mizuyashikiのブログ

横浜ベイスターズを中心にその時に考えていることを書きます。

苦い惨敗だが試合はまだまだ続く 切り替えよう



9月7日 対読売ジャイアンツ 東京ドーム


負 ベイスターズ 3 ー 18 ジャイアンツ


勝利投手 山﨑伊織

敗戦投手 濵口遥大


本塁打 吉川尚輝7号(2回裏ソロ)、ウォーカー20号(4回裏満塁)、ポランコ20号(4回裏3ラン)、中田翔18号(6回裏2ラン)、ポランコ21号(6回裏2ラン)、宮﨑敏郎10号(5回表ソロ)


今日のハマちゃんはなんだか変だった。


初回、坂本、ウォーカーを連続三振に取った時は今日も行けるかと思ったが、次の丸を歩かせたあたりから雲行きが怪しくなった。


4番中田翔の打席で投球動作に入ってから躓くという珍事があり、それ以降はボロボロへの道を真っ直ぐに辿った。


そして、4回裏、ピッチャー山﨑伊織のセカンドゴロで4点目が入った時、間に合うはずのないホームに投げてオールセーフという牧のフィルダースチョイスでダムは決壊した。


それからは、ウォーカーの満塁ホームラン、再びランナーをためてからポランコのスリーランでこの回一気に9点を失い、試合は決まった。



その後も、三浦銀二が6回に中田翔とポランコ(本日2本目)のツーランなどで5点を失い、さらに、7回には坂本裕哉が自身の冒頭も絡んできたのタイムリーヒットで2点を失った。


被安打23、被本塁打5、18失点というまあまあの惨劇だった。


打線は11点差がついてからの宮崎のソロ(5回)と7回の神里、桑原、楠本の参連打で挙げた3点のみ。


のみとは言うが、7点を取った先週木曜日(9月1日)以降では最多得点だ。これを喜んで良いのかどうか?


今日負けたヤクルトはわずか1得点だったので、我が社は3倍も取ってやった。これを喜んで良いのかどうか?


まあ、こういう日もある。離脱者が多く、勝ちパターンに比べて敗戦処理(嫌な言葉だが)のリリーフ達が格落ちせざるを得ない現在のベイスターズのブルペンでは、こうした大敗は甘んじて受け入れざるを得ないだろう。


こうした時は、皆さん、こういうふうに考えてみましょう。


(1)プロ野球というものは全試合勝つわけにはいかない。つまり、必ず負け試合がある。


(2)野球の試合では何点取られても一敗は一敗で、点差は関係ない。


(3)勝ちパターンをつぎ込んだ接戦で負けると翌日以降にも影響を及ぼすので、負ける時は早めにそれがはっきりして省エネモードで負けるのが良い。


つまり、今日の負けは理想的な負けということです。


大事なのは、明日から切り替えて勝ち試合をしっかり勝てるようにしていくこと。


ただし、今日の牧のフィルダースチョイスのように、あえて難しいこと、決まったらすごいけれどその確率は低く、失敗した場合の損失が大きいようなプレーを控えることの必要性だけは声を大にして言っておきたい。


かろうじて優勝の可能性がわずかに残る現在、チームのために渾身のプレーをしたいという熱意はよくわかる。


しかし、だからこそ、当たり前のプレーを選択する勇気を持って欲しい。当たり前のプレーを何度でも正確にできるように鍛錬を繰り返して欲しい。


”びっくりするような好プレイが、勝ちに結びつくことは少ないです。



確実にこなさないといけないプレイを確実にこなせるチームは強いと思います。”      イチロー