mizuyashikiのブログ

横浜ベイスターズを中心にその時に考えていることを書きます。

根拠は不明だが選手起用が的中して3ヶ月ぶりの阪神戦勝利

その後の濱マイク





野球ファンであれば、誰しも次の3連戦の先発投手を予想する。


そして、対戦相手となるチームの先発投手も予想する。


第1戦、第2戦、第3戦それぞれの先発投手を比較して、「うーん、うまくいけば2勝1敗、第3戦はまず勝ち目はないな」などと言う。


そして、この予想が実に当てにならないのだ。


今週のタイガース3連戦も、勿論、試合のない月曜日に検討していて、


第1戦はケイ投手対村上投手のマッチアップでかなり接戦になるだろうが、復帰直後のケイ投手が失点してベイスターズの負け


第2戦はエース東克樹と初先発の早川投手の大戦なので流石に勝つだろう


第3戦は意味不明の森唯斗投手起用で阪神は新人王を狙うドラフト一位の伊原投手なので負けるだろうが、どれほど意地を見せられるか?


というのが私の予想だった。


これが全部外れた。


ご存知の通り、第1戦のケイ投手は今年一番の出来ではないかという好投で、9回二死までリードしていたが入江大生が逆転ツーランを被弾して敗戦。


第2戦は東投手が7回2失点のHQSで予想通りゲームを作ったが、早川投手に5回を2安打に抑えられ、その後も筒香嘉智のソロホームランの一点のみでほぼ無抵抗の負けを喫した。


しかし、これはスイープかと思った第3戦は森唯斗の粘投で勝利した。


結果は予想通り1勝2敗だったが、内訳は全く違っていた。


現状でのタイガースとのチーム力の差を考えれば、「三連敗しなくて良かったあ」という心の声が聞こえてくる気がする。



今日の森唯斗は背水の陣という気持ちが強かったのだろう、立ち上がりはベテランらしからぬ緊張が感じられた。


先頭の中野選手に投じたストレートは2球続けてとんでもない高さに抜けるボール。


その後、熊谷選手にツーベースを打たれ、佐藤輝明選手に先制ツーランを浴びた一球は明らかな失投だった。


2回にも7番、8番に連打を許し一死二、三塁のピンチだったが、ここで伊原投手の打席で1-1からの3球目のスクイズを読んで外したことが今日の試合の分岐点だったのかも知れない。


その裏、先頭の宮﨑敏郎がレフトオーバーのツーベースで出塁すると、続く松尾汐恩がフルカウントからの8球目、インコースの変化球を見事に捉えてレフトスタンド上段に飛び込む同点ツーランホームラン。



捕手としてスクイズを外し、その直後に自らツーランを打つという松尾汐恩の大きな貢献だった。


さらに、4回裏には先頭のタイラー・オースティンが右中間スタンド中段に届く大きなソロホームランで勝ち越し。



結局、森唯斗は3〜5回を三者凡退に抑え、3-2とリードを保った状態でマウンドを降りた。


3回以降はリズムが良く、緩急をうまく使って打者を翻弄する投球術を発揮できていた。





そして、6回にはヒットの松尾汐恩を一塁に置いて、今日昇格したばかりの知野直人がレフトスタンドへのツーランホームラン。


これで5-2とリードを3点に広げてベイスターズが一気に優位に立った。



しかし、やはり首位独走中のタイガースは強い。


9回に悩めるクローザー入江大生が登板すると、一死から因縁の大山選手に因縁のアウトハイをライトフェンス直撃のツーベースとされる。


続く小幡選手の一塁間の強い当たりはオースティン選手が飛びついて捕球したが、一塁への悪送球で二走の大山選手は生還、小幡選手も二塁へ。


梅野選手をショートゴロに打ちとったが、高寺選手には詰まった打球がセンターの前にポトリと落ちるタイムリーヒットを打たれ、5-4と一点差に追い縋られた。


最後は代打の近本選手をファーストゴロに打ちとってゲームセット。


まさに薄氷を踏むような勝利だった。


今日の試合で入江投手には自責点はつかなかったが、一昨日と今日で合計5失点。1回2/3の投球で5失点というのはクローザーとしては流石に多すぎる。


Aクラス争いが熾烈となる9月にクローザーをどうするかというお馴染みの問題と向き合う必要が出てきそうだ。


幸い、ファームではローワン・ウィックが実戦復帰し、森原康平は復調傾向にある。


伊勢大夢と宮城滝汰はある程度安定感があるので、これらの勝ちパターン全員で柔軟な運用ということに落ち着くのではないだろうか?



今日のお立ち台は、森唯斗、知野直人、松尾汐恩の三選手。


森投手と知野選手は自身の立ち位置をよく理解しており、灼熱の2軍での日々でやっとつかんだチャンスを命懸けでものにしたという感慨に溢れていた(知野選手は少し涙ぐんでいるようにも見えた)。


正直言って、今日の活躍だけで彼らの今後がすっかり明るくなったとまでは思わない。


しかし、与えられたチャンスを死に物狂いで掴もうとすることしかできることはないのだ。


今日の気持ちを忘れることなく、今シーズン残りの試合を一つずつ、全て全力で戦い抜いてもらいたい。