水曜日の悪魔は確かにいる しかし彼は平等だった
ここ数年、同じことで何度も驚いてしまうことがあり、そのことにむしろ驚いてしまう。
例えば、ネット上の野球関連ニュースで
ノーバン始球式
という見出しがあると、
えっ! ノーパン始球式?
と言って驚いてしまう。しかも、全く学習するということがなく、翌週に同じような記事があるとまた同じリアクションをとってしまうのだ。
安心してください。ノーパンじゃないですよ。
他には、大相撲の若元春関もそうだ。
にーしー、わかーもとーはーるー
という呼び出しを聞くたびに、
えっ!佐野元春?
と言って驚く。毎場所二、三回同じことを繰り返すのだ。
なんでこんなことを書くのかというと、楽天ゴールデンイーグルスもそうなのだ。
球団のロゴを見るたびに、
えっ!漢字の
毛?
と思ってしまうのだ。しかも、毎年、交流戦の度に同じことを繰り返す。
いつもながら、前置きが長くなってしまった。
今日の先発はジャクソン投手と内投手だったが、内投手がほぼ完璧な立ち上がりだったのに対して、ジャクソン投手は慣れないマウンドに苦労したのか、いつもよりも制球が不安定だった。
初回にヒット3本で2失点。
タイムリーツーベースは横浜高校元監督の渡邊さんのお孫さん、渡邊佳明選手のライトの右を破る鋭い当たりだった。
そして、2回にも二死走者なしから9番小郷選手に今季初となるソロホームランを許して0-3とリードを広げられた。
ベイスターズ打線は、対戦経験のほとんどない内投手に全くタイミングが合わず、凡フライが多かった。
とは言っても、内投手にも隙はあり、2回、3回と得点圏に走者を進めるが、好機にもう一本が出ない。
特に、牧秀悟とタイラー・オースティンは合っていないように見えた。
つい最近まで好調だった牧選手は、ヤクルト戦でのデッドボールから調子を崩しているような気もする。
唯一の得点は最終回。
楽天のクローザー藤平選手(今日の試合は両チームとも横浜高校出身者が多かった)から二つの四球と松尾汐恩のヒットで二死満塁とすると、続く桑原将志も四球を選んで押し出し。1-3と2点差まで追いすがった。
なおも二死満塁のチャンスだったが、最後の打者タイラー・オースティンが空振り三振に倒れてゲームセット。
まあ、こういう日もある。
これで、今シーズンの水曜日は0勝8敗1分といまだに勝ちがない。
巷では「魔の水曜日」などと言われているが、確かに水曜日には悪魔がいると思わされるような試合だった。
しかし、ご安心ください。
今日はベイスターズだけでなく、セリーグ6チーム全てが負けているのだ。
従って、ペナントレースという意味では全く影響のない日だった。
水曜日の悪魔はセリーグの全てのチームに平等に災いをもたらすのである。
明日の先発はアンソニー・ケイ投手。
チームに流れを持ってきてくれるような快投を祈る。
オンベイ シラマンダヤ ソワカ
オンベイ シラマンダヤ ソワカ
悪霊退散!





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