mizuyashikiのブログ

横浜ベイスターズを中心にその時に考えていることを書きます。

時に、良いことはバラバラに壊れてしまう。でも・・・



10月13日 


CSファーストステージで敗退した直後から、ベイスターズ関係者の去就に関する様々なニュースが一斉に報道された。


先日のブログで、この記事のタイトルにあるマリリン・モンローの言葉を引用したが、その言葉通り、チームは一旦バラバラになろうとしている。しかし、これも来シーズンにさらに強いチームを作り上げるための最初のステップなのだろう。



[三原球団代表の退任]


三原さんは2019年に高田繁前GMが退任した際に実質的なGMを兼ねた球団代表に就任された。


その後、レジェンドコーチの招聘やFA等を控えた有力選手たちの複数年契約での残留そして新たな外国人選手たちの獲得に辣腕を奮い、チームの成績向上を支えた功労者だ。


後任は萩原チーム統括本部長の内部昇格が有力とのこと。プレイヤーとしてもGMとしても経験豊富だった高田さんからDeNA経営陣の三原さんに代わった時は少し不安に感じたが、始まってみると、現場と密にコミュニケーションを取りつつ一線を画したシビリアンコントロール的な冷静なチーム運営は危なげなく、チームの成長計画が良くわかるものだった。


信任の萩原さんも三原さんの路線を踏襲してきっと上手くやってくれることだろう。




[青山ヘッドコーチの退任]


ラミレス監督時代からヘッドコーチを務めた青山さんが退任することとなったが、一二軍をつなぐ巡回コーチとしてチームに残るとのこと。調子の良いファームのメンバーをタイムリーに一軍に上げるというのも重要な仕事なので、それを青山さんに期待したい。


ヘッドコーチがどう言うことをしているのか、外部からだと中々具体的にはわからず、毎年恒例のシーズンを振り返る球団公式DVDをみる限りは、番頭さん的な役回りなのかなと思う。


デーブ大久保さんによれば、現在のプロ野球界でも青山さんは野球をよく知っているコーチの筆頭ということなので、チームは彼に支えられていた部分も大きいのだろう。



後任のヘッドコーチは石井琢朗野手総合コーチの昇格が有力か。この場合、同ポジションは空席となるのかあるいは新たなコーチを招聘するのか。


個人的には、今シーズンでカープを退団する河田ヘッド兼守備走塁コーチが入団して、今シーズンから好転の兆しの見えた走塁・盗塁のレベルを数段アップさせて欲しいと考えている。


彼は石井琢朗さんとは広島やヤクルトで共にコーチを務めていた縁もあるので、あながち無理ではない様に思う。



[エスコバー、ロメロ、クリスキーの帰国]


外国人選手の帰国ラッシュが報じられた。


エスコバー投手は後半打ち込まれる場面もあったが、相変わらず70試合以上に登板してブルペンを支えてくれた。彼は来季が2年契約の2年目なので、また来春元気な顔を見せてくれるだろう。


彼が打たれる時は、ストレートをファウルで粘られて四球あるいは甘く入ったところを弾き返されるということが多い。カウントが悪くなるとほぼストレート一本になってしまうので単調になりやすいのだろうか。


来年もセットアッパーとして活躍するためには、チェンジアップやカーブを腕の振りがゆるまずに投げられるようになるなど、緩急を使ったピッチングを習得する必要がある様に感じた。



ロメロ投手とクリスキー投手の来年の契約はシーズンオフの新外国人の獲得状況などによって流動的だ。


クリスキー投手はボールに力があり三振が取れるし、離脱の原因がコロナち故障と明らかなので、もう一年期待したい。


一方、ロメロ投手は現状では厳しい。メンタル面のムラとアバウトなコントロールを改善しないことには年棒に見合った働きは難しいように思う。






[山﨑康晃のポスティングでのMLB挑戦]


山﨑康晃のメジャー挑戦は既に数年前から希望を球団に出しており、球団としても認める方向だと思うので、ほぼ既定路線なのだろう。MLBの複数球団が興味を示しているという報道もあった。


球団としても来年オフの海外FA取得前にポスティングで海を渡る方が譲渡金の点でメリットがあるし、彼自身の年齢を考えても早い方が良いのは確かだ。



億単位の譲渡金、推定2億8000万円の年俸、そしてCSファーストステージの10億円を超える収入を使って何をするべきか?新球団代表の萩原さんの最初の難しい宿題だ。


山﨑投手に代わる外国人のクローザー候補(ロッテのオスナ投手など)や後述するように来季も前半不在となる可能性のあるオースティン選手に代わる外国人スラッガーの獲得、あるいは、今年注目のFA選手である西武の森友哉選手や広島の西川龍馬選手の獲得など、じっくり考えて果敢に動いて欲しい。これは来季の優勝の可否に直結する問題だと思う。



[オースティンの帰国とその後]


オースティン選手もシーズン終了後速やかに帰国の途についた。


彼自身、チームに貢献出来ず悔しいシーズンだったというコメントを出していたが、ファンも同じ気持ちだ。


そして、今朝のニュースでは、今年4月に米国で手術を受けた右肘の状態が悪く、シーズンオフに再手術を受ける可能性があるという。手術を受けた場合は来季も開幕は不在となる可能性が高いとのこと。


クリーニング手術の場合、野手は2、3ヶ月で復帰することが多いのだが、半年近く経ってもまだ守備につけないと言うのは、手術の失敗あるいは手術後のリハビリで無理をして悪化させたなど、何か問題が残っているのだろうとは感じていた。


ただし、現時点でこのニュースを報道しているのはスポニチアネックスのみなので、詳報を待つことにしよう。




[藤田一也現役続行]


最終戦の最終回一死満塁の同点・逆転のチャンスで初球ホームゲッツーを打ちヘッドスライディングした一塁ベース上で起き上がれなかった藤田一也選手が来季も現役続行という姿勢を明らかにした。


ひょっとすると、あのゴロが一、二塁間を抜けていたら、逆転打を花道に引退ということもあったのかもしれないが、あの悔しい結果のままでは終われないという気持ちに火がついたのではないだろうか?





こうして、チームは一旦バラバラに壊れてしまうようにも感じられるが、それが来年のさらに良いことにつながると信じて見守っていくこととしたい。