mizuyashikiのブログ

横浜ベイスターズを中心にその時に考えていることを書きます。

今週もベイスターズの好調が続くことを願い先発投手と打順について考える




連敗で始まった4月は球団史上最高の勝利数である16勝を挙げ貯金10を作るスタートダッシュを決めた。


3月も含めると(たった1試合だが)16勝7敗、勝率 .696の貯金9で2位阪神に3ゲーム差をつけて単独首位に立っている。


打率 .250はリーグトップ(2位は広島の .241)、防御率も序盤の連敗中は酷い数字だったが、リーグ2位の2.63にまで良化させた(1位は阪神の2.58)。


ここまでのところは文句のない戦いを続けている。


しかし、連勝はいつかは止まる。


次のステップとして重要なのはその時の反動をできるだけ小さくし、再び連勝モードに回帰できるようにすることだ。


そのためには、連敗しないような先発ローテーションの柱をしっかりと作ること、そして相手投手に応じて若干組み替えることはあってもある程度打線を固定して各選手が自分の役割を徹底できるようにしていくことが重要だ。



【今週の先発予想】


明日からの横浜スタジアムでの広島戦は、話題の中心であるトレバー・バウアー投手の登板が予定されていることから情報も多く、ほぼ以下の通りで間違いないだろう。


2日火曜日 ロバート・ ガゼルマン


3日水曜日 トレバー・バウアー


4日木曜日 石田健大


対するカープの先発は順に床田寛樹(火)、九里亜蓮(水)、森下暢仁(木)で、こちらもほぼ確定。


肘の手術明けで1軍初登板となる森下投手は未知数だが、床田、九里の両投手はこれまで何度も煮え湯を飲まされてきた難敵で、しかも2人とも好調。話題のバウアー投手の初登板だが、そう簡単ではなさそうだ。


続いて週末には神宮でのヤクルト戦が予定されている。先週横浜スタジアムでベイスターズが3連勝しているため、ヤクルトはやり返そうと手ぐすね引いていることだろう。


今日の投手指名練習のメンバーから考えると、次のような順序での先発が予想される。


5日金曜日 今永昇太


6日土曜日 濵口遥大


7日日曜日 東克樹


対するヤクルトの先発は、先週と同じローテーションを守るとすると高橋奎二(金)、小川泰弘(土)、吉村貢司郎(日)となる。


ベイスターズの先発は先週のローテーションから手術後で大事を取り投げ抹消にしている平良拳太郎と不調の大貫晋一が外れ、代わってバウアーと濵口が入る布陣となり決して悪くはない。


そして、この予想通りだとすると、決して揃わないと言われていたベイスターズの左腕4兄弟が歳の順に木曜日から日曜日まで並ぶことになる。



しかし、対戦相手の広島とヤクルトもそれぞれ現状でのエースあるいはそれに準ずる投手を並べており、単独首位に浮上したベイスターズの独走を阻止するための包囲網を敷いてくるものと予想される。


今シーズンはまだまだ先が長いが、今週の6連戦がその行方を占う最初の関門になる。


今週、最低でも5分の星で終えることができれば簡単に首位が入れ替わるということないだろうし、もし4勝2敗以上の成績を収めることができれば、4月に続いて5月も貯金を積み上げるためのレールを敷くことができるだろう。


そして、ベイスターズの伸び代と目されているバウアー投手の加入が実際どの程度の効果を持つのか、当面の答えが出る週でもある。


先が長いこともあり、結果が良くても悪くても一喜一憂せず、落ち着いて受け止めることが大事ですぜ皆の衆。



【宮﨑敏郎復帰後の打順について】


先週は前半のヤクルト戦そして対中日の第1戦までは宮﨑敏郎の名前はスタメンに含まれておらず、3番に関しては首脳陣の苦心のやりくりが続いた。そして、その影響は2番と7番の起用にも及んでいたと思う。


