mizuyashikiのブログ

横浜ベイスターズを中心にその時に考えていることを書きます。

3本のホームランで連敗は強制終了 牧、有難う




昨日に続き初回に失点する嫌な流れ、この流れを絶ったのは4番の逆転ツーランだった。


その後、さらに2点を失い、劣勢のまま終盤に入った8回裏、逆転スリーランで試合をひっくり返いしたのも4番のスリーランだった。


有難う、牧。


これで、もう完全に復調だ。



5月17日 横浜スタジアム


ベイスターズ 7 - 4 カープ


勝 伊勢大夢 2勝 0敗 1S
負 九里亜蓮 2勝 2敗 0S
S  山﨑康晃 0勝 3敗10S


本塁打 
牧秀悟7号(1回裏2ラン)、8号(8回裏3ラン)
N.ソト3号(8回裏ソロ)


今日のスターティングメンバーは以下の通り。


1番 佐野恵太(レフト)
2番 関根大気(ライト)
3番 宮﨑敏郎(サード)
4番 牧秀悟(セカンド)
5番 N.ソト(ファースト)
6番 桑原将志(センター)
7番 戸柱恭孝(キャッチャー)
8番 京田陽太(ショート)
9番 石田健大(ピッチャー)


好調の関根は6番から動かしたくないと言う三浦監督の意図を感じていたが、今日は思い切って2番に上げることにした。


ここ数試合明らかに復調傾向のソトを5番に置いて、宮﨑、牧、ソトと言うクリーンアップという言葉に相応しい3〜5番となった。


先週後半から不調の佐野恵太は昨日の試合でさらにスイングを崩しているように見えたが、当面は1番固定で行くようだ。


今の彼のスイングは大ぶりの割にスイングに鋭さがないように感じる。ひょっとすると、4試合連続ホームランの陰で無意識のうちに”大物狙い”のバッティングになっていたのではないだろうか?


身体の軸が全くぶれずにコマのように回転する本来のバッティングを取り戻して欲しい。



【先発投手陣の復活はお預けだがブルペンはひと足先に立ち直った】


今日の石田健大の状態は悪くなさそうだと思って見ていたのだが、好調広島打線の勢いを止めるのは容易ではなかった。


初回は菊池選手をライトフライに打ち取ったところまでは良かったのだが、次の上本選手に粘られてフルカウントから歩かせたところからややリズムが悪くなり、続く秋山選手の空振り三振の間に二盗を決められた。


そして、4番マクブルーム選手には3−1とカウント負けした時点で嫌な感じだったが、5球目をレフト前に運ばれて1点先制を許す。


続く2回も先頭の坂倉選手のヒット、そして8番の堂林選手のツーベースで無死二、三塁のピンチを作ってしまった。この堂林への1-1からの一球がもったいなかった。


9番の九里投手が倒れた後、菊池は0-2と追い込んでいたが、低めの変化球(見逃せがボールだろう)をうまく拾われてセンター前への2点タイムリー。このボールをもっと厳しく、というのはちょっと酷なような気がする。


5回には先頭の上本のツーベースの後、秋山の送りバントに対して自らのフィルダースチョイスで無死一、三塁のピンチにしてしまった。その後、マクブルームセンターへの大きな犠牲フライで4点目を献上した。


今日の石田の投球内容は以下の通り。


5回、90球、被安打7、奪三振5、与四球1、失点4



先発陣が軒並み崩れている嫌な流れを止めることはできなかったが、試合を壊さなかった、という意味では最低限の役割は果たしたと思う。


これで明日の東克樹がQSを達成して勝利投手になってくれれば、神宮の今永昇太から始まった先発投手陣の呪縛を解くことができるだろう。


頑張れ、東!


一方、昨日に続いて、今日もリリーバーたちは無失点で抑えた。


三嶋一輝、ウェンデケン、伊勢大夢、山﨑康晃の投手リレーは6〜9回で被安打1、与四球1、与死球1と安定した働きを見せてくれた。


特に、5月5日のヤクルト戦で長岡選手に逆転さよならツーランを浴びて敗戦投手になって以来の登板となった山﨑康晃は気持ちの入った投球で10セーブ目を挙げた。


韮沢選手と菊池選手には12球連続してストレートで、最速154km/hに達した。


ストレートの力強さが戻っていたので、これからまたセーブを積み上げていくことを期待したい。




【牧秀悟の完全復活とN.ソトの6年】


WBCから帰国して以来、ずっと不調が続き、良くなったかと思うとまた沈むということを繰り返してきた牧秀悟だったが、今度は本当の復調のように思う。


直近6試合の打撃成績は次の通り。


5/11 巨人 4打数、1安打
5/12 阪神 4打数、3安打、1打点
5/13 阪神 4打数、0安打
5/14 阪神 4打数、2安打、1本塁打、1打点
5/16 広島 5打数、2安打
5/17 広島 4打数、2安打、2本塁打、5打点


この間の打率は .400、3本塁打、7打点と当たってきた。


これで、今シーズン通算の打率も .279に上がり、本塁打8本は宮崎に次いでリーグ2位、打点25はマクブルームや佐藤輝明を抜いて単独首位となった。



明日先発予定のコルニエル投手と前回対戦した4月21日はノーヒットに終わったが、あの時とは彼自身の状態が全く違う。


是非、打点を挙げて復調を確かなものとして欲しい。


もう一人復調傾向なのがソト選手だ。


5月13日の阪神戦以来、4試合で16打数7安打、2本塁打、4打点と活躍している。


しばらくは今日の打順を続け、ソト選手にランナーを返す役割を担ってもらってはどうだろうか?
2018年からベイスターズに加わったソト選手も今年で6年目。契約最終年であることと年齢を考え、さらに、売り物の本塁打数が、41本、43本、25本、21本、17本と減少傾向であることから、今年で最後か、という声も聞かれるが、ここ数日の働きを見ていると、まだ決めつけるのは早すぎる、という気がしてくる。


今日のホームランで節目となる来日150号となった。


記念のボードwと花束を贈呈され、帽子をとってお辞儀をする彼の姿を見ると、真面目で誠実な彼の人柄が滲み出ているように思う。



私は彼のことが大好きだ。


まだまだ諦めずに、30本くらいホームランを打って、契約延長を勝ち取って欲しい。


頑張れ、ソト!


見せつけてやれ、パワフルスイング!