mizuyashikiのブログ

横浜ベイスターズを中心にその時に考えていることを書きます。

リボ払いはやめた 首位ヤクルトに大勝で借金完済に王手



7月17日 対東京ヤクルトスワローズ 横浜スタジアム 10-2 勝ち


今日のデーゲームではカープ打線が猛威を奮い、31年ぶりの3試合連続満塁弾となった代打堂林の逆転ホームランなどもあって10-5でジャイアンツを下した。


ジャイアンツは5連敗で借金4。一時は10以上あった貯金からの急降下だ。
投手陣が踏ん張りきれないのが苦しい(他人事ではないのだが)。


カープは3連勝で借金1まで戻した。他チームの結果によらず今日の2位は安泰だ。


ベイスターズは昨日に続いてヤクルトに勝って、こちらもオールスター前の借金返済に向けて更に一歩踏み出したいところだが、ヤクルト打線は故障で離脱していたサンタナ選手が復帰即スタメン5番に入り、昨日よりも打線に厚みが出るだろう。


ベイスターズの先発は浜口遥大。前回登板では巨人打線を8回途中無失点に抑える好投だったが、今日も得意のナイトゲームでヤクルト打線を封じ込めることが出るだろうか?


→初回は不安定で2点を先制されたが、その後は安心して見ていられる投球で無失点に抑え4勝目。


ヤクルトの先発はサイスニード。他のチームの場合はそこそこ打たれるのだが、なぜかベイスターズ相手には好投する難敵だ。


今回は4度にわたるスライドがあること、ベイスターズ打線が前回対戦時よりは好調なことなど希望を持てる要因もあるが、さあ、どうなるだろうか?


→8安打5得点で4回降板。今回は打ち崩すことができた。




今日も打線は定番の打順。今日は壁性能の高い戸柱がハマちゃんとバッテリーを組み、7番に入る。


ベイスターズ打線の中では、牧秀悟がサイスニードを比較的良く打っているので、序盤にランナーをためたところで彼に回して一気に攻略したい。


1番 蝦名(RF)
2番 桑原(CF)
3番 佐野(LF)
4番 牧(2B)
5番 宮﨑(3B)
6番 ソト(1B)
7番 戸柱(C)
8番 森(SS)
9番 浜口(P)


継投 浜口遥大(6回)→入江(1回)→砂田(1回)→三上(1回)


一回表 スワローズの攻撃


先頭の山崎選手をフォアボールで出塁させたのが痛かった。
犠打と進塁打で二死三塁となり、村上と勝負してタイムリーツーベースを打たれた。


さらに、復帰直後のサンタナの内野安打で二死一、三塁とされ、オスナのセンター前ヒットで一点追加。0-2とヤクルトにリードを許した。


一回裏 ベイスターズの攻撃


一死走者なしで2番桑原がフルカウントまで粘り、8球目を思い切り引っ張ると打球はレフトのポールに当たるソロホームラン。1-2と追い上げ反撃ムードを作った。



3回裏 ベイスターズの攻撃


先頭の蝦名が死球で出塁し、桑原がセーフティバントで続いて無死一、二塁。
ここで打席に入った3番佐野がサイスニードの初球を引っ張り、狭い一、二塁間を破るタイムリーヒットで2-2の同点に追いつく。



さらに、一死一、三塁で5番宮﨑は1-2と追い込まれながら高めに浮いた変化球を上手く追っつけてライトオーバー、フェンス直撃のタイムリーツーベース。3-2とベイスターズ逆転。


ソトが倒れて二死二、三塁となりこの回の攻撃はここまでかと思われたが、7番戸柱が2球目の外角ボール気味の変化球をうまく拾ってライト前ヒット。これで2人のランナーが生還してこの回4点目。5-2と試合の流れがはっきりとベイスターズに傾いた。


6回裏 ベイスターズの攻撃


スワローズのマウンドには回またぎの2番手宮台投手。


ソト、戸柱の連続ヒットで無死一、三塁。戸柱のライト前ヒットでソトがサードまで進んだのは少し驚いた。脚の速い選手なら当然のプレーだが、他ならぬネフタリ・ソトである。


チーム内の走塁に関する意識改革が進んできたことの証だろう。


このプレーが活きて、宮台投手のワイルドピッチでソトがホームに還り労せずして1点追加。


さらに伊藤光のフォアボールと蝦名のヒットで一死満塁となり、打席に入った桑原は宮台投手の真ん中に入ったストレートを叩いて前進守備のライトの頭を超えるツーベースヒット。