今週は宮﨑の復帰にともない、1番 佐野恵太、3番 宮﨑敏郎、4番 牧秀悟、5番 桑原将志、6番 関根大気の5人は、余程のことが無い限り、相手先発投手によらず固定されるだろう。


捕手についてはベイスターズの先発投手に応じて伊藤光(ガゼルマン)、戸柱(石田、今永)、山本祐大(東)の3人を併用する形で7番あるいは8番に入ることとなる。


これまで戸柱と2回、伊藤光と1回バッテリーを組んでいるハマちゃんは捕手の負荷分散も考えて伊藤光と組むことになるだろうか。


そしてバウアー投手の先発時については全く情報がないが、課題があるとされる彼のクイックモーションの弱点を少しでも補うという意味では強肩の山本祐大がマスクを被る可能性が高いように思う。


性格的にも、バウアー投手が若手の捕手をリードすると言う組み合わせの方が相性が良いのではないだろうか。



問題は2番と7番だが、まず2番打者は連勝を続けた先週と同様、右手投手の場合(従って、上記の予想が正しければ、対広島第2戦、第3戦、そして対ヤクルト第2戦、第3戦が該当する)には京田陽太、左投手の場合には林琢真が起用されると考えられる。


サードのスタメンは宮﨑敏郎なので試合後半の守備固めを除けば、京田、林両選手ともにショートでの起用が濃厚だ。


7番の候補はネフタリ・ソトだが、先週も全く調子が上がる気配が見られなかった。


注目したいのは、右投手に対する打率 .091、左には .308とかなり偏った成績を残している大田泰示だ。左投手の先発する火曜日の広島戦と金曜日のヤクルト戦には彼を上手く使いたい。


大田選手はあまり下位打線と言う印象はないが、三浦さんはそれなりに機能しているつなぎの2番と桑原、関根の5、6番コンビを連勝中に変えたくはないだろうし、いわゆるフリースインガーの大田泰示が7番で思い切り振り回す姿も見てみたい。


と言うことで、この2試合は大田選手にスタメン7番を任せよう。この場合、彼はライトを守り、佐野恵太がファースト、関根大気はレフトに回る。


右投手の先発が予想されるそれ以外の4試合については、復調を期待してソト選手をファースト7番で起用するか、あるいは神里和毅をライト7番で起用するかの二択だと思う。


代打の切り札として良い働きをしている楠本泰史を再度スタメンとして起用すると言う決断は連勝中の今はしないだろうと考えるからだ。


私の予想では、三浦監督はソト選手にチャンスを与えると思う。


ファーストの守備練習を行なっているタイラー・オースティンが1軍合流するまで恐らくあと2週間。ソト選手の状態が今のままだとすると、下手をするとそれ以降はベンチ要員あるいはファームでシーズンの大半を過ごしそのままオフに退団と言う悲しいシナリオも見えてきてしまう。


これまでのソト選手の貢献と復調した場合の利得の大きさを考えて、最後のチャンスを与えるような気がしてならない。



以上をまとめると私の予想する打順は次の通りとなる。


(対左投手のスタメンと打順)


1番 佐野恵太(ファースト)

2番 林琢真(ショート)

3番 宮﨑敏郎(サード)

4番 牧秀悟(セカンド)

5番 桑原将志(センター)

6番 関根大気(レフト)

7番 大田泰示(ライト)

8番 伊藤光(火曜日)/戸柱恭孝(金曜日)(キャッチャー)

9番 投手


(対右投手のスタメンと打順)


1番 佐野恵太(レフト)

2番 林琢真(ショート)

3番 宮﨑敏郎(サード)

4番 牧秀悟(セカンド)

5番 桑原将志(センター)

6番 関根大気(ライト)

7番 N.ソト(ファースト)

8番 山本祐大(水、日)/伊藤光(土)/戸柱恭孝(木)(キャッチャー)

9番 投手



さあ、あとは神頼みだ。


みなとみらいに建立された勝利(ビクトリー)神社に行って横浜優勝の絵馬を奉納してきたので、こちらも抜かりはない。