佐野キャプテンの復帰など 本日のニュース
明日からオープン戦も最終週となるが、その前にいくつか注目すべきニュースがあったので手短にまとめておく。
まずは新クローザー候補のブルックス・クリスキー投手が13日とうとう来日した。これから隔離期間を経てチームに合流することになるが、1軍での登板は早ければゴールデンウィーク頃に可能か。
右腹斜筋の肉離れでリハビリ中だった佐野恵太選手は先週の教育リーグ2試合(12日の巨人戦と13日の楽天戦)に出場していたが、バッティングも守備も問題なくこなしていた。
バッティングでは最初の試合でヒットも一本打っており、本来のフルスイングができているように見えた。昨日の楽天戦でも併殺打にはなったが、セカンドベース付近に強いゴロを放つなど(ランナーがいなければセンター前ヒットだったかも知れない)復帰間近という印象だった。
先週の時点で、佐野選手は開幕に間に合いそうだという情報が出ていたので、大丈夫だとは思っていたが、軽症だったようで何よりだ。
ただ、フルスイングする際に気になる箇所ではあるし、最初の可能性もあると思うので、慎重に取り組んで欲しい(トレーナーや主治医の判断もあってのことなので問題ないとは思うが)。
三浦監督も次のように語っており、やはりキャプテンに対する信頼と期待がにじみ出ている。
“実戦に出られて、その後の反応というのも見ないといけないと思うけど、出るだけでも大きいと思います。”
伊藤光捕手も先日のオープン戦でセカンドに走り込んだ時に足に違和感があったようで、その後、1軍の静岡遠征には帯同していなかったが、その間も練習には参加していたので軽症だろうとは思っていた。
伊藤選手も昨日の教育リーグ楽天戦に出場し、彼らしいシャープなスイングでレフト前にヒットを放っていた。その後の走塁でも問題ないようだったので、明日からのヤクルト戦でも出場機会があるだろう。
彼に代わって益子選手が教育リーグの方に回るのだろうか。益子選手は1軍帯同よりも出場機会を得ることを優先すべき段階だと思うが、昨日の1軍の試合でもヒットを放つなど、次世代の正捕手候補として私は期待している。
このニュースはちょっと深読みしたくなる。
石田投手は先週水曜日(9日)の西武ライオンズとのオープン戦で先発し、5回を1失点(4安打、3四球)で勝ち投手となっている。
ボール自体はあまり良くなく、慎重になりすぎてリズムが悪く球数もかさんだため、ローテーション投手としての当落線上という印象だった。
そのため、明日の教育リーグでの登板は追試という見方もできる。
しかし、なぜ敢えて中5日で、しかも教育リーグで投げる必要があるのか?
一つの可能性は、昨日の上茶谷投手の炎上を見て、首脳陣が開幕ローテーションは難しいと判断したため、石田投手の調子次第では、カープとの開幕カードの第3戦(3月27日)を彼に任せようと考えているのではないだろうか?
上茶谷投手の打たれ出すと止まらないと言う悪癖が出てしまうと、開幕早々チームの勢いを失いかねないと言う可能性はたしかに気になる。
実際、昨日の試合後、三浦監督は、
“不運なところもあったが、それを差し引いてもピリッとしなかった。捉えられる打球が多かった”
と言う厳しいコメントを残している。
だとすると、テスト本番は3月20日の札幌ドームでのオープン戦最終試合ということになり、前回の登板から10日以上開いてしまうのを避けるために明日は教育リーグで調整登板というストーリーが見えてくる。
私の深読みは当たらないことで定評があるのであまり参考にならないかも知れないが、可能性があるように思える。
今年の大河ドラマが鎌倉殿の13人ということで源氏や北条得宗家に関する情報が例年になく取り上げられているが、その中で気になったニュースを一つ。
“第三代将軍 源実朝の木像が大貫晋一投手に似ている。“
ニュースソースは私だ。
山はさけ 海はあせなむ 世なりとも 君にふた心 わがあらめやも
(源実朝=大貫晋一が三浦監督への忠誠心を詠んだ歌)
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