ランナー2人が還ってさらに2点を追加した。
これで宮台投手は降板したが、勢いにのるベイスターズ打線は交代した杉山投手にも襲いかかる。


一死二、三塁で3番佐野が杉山投手の2球目をセンター前に弾き返してダメ押しの2点を挙げた。


この回一挙5得点のビッグイニングとし、10-2と試合を決定づけた。


7回からは、入江、砂田、三上と言う登板回数の比較的少ない投手の継投でスワローズ打線を無得点に抑えてこのままゲームセット。このところ接戦が多かった中でチーム特にブルペンに余裕をもたらす久しぶりの大勝だった。




初回先頭の山崎選手をフォアボールで歩かせ、犠打と進塁打でソツなくサードまで進んで村上選手がドカン、と言う展開を見せられた時は今日は悪い方のハマちゃんかと思ったが、2回以降しっかりと立て直した。


6回、82球、被安打6、与四球1、奪三振8、2失点はQSで今季4勝目に相応しい立派なものなのだが、ヒーローインタビューに呼ばれた本人はやや不満そうだった。今日こそは8回を投げ切りたいと思っていたのかも知れない。



確かに尻上がりに好調になっていったことを考えると、82球での降板は早すぎる気がしないでもない。しかし私は次の二つの理由で首脳陣の交代の判断を支持したい。


(理由1) 先週120球以上投げた今永昇太が昨日も117球を投じており、中6日で来週土曜日の阪神戦に先発するのは厳しいかも知れない。そこで、ハマちゃんが今日早めに降板すれば、彼が中5日で土曜日の先発に回り、今永昇太は中7日で日曜日に登板することもできるようになる。


(理由2) 6回裏にハマちゃんの打順が回ってきた場面では、この回最初の点が入り6-2とリードしたところだったが、回またぎの宮台投手は明らかに前の回の球威と制球を失っており追加点を奪うチャンスだった。


ここでこの日2度目のビッグイニングを作ることができれば、大差を味方にして久しぶりに勝ちパターンのリリーフを休ませる余裕の継投ができる。


そして、実際、この回はここから更に4点を奪って目論見通りの展開に持ち込むことができた。
7回の入江投手は別として、一軍に復帰したばかりの砂田投手とこのところあまり出番のなかった三上投手には良い試運転にもなったと思う。




今日は15安打を放ち二桁得点を挙げたベイスターズ打線。
この勢いのまま明日からのバンテリンドームでの中日戦でも打ちまくって欲しい。


ヒーローインタビューに呼ばれた桑原将志が反撃の口火を切ったソロホームランを含む3安打猛打賞で3打点の活躍。ソトも久しぶりの猛打賞となった。



そのほか、蝦名、佐野、牧、戸柱の4人がそれぞれマルチヒットで佐野は3打点、戸柱は2打点の殊勲も挙げている。


今日は現地で観戦していたが、ベイスターズの攻撃が随分長いなあ、と言う贅沢な不満を口にするほど(もちろん冗談で)各打者が満遍なく打っていた。


いや、一人乗り遅れた人がいた。森敬斗は3打席3三振と良いところがなかった。


素人目にも打撃の状態が良く無いように見える。トップを作ってバットが出始めるまでに一呼吸余分な動きが入るように見えてしまうのだ。毎試合ショートでスタメンを続ける疲れがあるのだろうか?




今日はベイスターズ、カープ、タイガースが勝って、ヤクルトと巨人が負けたため、巨人は5位に転落した。
ベイスターズは2位広島とゲーム差なしの3位につけている。


まだまだ団子状態で2位以下は大混戦だが、ここからAクラスの地位を確かなものにするためには、来週の6試合で借金1を完済し、更にいくつか貯金を作るくらいの攻勢をかける必要がある。


今のチーム状態であれば不可能ではないと思うし、三浦監督も接戦を勝っていく中でチームに力が着いてきているのを実感していると言う趣旨のコメントが報道されていた。



今週水曜日にカープに一敗した時は、やっぱり一気に9つの借金を完済するのは流石に無理かと思い、リボ払いで、と言う記事を書いたが、三浦監督は本気で一括返済を目指しているようだ。


監督がそう言うのであれば、勿論、我々ファンはそれを信じてひたすらに応援しますよ。
リボ払いは借金地獄の入り口なので気をつけろと言うポスターも見たことがあるしね。