本がバックスクリーンへのライナーのツーランホームランで0-3となり、バッファローズのリードは3点に広がった。


4回表 バッファローズの攻撃


2本のヒットで一死一、三塁となり、ここでワゲスパックがセーフティスクイズ。ファーストソトの野選でオールセーフとなり一点追加、0-4となった。


5回裏 ベイスターズの攻撃


一死から大和(チーム初ヒット)、嶺井の連続安打で一、二塁のチャンスを作り、ここで8番桑原が右中間へのタイムリーツーベースヒット。悩めるガッツマンの活躍で1-4に迫る。


7回表 バッファローズの攻撃


二死満塁から頓宮のボテボテのサードゴロがラッキーな内野安打となりさらに一点追加。1-5とバッファローズのリードは再び4点となった。


8回、9回はオリックスが本田、平野と盤石のリレーでピシャリと抑えた。

本田投手の150キロ台後半のストレートと落ちる球のコンビネーションそして平野投手のキレのあるストレートの制球力に対して全く取り付くしまがないままゲームセット。二人とも素晴らしい投手だった。




先発投手が4回途中で4点を失い、打線も1番から5番がノーヒット(出塁も牧のフォアボール一つだけ)、チーム全体でもヒット3本ということでは全く勝ち目はなかった。


唯一のチャンスは5回裏の3安打で一点を奪いなおも一死二、三塁という場面だったが、代打の宮本とトップバッターの佐野が連続三振に倒れた。


特に宮本の代打に関しては今晩のネット上の議論では批判の対象になることだろう。結果は変わらなかっただろうが、いつもだったら藤田一也を選ぶところだったと思う。まだ5回ということで自重したのだろうか。



ベイスターズの良いところはあまり見られなかったが、私は桑原の久しぶりの打点に注目したい。外角低めの変化球を前に出されることなくライトに追っつけて打つことができていた。


それ以外の打席も崩されて内野ゴロという悪いクセは出ていなかった。不調の底は抜けてこれから好調期に入るのではないかと期待させるバッティングだったと思う。


もう何度かこのブログでも使っているのだが、こういう日はこれだ。


”明日になれば、また明日の太陽がピカピカやねん”  じゃりン子チエ