セ界史におけるゼロの発見
世界史において、はじめてゼロという数字を作ったのは古代インドと言われている。数学者のブラーマグプタは、628年の自著でゼロの概念を明らかにし、ゼロと他の数字の加減乗除について現代とほぼ同じ規則を定義した。
セ界史においては、ブラーマグプタの発見から約1400年を経た2022年9月2日から4日にかけて、横浜DeNAベイスターズがマツダスタジアムにおける広島東洋カープとの3連戦でゼロあるいはゼロ封負けもしくは完封負けの概念を明らかにし、一つの試合を通じて誰一人としてダイヤモンドを一周しない場合、一点も入らないことを実証した。
この実証試験は3日間に及び、対戦相手の広島東洋カープの選手達が3日間合計でダイヤモンドを13周する間、ベイスターズにはそうした事象が一度も起こらず、彼らの理論の正しさが確認された。
実証試験に参加したベイスターズの選手たち
その後、実はこの年、ベイスターズは10回を超えるゼロ封負けを喫していたことが明らかになり、さらに、阪神タイガースは既に20回を超えるゼロ封負けを喫していたが、同チーム代表の矢野燿大氏は、3日続けてゼロ封負けをしたことが無かったので、この大発見に気づくことができなかった、と悔しがった。
現場で指揮した三浦大輔氏は、この大発見にもかかわらず、
「(攻守で)細かいミスが多かったかな。流れがこないというか、つかめないというか、そんな感じでしたね」
と謙虚な姿勢を崩さなかった。
大発見を現場で指揮した三浦大輔氏
以下、参考情報。
負 ベイスターズ 0 - 7 カープ
勝利投手 玉村昇吾(2勝2敗0セーブ)
敗戦投手 京山将弥(2勝2敗0セーブ)
本塁打 坂倉将吾13号(7回裏満塁)




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