mizuyashikiのブログ

横浜ベイスターズを中心にその時に考えていることを書きます。

上茶谷投手にアクシデント 軽傷であることを祈ります



6月8日 対北海道日本ハムファイターズ 札幌ドーム 3-5 負け


昨夜の今永昇太のノーヒットノーランの余韻もまだ残るまま迎えた日本ハムとの第二戦。


昨日の良いイメージを保って初回から攻勢にでたいところだがどうだろうか?

ファイターズ先発の左腕、上原投手は今シーズンの防御率が1.40と好調で特に交流戦に入って先発に転向してからはヤクルトと広島に対して10回1/3を無失点に抑えている。


対するベイスターズ先発の上茶谷投手はシーズン前半のヤクルト戦ではマダックスでの完封勝利などもあったが、このところ打ち込まれる試合が続き抹消されていた。そして、先週のイースタンリーグのヤクルト戦でも2回で4失点と厳しい結果だったが首脳陣は昇格という判断を下した。


先週の彼の登板は私もインターネット配信で観ていたが、確かにストレートのキレは良くなっているように見えた(戸田球場のスピードガンは高めに出るような気がするが最速150km/hだった)。


ただし、高めに浮いた変化球を痛打されることや打たれ始めると真ん中に入ることなどはあまり改善されていなかった。首脳陣が何をチェックポイントとしていたのかは不明だが、彼らの慧眼を信じることにしよう。




スターティングラインアップは昨夜の試合と同じ。


1. 佐野(1B)

2. 桑原(CF)

3. 蝦名(RF)

4. 牧(2B)

5. 宮﨑(3B)

6. ソト(DH)

7. 大和(SS)

8. 嶺井(C)

9. 関根(LF)


投手 上茶谷大河(2回0/3)→入江(2回)→三上(1回)→クリスキー(1回)→平田(2回)


3回裏 ファイターズの攻撃


先頭の宇佐美がフェンス直撃のツーベース。続く石井の一、二塁間を抜けるヒットの際にファーストベースカバーに走った上茶谷が転倒して起き上がれない。左足首を捻ったようで立ち上がることもできずにそのまま担架に乗せられて退場した。


無死一、三塁のピンチで急遽登板した2番手入江は代わりばなの初球を浅間にセンターに打ち上げられ、犠牲フライでまず一点。その後も制球が定まらずアルカンタラにフォアボールを与えて一死一、二塁となったところで3番松本に2点タイムリーツーベースを打たれ0-3とリードを許した。


4回裏 ファイターズの攻撃


この回先頭の清宮が回跨ぎでマウンドに上がった入江の4球目をとらえてスタンド中断に飛び込むソロホームラン。1-2と追い込んでから落ちないフォークが真ん中の半速球となってしまったのはいかにも勿体無い。


0-4とファイターズのリードは4点に広がった。



5回表 ベイスターズの攻撃


一死から嶺井、関根、佐野の3連打で1点を返し、さらに一死一、三塁のチャンス。ここで2番桑原がライトへのタイムリーヒットで加点し、2-4と追いすがる。


なおも一死一、二塁のチャンスで3番蝦名のセカンドライナーで二塁走者佐野が飛び出しておりダブルプレーでチェンジ。


5回裏 ファイターズの攻撃


ベイスターズのマウンドには3番手の三上が上がった。


三上はいきなり浅間とアルカンタラに連打を許し、無死一、三塁のピンチとなった。

続く3番松本がセンターへ犠牲フライを放ち、2-5とリードを3点に広げられた。


7回表 ベイスターズの攻撃


大和と関根のヒットで一死一、二塁のチャンスとなり、佐野のタイムリーで3-5と追い上げる。



しかし、なおも一死一、三塁のチャンスで続く桑原の二遊間を抜けるかという当たりを好捕しショートにバックトスしてダブルプレーが成立しチェンジ。せめて併殺くずれで一点取れていればという場面だったがファイターズの守備が固かった。


この後は玉井、北山の勝ちパターンのリレーに封じ込まれ無得点に終わり、3-5のままゲームセット。




終わってみれば、ファイターズを上回る11安打を放ったが、好機での併殺が響き3得点に終わった。しかし、関根と佐野がそれぞれ3安打の猛打賞、桑原も久しぶりのマルチヒットと好調だ。


4〜6番は無安打に終わったが、牧と宮﨑についてはこう言う日もあると割り切るべきだろう。ソトは何度か浮上のきっかけが見えたように感じたがなかなかテイクオフすることができない。


気分転換というと気楽に聞こえてしまうかも知れないが少し休んでゲームを客観的に見る日を作っても良いように思う。古巣ということもあり、明日は大田泰示をスタメンに入れる手もある。


何より心配なのは転倒後動けなくなった上茶谷投手だ。足首を捻ったように見えたので捻挫だろうと思うが、立ち上がれないというのは厳しい。彼の表情を見てもかなり痛そうだった。


その後の報道を見るとやはり捻挫ということだが、骨折という可能性もゼロではないと思うので、明日病院で検査を受けて確認するとともに、その結果を踏まえてしっかり治療して欲しい。



今シーズンにかける上茶谷投手の意気込みは春のキャンプから並々ならぬものだっただけに、ここで離脱してリハビリ後もう一度調整するというのは本人も残念でならないと思うが、マダックスの達成などはマグレでできるものではない。


素晴らしいポテンシャルを見せつけたことを我々ファンも忘れないし、上茶谷投手自身も心の拠り所にして療養とその後の練習に励んでほしい。


上茶谷投手 しっかり治して必ず戻ってきてください。我々ファンはその日を待ち続けています。