交流戦 みんなで負ければ怖くない
苦手の京セラドーム、魔の水曜日と不利な条件が重なった昨日の試合はアンドレ・ジャクソンの快投で4-0と勝利した。
その勢いをかって連勝しカード勝ち越しと行きたいところだったが、そうは問屋が卸さなかった。
ベイスターズ先発のトレバー・バウアーは立ち上がりから制球が不安定で、初回に紅林選手の右肘の辺りにツーシームをぶつけてしまった。
かなり痛がっていたが治療の後試合に復帰した。
しかし、その後の守備からベンチに退いた。
利き腕の肘なので心配だ。大事に至らないことを祈る。
バウアー投手はその後、杉本選手にライトフェンス直撃のタイムリースリーベースを打たれた。
ライトの度会選手はフェンスまで後退してジャンプしたが及ばす。
その分、クッションボールの処理に時間がかかって俊足とは言えない杉本選手を三塁まで進めてしまった。
慣れた外野手であればフェンスまでは行かず、少し手前のクッションボールを捕球しやすい位置で止まったかも知れない。
いや、グラブのわずかに上でフェンスに当たっていたので、やはりチャレンジすべきだったか。
バウアー投手はさらに頓宮選手にも三遊間を抜くタイムリーヒットを打たれ、初回に2点を先制された。
ベイスターズ打線はバファローズ先発エスピノーザ投手のツーシームに手を焼いていたが、3回一死から三森大貴のヒットと石上泰輝のレフト線を破るツーベースで二、三塁とすると、桑原将志のショートゴロの間にまず一点。
さらに度会隆輝がライトの頭上をライナーで抜けるツーベースで2-2の同点に追いついた。
援護点をもらったバウアー投手は、しかし、相変わらず制球に苦しんだ。
4回には、やや不思議な判定もあって二死一、三塁のピンチを迎え、廣岡選手にセンターへのゴロのヒットを打たれて2-3と再びリードを許す。
6回にもセーフティバントと死球の走者を一、二塁に置いてディアス選手にサードへのタイムリー内野安打を打たれ、さらに失点。
バウアー投手はここで降板。
5回2/3、131球、被安打8、奪三振6、与四球2、与死球3、失点4という内容だった。
本人もフラストレーションのたまる試合だったと言っていたが、三つの死球以外にも大きく外れるボールが目につき、調子は悪かったと思う。
そして、6回途中で131球という数字からも分かる通り、守備の時間が長く、野手がリズムに乗るのは難しいゲームになってしまった。
その後、7回は回またぎで坂本裕哉が抑え、8回は宮城滝汰が三者三振に打ちとったが、打線は沈黙し、2-4のまま試合終了。
交流戦に入ってから初めてのカード負け越しとなった。
しかし、今日はセリーグの他チームも勝っていないので、順位にはほぼ影響がなかった(ジャイアンツがホークスとの試合をスコアレスドローで終えたので、2位と3位のゲーム差は1.5に縮まったが)。
今年の交流戦は、これまでのところ、同リーグのチームの勝敗が連動する傾向にあり、あまり順位が変わらない。
今日はそれが有難い。
しかし、明日は連敗を避けなくてはならない。
おっと、明日のソフトバンクの先発は難攻不落のモイネロ投手か。
なーに、こっちだって難攻不落のアンソニー・ケイが先発だ。
1-0で勝ちきろう。




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