mizuyashikiのブログ

横浜ベイスターズを中心にその時に考えていることを書きます。

阪神をスイープした勢いで首位スワローズを下し4連勝!



7月1日 対東京ヤクルトスワローズ 明治神宮野球場 6-4 勝ち


阪神戦のスイープでなんとか11勝12敗まで戻したベイスターズ6月の戦績。
今日から月が変わり、新たな気持ちで反撃をさらに本格化させて行きたい。


昨晩の逆転サヨナラ勝ちの勢いを駆って今日からの首位スワローズとの3連戦を勝ち越していくことができるだろうか。


スワローズは6月を19勝4敗というとんでもない成績で終え、わずか一月でなんと貯金15という荒稼ぎだ。こちらも月が変わって少し沈静化してもらえると有難いのだが。




1番 桑原(CF)
2番 大田(RF)
3番 佐野(LF)
4番 牧(2B)
5番 宮﨑(3B)
6番 ソト(1B)
7番 森(SS)
8番 嶺井(C)
9番 今永(P)


継投 勝 今永昇太(6回2/3)→H 田中(1/3回)→H クリスキー(1回)→S 山﨑(1回)


1回表 ベイスターズの攻撃


二死走者なしから3番佐野恵太がヤクルト先発高梨の2球目をライトスタンドまで運ぶソロホームランで1-0とベイスターズが先制した。


2回表 ベイスターズの攻撃


この回先頭の宮﨑がしぶとくライト前ヒットで出塁すると、続く6番ソトが2-2からの5球目を捉えてバックスクリーン付近に届くツーランホームランを放った。3-0とホームラン攻勢でベイスターズがリードを広げた。



2回裏 スワローズの攻撃


一死走者なしから今永が5番オスナに投じた5球目のチェンジアップが甘く入ってしまい、打った途端という素晴らしい当たりはレフトスタンドに飛び込むソロホームラン。3-1とベイスターズのリードは2点差に縮まった。


3回裏 スワローズの攻撃


二死一塁から山崎晃大朗がライトフェンス直撃のスリーベースでまず1点。そして、続く3番山田哲人がつまりながらもレフト前に落としてさらに1点。好調のヤクルト打線が序盤で3-3の同点に追いついた。


4回表 ベイスターズの攻撃


一死から宮﨑がレフトフェンス直撃のツーベースを放つと、前の打席のホームランで気をよくした6番ソトがレフトの左を破るヒット(レフト濱田がクッションボールをうまく処理し、ストライクの送球で外はセカンドでアウト)。宮﨑が生還して4-3と突き放した。


5回表 ベイスターズの攻撃


一死から桑原がセンターの手前に落ちるラッキーなツーベースで出塁すると、前の打席まで高梨に全くタイミングの合っていなかった大田泰示がストレートをジャストミートしてセンター前へのタイムリーヒット。5-3となりベイスターズのリードは再び2点に広がった。



5回裏 スワローズの攻撃


一死二、三塁から山崎が犠牲フライを放ち5-4とスワローズに一点差まで追い上げられる。


9回表 ベイスターズの攻撃


この回スワローズのマウンドには高卒4年目の新人市川投手が上がったが、先頭の宮﨑が格の違いを見せてレフト戦を破るツーベースヒットを放つ。この後、ワイルドピッチ、四球で出塁したソトの代走神里の牽制死と双方にミスがあり、一死三塁となる。


ここで、7番森敬斗は2-2から市川の6球目を思い切り引っ張り良いあたりのファーストゴロ。しかし、宮﨑の代走柴田はゴロゴーでスタートを切っており、一塁手オスナのバックホームは間に合わず(記録は野選)貴重な一点を追加した。土壇場で6-4となり、ベイスターズのリードは2点に広がった。


9回裏は山﨑康晃がマウンドに上がり、長岡、市川の代打宮本、そして好調の塩見をいずれも内野ゴロで三者凡退に抑えた。




なんとか粘った今永昇太が苦しんで4勝目
今日の今永投手は初回からノビのあるストレートと変化球で二つの三振を含む三者凡退で抑え、ノーヒットノーラン後の2回の登板とは違う好調な立ち上がりを見せた。


しかし、さすがに絶好調のヤクルト打線はその今永のストレートが少しでも甘くなると見逃さない。オスナのソロホームランはチェンジアップが甘いところに浮いた失投だったものの、長岡、山崎といった小兵の選手たちがコンパクトなスイングでジャストミートし連打を浴びた。


6回2/3、103球、被安打8、与四球0、奪三振6、失点4という結果はエースとしては物足りないものの、恐ろしいスワローズ打線に逆転を許さなかった粘りは評価できる。



試合前に本人も、”自分のパフォーマンスを出すことにフォーカスした方がうまくいくような気がする”と語っており、また、”ともかく味方の得点よるい一点でも失点を少なくしたい”と言っていた通りの投球だった。


ノーヒットノーランから御尊父のご不幸そして2度のノックアウトとこの短期間に色々なことが彼の周りで起きたが、これで一度落ち着いて平常運転の投球を安定して続けていくことができるのではないだろうか。




現在リーグ首位打者の佐野恵太は今日も本塁打一本を放ってチームの勝利に貢献した。


初回の攻撃が簡単にツーアウトとなり、このままスワローズ先発の高梨投手を乗せて言ってしまうのは嫌だなと思っていたところ、甘いボールを見逃さず、彼らしい鋭い一振りで仕留めて見せた。


今日のヒットはこれ一本。それ以外の打席は三振2つと併殺打だったが、それでも全く構わない。キャプテンらしく一日一善を継続して行ってくれれば非常に心強い。





今日のソト選手は最初の打席でのツーランホームランと4回表一死二塁からのレフトへのタイムリーツーベースで3打点の活躍だった。


一時期の不調はもう脱したと思って良いだろう。報道されていたように、石井琢朗コーチが復帰してからは彼の指導のもと打撃練習や様々なドリルをこなしているようで、その効果が出てきていると思う。


思い返してみると、先月7日の札幌遠征の際に石井コーチが小脳梗塞で入院してから復帰するまでの約三週間がソト選手の絶不調期とほぼ重なっている。


石井コーチには体調に十分気をつけつつ、これからもソト選手や森選手に的確なアドバイスを送り指導を続けることをお願いしたい。今日の守備でソト選手は左足首に違和感を覚えたようだが、その後試合に復帰してプレーを継続したのでおそらく大事ではないだろう。


プエルトリコ出身のソト選手にとって暑い日本の夏も暑すぎるということはないはずだ。


ネフタリ・ソトの季節がやっと来た。そしてそれはこれからかなり長く続くことになるだろう。