mizuyashikiのブログ

横浜ベイスターズを中心にその時に考えていることを書きます。

頑張れ東!先発が試合を作って勝つ流れをもう一度




ベイスターズの4月の快進撃は先発投手陣の活躍で実現した、と言っても良いだろう。


しかし、5月に入ってその流れは変わった。


5月2日 ロバート・ガゼルマン 6回、1失点、勝敗つかず


5月3日 トレバー・バウアー 7回、1失点、⚪️


5月4日 石田健大 5回、2失点、勝敗つかず


5月5日 今永昇太 5回、4失点、勝敗つかず


5月6日 濵口遥大 2回2/3、4失点、勝敗つかず


5月7日 トレバー・バウアー 6回、7失点、⚫️


チームの戦績は3勝3敗だが、先発投手に勝ちがついたのは5月3日のバウアーのみ。


QS率にすると33.3%、防御率(先発投手のみ)は5.12と芳しくない。



打高投低の傾向はベイスターズに限ったことではなく、リーグ全体で点の取り合いのような試合が多く見られるようになった。


セ・リーグの順位は首位DeNA(この言葉にまだ慣れていない気がする)に続いて、2連敗中の阪神が3ゲーム差の2位。


さらに1.5ゲーム差で3位広島、そこから0.5ゲームで4位ヤクルト、と続く混戦状態だ。


この混戦から抜け出すのは、ローテーションをいち早く立て直し、先発投手が試合を作って勝つと言うサステナブルな戦いを続けられるチームになるだろう。


ベイスターズの先発投手陣がリーグトップクラスにあるのは間違いないと思う。


投手王国と言われている阪神や中日にも引けを取らない、いや、今年に限っては質量ともに優っていると自負している。


混戦から抜け出して首位固めとやらをするには絶好のタイミングなのだ。


そして、明日の先発は前回4月30日の中日戦(バンテリンドーム)でマダックスの完封劇を見せてくれた東克樹。



5月7日のヤクルト戦が雨天中止となったため、中10日と休養十分で明日のジャイアンツ戦に臨む。期待は高まるばかりだ。


今シーズン復活を果たし、輝かしい成績を残して新人王を獲得した2018年を上回るような投球を見せている東に先発投手陣再建の役割を任せよう。



前回(4月6日)の巨人戦(横浜スタジアム)では、7回、被安打4、奪三振8、与四球0、無失点で勝ち投手となっている。


前回抑えこまれたジャイアンツ打線は恐らく何らかの対策を講じて来ると思うが、これまで同様、ストレートを軸に低めにボールを集めてストライクゾーンで勝負する王道の投球ができればつけ入る隙を見せずにロースコアの展開に持ち込める筈だ。


対するジャイアンツの先発は苦手意識のある山崎伊織投手。



今シーズンの対戦は4月19日に一度あるが、その試合では7回、1失点で彼が勝利投手となっている。


そう言えば、昨年の前半にやはり東克樹と山崎伊織のマッチアップの試合が横浜であり、私は横浜スタジアムで観戦していたのだが、絵に描いたような完敗だったと記憶している。


調べてみると、2022年4月28日の試合だった。結果は0-7で敗戦。


東は岡本のツーラン、丸のソロなどで4点を失い敗戦投手となった。


その日、私はこのブログで“これが無抵抗主義ですか?”と言う記事を書いたのだった。


ああ、嫌なことを思い出してしまった。


いやいや、今年の東克樹は去年とは別の投手と思って良い。きっとやってくれるだろう。


今日の本人のコメント。


“やはり坂本選手、岡本選手が打つと相手も乗ってくるので、2人の前に得点圏に走者を置かないように”


特に、好調の岡本選手はやっかいな存在だ。一昨日の試合も彼のソロホームランからジャイアンツ打線に火がついてしまった。


今年の東の右打者への被打率は .190であり、対左の .132ほどではないものの良く抑えている。


抜群の威力と精度をもつクロスファイアを決めてしっかりと抑えてくれることを期待しよう。


今年の東克樹のストレートの指標wFAはリーグトップの6.7で今永昇太や今売り出し中のタイガースの村上頌樹をも上回っているのだ。



頑張れ東!


負けんなよ。