雨天中止で起きたさまざまなこと
7月15日 対東京ヤクルトスワローズ 横浜スタジアム 雨天中止
戻り梅雨というのだろうか。
梅雨明け前にもなかったほど明瞭な前線が発達して、日本列島の各所で大雨を降らせた。
横浜でも試合開始の18時以降強い雨が止む気配がなく、予定されていたヤクルト戦は開門後に中止が決定された。当初は20分遅れで試合開始というアナウンスがされていたので、雨の中待っていたファンも多かったと思う。
セリーグの残り2試合は開催され、広島が巨人を延長戦での劇的な満塁ホームランで下し、甲子園では阪神が2安打ながら北條の放ったツーランホームランで2-1と逆転した点差を守り切って中日に勝利した。
これで、阪神、広島、ベイスターズの3チームがいずれも借金3となりゲーム差無しで並んだが、阪神と広島が同率3位、試合数の少ないベイスターズが5位となっている。まあここでの順位にはほとんど意味がない。
そして、このところ元気のない巨人が借金2となり、上記3チームとのゲーム差が0.5まで縮まる超過密状態だ。
明日の結果次第では、巨人がBクラスに転落する可能性もある。
明日の試合について、私の予想は以下の通り。
横浜ーヤクルト 雨天中止
巨人ー広島 森下の好投で広島の勝利
阪神ー中日 大野雄大の好投で中日の勝利
もしこの通りだとすると、2位広島、0.5ゲーム差の3位に巨人、ゲーム差無しで4位ベイスターズ、そこから0.5ゲーム差で5位阪神ということだが、果たしてどうなるだろうか?
直前の中止決定のため、先発予定だった坂本、サイスニード両投手はスライドすることも難しい。ベイスターズキラーのサイスニード投手は晴れ予報の日曜日に回り、坂本投手は一回飛ばすか来週前半の中日戦の先発ということになるだろうか。
ところで、明日も夕方から強い雨の予報である。先発が予想されている今永昇太の出番をどうしようか?恐らくベイスターズ首脳陣も策を練っているところだろう。
明日も雨天中止だとすると、オールスターまで残り7試合ということになる。この間2度登板するのは明後日17日と翌週24日の日曜日に先発させる投手だけということになる。そして、その可能性があるのは今永昇太と浜口遥大の2人だ。
このところ好投を続けているハマちゃんだが、やはり安定感という意味では首脳陣は今永昇太を選ぶのではないかと思う。だとすると、17日のヤクルト戦と24日の阪神戦は今永となり、代わって、甲子園の阪神戦を得意としている浜口投手に22日の甲子園でのカード初戦を任せたい。
一方、祝日のため月曜日から始まるバンテリンドームの中日戦は、得意としているロメロを中7日で起用することから始まり、中6日で石田健大、大貫晋一と続くことになるだろう。
そして、唯一残された谷間の23日土曜日の阪神戦は今日登板予定だった坂本が先発する可能性が高いと思う。
以上まとめると、今後の先発予定はこんな感じになるだろうか。
ヤクルト戦 横浜スタジアム
16日 雨天中止
17日 今永昇太 ー サイスニード
中日戦 バンテリンドーム
18日 F.ロメロ ー 髙橋宏斗
19日 石田健大 ー ?
20日 大貫晋一 ー 小笠原慎之介
阪神戦 甲子園
22日 浜口遥大 ー 青柳晃洋
23日 坂本裕哉 ー 才木浩人
24日 今永昇太 ー 伊藤将司
対戦相手の先発はあくまで参考と思ってください。雨天やコロナの影響で中止となった試合もあり各チームとも変則的なローテーションになっている。
中日との第三戦は順当に行けば小笠原慎之介で初戦はこの日から登録可能となる髙橋宏斗だと思うが、第二戦がどうも良く分からない。バンテリン得意の松葉投手は抹消中でこのカードでは登録できないのでファームから誰かを抜擢することになるのだろうか?
阪神との初戦と第二戦は明日何事もなければ今週と同様、青柳晃洋と才木浩人が先発するだろう。そして、昨日ジャイアンツに完封勝ちした伊藤将司は117球投げているので少し間を空けて日曜日に回ると予想する。
こうして見ると、相手チームの先発は好投手ばかりで楽な試合は一つもないように思える。
しかしまあ勝負事というのはやってみないと分からない。最近好調のベイスターズの地力とチームの結束力を信じてひたすら応援するだけだ。
ベイスターズは6月最終週以降で9勝3敗2分けと好成績を収めているが、この間接戦が多く、勝ちパターンは勿論のこと、リリーフ陣全体が登板過多となっている。
さらに、右肘の故障で離脱しているクリスキーに続いて、田中健二朗も右腿の肉離れで登録を抹消された。代わって砂田投手が登録されたが、ファームでの投球を見る限り本調子とは言えないように思う。
入江や宮國そして三上と言ったところに頑張って貰うのは勿論、2022特例で上げ下げの融通が効く京山にロングリリーフの役割も担ってもらう必要があるだろう。
チームの目標は、残り7試合(明日も雨天中止と仮定して)を5勝2敗以上で乗り切り勝率を5割に戻すことだ。
5つの勝ちをものにするために、山崎康晃、エスコバー、伊勢大夢そして平田真吾あたりまでのいわゆる勝ちパターンをどうやって使っていくのか、そして二つの負けを他のリリーフ投手だけでうまく繋いでいく戦略を十分に練って置く必要がある。
勝ちパターンの無駄遣いはもう許されない。
加えて、先発投手が7〜8回投げることや打撃陣の爆発で大差で勝つ試合も作ることができれば上記の野心的な目標も現実味を帯びてくる。
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