連勝で借金完済にあと一歩 大事なのは明日だ
今週は先発投手が皆好投していることは昨日の記事にも書いた通りだが、今日も新人でドラフト1位の竹田祐投手がその流れをつなげた。
9月9日 アンソニー・ケイ 7回無失点 HQS
9月10日 東克樹 5回1失点
9月11日 石田祐太郎 7回2失点 HQS
9月12日 アンドレ・ジャクソン 7回無失点 HQS
9月13日 竹田祐 6回1失点 QS
1軍での初登板初先発以来、竹田投手はストレート、変化球共にキレと制球が良く、非常に安定感のある投球を続けている。
唯一の敗戦となった先週のヤクルト戦(今日と同じ山野投手との投げ合い)でも、やや不思議の投手交代後に残った走者を還されたが、十分に試合を作っていたと思う。
ファームで炎上を繰り返していたあの春の出来事はなんだったのだろうか。
思うに、投手というのは非常に繊細なバランスで出来上がっているものなのだろう。
今日も、初回から当たりそこねのピッチャーゴロ、サードファウルフライ、空振り三振とわずか7球で三者凡退に打ちとった。
2回も村上選手を落差の大きいカーブで三振に打ちとるなど三者凡退に抑え、守りからリズムを作って3回表の味方の攻撃につなげた。
この回は、蝦名、桑原の連打で二死一、二塁となり、休養日あけの4番タイラー・オースティンがフルカウントから真ん中高めの148キロのストレートを叩いてバックスクリーン横に放り込んだ。
先制のスリーランは2週間ぶりの勝利を目指す竹田投手を勇気づけたことだろう(ベンチ前でキャッチボールをしていた彼はこのホームランで思わずガッツポーズをしていた)。
その裏、やや力みが出たのか、一死後に8番の岩田選手にスリーボールとしてしまい、カウント負けすると、その後に甘く浮いた外角のボールをレフトオーバーのツーベースとされた。
二死となって、トップバッターの濱田選手が打席に入る。
先週、先制のソロホームランを打たれた相手で、やや相性も悪かったか。
真ん中低めのストレートをセンターオーバー、フェンス直撃のタイムリーツーベースとされてスコアは3-1となった。
その後、4回、5回は走者を許しつつも要所を締めて無失点で切り抜けた。
すると、打線は6回に再び攻勢に出る。
林琢真のヒットと蝦名達夫のツーベースで一死二、三塁となった場面、この試合前まで4試合無安打だった桑原将志が山野投手のインハイのボールをやや強引に引っ張ると、高く上がった打球がレフトポール際に飛び込むスリーラン。
打った瞬間は切れるかと思ったが、打球は真っ直ぐに伸びて行き、スタンドインした。
宮﨑敏郎の飛球のような軌道だった。
これで6-1となり、竹田投手は6回を投げ切って勝利投手の権利を確保し降板した。
6回、97球、被安打5、奪三振5、与四球2、失点1という結果は先発投手の役割りを十分に果たしたと言って良い。
特に、各チームが恐れる村上選手を3種類のウィニングショットで3三振に抑えたことが素晴らしい。
ファームではバックアップ要員として森唯斗投手が同日に登板していたようだが、アクシデントが無い限り、来週の阪神戦も竹田投手が引き続き起用されるだろう。
継投に入ってからは入江大生が四球を連発した上に村上選手にタイムリーを打たれ、一死しか取れずに降板するという今後に暗雲がかかるようなピッチングだったが、その他の投手(宮城滝汰、ローワン・ウィック、坂本裕哉)はいずれもしっかりと役割りを果たして無失点で抑えてくれた。
入江投手は各関節の可動域が大きいことが特徴で、それが彼のストレートの源泉になっている面もあると思うのだが、制球難の原因にもなる。
今日の投球は、可動域が大きすぎるが故に、手脚がバラバラに動いているような不安定性を見せてしまっていた。
少し時間をとってしっかりと調整する必要があるだろう。
今、ブルペンから彼が抜けるのは痛いが、5点差で勝っている状況でこのパフォーマンスのままでは使いようが無いというのも事実だ。
わずか6球とは言え、結局、ウィック投手をつぎ込まざるを得なかったのは、明日からの巨人戦を前に痛い出費となってしまった。
6-2のスコアでヤクルトに連勝し、これで4カード連続の勝ち越しとなり、借金を1まで減らした(62勝63敗5分)。
何度か書いている通り、このブログでは、CS出場や最終順位よりも借金なし、できれば一つでも貯金を残してシーズンを完走することを目標として掲げている。
従って、今日のデイゲームでシーソーゲームの末、2位ジャイアンツがタイガースに逆転サヨナラ勝ち(11対10!)した、というようなことはあまり気にならない。
ただし、明日からの横浜スタジアムでのジャイアンツ戦は極めて重要だと考えている。
最終的に貯金を残すという目標を考えれば、この連戦を2勝で終えるのか2敗で終えるのかは天と地ほどの差があるからだ。
明日の我が社の先発は藤浪晋太郎投手。
引き続きデジタルデトックスで雑音を遮断し、ひたすらに自分のピッチングをしてください。
そして、打線はジャイアンツ先発の赤星投手をなんとか早めに攻略して欲しい。
前回の対戦で打ち込んでいるからと言って甘く見ては行けない。
ファームで過ごした10日あまりで何かを掴んでいる可能性も十分にある。
曰く、男子三日会わざれば刮目して見よ。
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