mizuyashikiのブログ

横浜ベイスターズを中心にその時に考えていることを書きます。

I can see clearly now. 今、全世界のベイスターズファンに伝えたいこと



6戦全勝で終えた先週は素晴らしい時間の連続だった。


正直言って楽な試合は一つもなかった。


全ての試合がクロスゲームで、6試合のうち4試合は3点差以内の接戦だったし、残りの2試合(7-3のジャイアン戦と8-3のカープ戦)も逆転勝ちだった。


もし圧勝し続けるチームだけが強いチームだとしたら、今のベイスターズはきっとそうではないのだろう。しかし、もし、なかなか負けないチーム、負けていても最後まで諦めずにひっくり返すことのできるチームも強いチームだとしたら、今のベイスターズはまさにそれだと思う。


このことを踏まえて、まずは、今週の展望をまとめてみよう。



昨日のイースタンリーグ楽天戦で東克樹が先発し、2回を完璧に抑えた。


前週に6回途中75球を投げており、昨日も特に故障などではなく計画的に2回で降板したようなので、これは1軍に復帰して先発する前の調整登板なのだろう。これを前提に今週の先発ローテーションを予想してみる。


阪神戦 京セラドーム

8月23日 今永昇太

8月24日 濵口遥大

8月25日 東克樹


ヤクルト戦 横浜スタジアム

8月26日 大貫晋一

8月27日 石田健大

8月28日 京山将弥


左の好打者の多いタイガースに対しては、今永、濵口、東の左腕トリオを青柳、伊藤将、西純矢の強力な投手陣にぶつける。


タイガースは先週末の巨人戦で復帰した中野選手、大山選手がブランクを感じさせない活躍を見せており、明日からは近本選手も復帰すると言うことだ。フルメンバーのタイガース打線を抑えるのは決して簡単ではない。


今永はじめベイスターズの3投手には、ベストメンバーのタイガースと戦うことを喜び、誇りを持って自分の投球をして欲しい。勝ち負けは大事だが、それを先に考えてしまうと腕が思い切り振れなくなる。



攻撃については、まず初戦が重要だ。


最近少し調子を落しているとは言え押しも押されもしないリーグ随一の好投手である青柳晃洋選手に対しては、他チームと同様、打線に左打者を並べること、そしてバントを含め脚で掻き回す作戦で来るだろう。


幸い、脳震盪特例で離脱している神里がファームで実戦に復帰しており、昨日もツーベースヒットを放つなど状態を上げて来ているようだ。青柳キラーと言われる彼を明日はスタメンで起用してくるのではないか。



前回は青柳投手と相性の悪い宮﨑とソトをスタメンから外して、彼らを代打として後半のチャンスで使うと言う作戦が奏功したが、明日も同じ戦術を採る可能性が高いだろう。むしろ前回よりもさらに徹底して次のようなスタメンでも良いのではないだろうか。


1番 神里(CF)左

2番 柴田(3B)左

3番 佐野(1B)左

4番 牧(2B)

5番 楠本(RF)左

6番 戸柱(C)左

7番 関根(LF)左

8番 森(SS)左

9番 今永(P)左


4番の牧秀悟以外は全員左バッターと言う徹底した打線で、神里、関根、森の3人はセーフティバントと盗塁で積極的に走り回って欲しい。


続く首位決戦(と呼んでもいいんですか?)のヤクルト戦は、昨日好投した京山も含めて、先週と同じローテーションと予想する。


首位スワローズと3位タイガースとの対戦ということで、先週以上に厳しい試合が予想される。


以前であれば、鬼門京セラドームでの阪神戦は厳しいので一勝でも出来れば良い、などと言っていたところだが、敢えてそう言う予想はしないでおこう。


冒頭に書いたように、今のベイスターズは、なかなか負けないチーム、負けていても最後まで諦めずにひっくり返すことのできるチームに変貌したのだ。こうしたチームに対して戦前に有利不利を言っても始まらない。


我々ファンは、ダイナミックに変わっていくそれぞれの試合の展開に応じて次々と策を繰り出して行くベンチの采配、そしてそれを実践する決して諦めない選手たちの対応力を信じてひたすら応援するのみだ。




昨日の記事でも書いたが、我々ベイスターズファンも試合を楽しみ、大好きな選手達がどんな活躍を見せてくれるのかワクワクしながら応援しよう。


何より、佐野キャプテンが言っているように、選手たち自身が野球を楽しんでいて、毎日ワクワクしながら球場に来るというのだから、我々も同じモードで行こうよ。



ところで、米国出身のレゲエ歌手ジョニー・ナッシュさんが、今、世界中のベイスターズファンに向けて以下のような曲を書いてくれたので、僭越ながら邦訳して皆さんと共有したい※。


I can see clearly now the rain is gone.

今、僕にははっきりと見える。何年ものあいだ、ベイスターズとファンに降り注いでいた雨がすっかり上がったことが。


I can see all obstacles in my way.

これから優勝に向けて乗り越えていくべき全ての壁が見えていて、何をすれば良いのかもわかっている。


Gone are the dark clouds that had me blind.

暗黒と言われたあの時代に僕たちの目を覆い行く手を阻んでいた真っ黒な雲は消え去った。


It’s gonna be a bright, bright sun-shining day.

素晴らしい秋晴れの空の下、皆で優勝を祝う、明るい、とても明るい日がやって来るのだ。


※ ご承知の通り、本当は、1972年発表のレゲエの名曲です。