mizuyashikiのブログ

横浜ベイスターズを中心にその時に考えていることを書きます。

孝行息子の静かな熱投で完封勝利

その後の濱マイク





昨年のちょうど今頃、新人ながらマダックスを達成した交流戦(対ライオンズ)の石田裕太郎投手のニコニコした笑顔はずっと記憶に残っている。


お父様の代からの生粋のベイスターズファンということもあり、まさに孝行息子が贔屓のチームに入団して活躍するという夢のような物語だった。


しかし、プロの世界はやはり厳しい。


対戦チームに分析され対策を工夫されると徐々に勝てなくなり、調子を落として登録抹消、そしてファームでも思うような投球ができないこともあった。


日本シリーズ優勝の歓喜の輪に加わることができず悔しい思いをしたことだろう。


シーズンオフには得意のシンカーの逆となるスライダー(縦に小さく曲がるスライダーと横に大きく曲がるスイーパー)を習得し、さらにチェンジアップも磨いて対戦相手の対策の上を行く工夫をしてきた。


そして迎えた今シーズンだったが、一巡目の打順は目論見通りに抑えられることもあったが二巡目に入ると捉えられ、連打が止まらないこともあった。


一軍では4月12日の登板が最後で、その後は再びファームで雌伏のの時を過ごしてきた。


しかし、そういったすべてのことは無駄ではなかった。


今日の石田投手のピッチングがそれをはっきりと証明したのだ。


左打者のインコースにフロントドア気味に入ってくる意図的なシュート回転のストレートだけではなく、糸を引くような”真っ直ぐ”もしっかりと投げていた(右打者のアウトローの良いところをボール判定されていたが)。


そして、今日は左打者に対するチェンジアップが制球も抜けも最高で、板山選手から三つの三振を奪うなど非常に効果的だった。


それというのも、ストレートは勿論、すべての変化球で腕が非常に良く振れていたためだと思う。



9回、107球、被安打1、奪三振8、与四球1という素晴らしい内容での完封勝利は先発ローテーションの一角に食い込むだけの力があることの証拠だ。



打線も長打こそなかったものの、11安打と4試合連続の二桁安打を記録した。


5月に入ってやっと本領を発揮してきたようだ。


今日の打のヒーローは蝦名達夫選手で、3安打1打点の猛打賞で、いずれも回の先頭打者のヒットの目をつむ二つのファインプレーで守りのヒーローでもあった。


ヒーローインタビューでは、急逝されたお兄様のことを聞かれて涙ぐむ場面もあったが、色々なことを乗り越えての今日の活躍だったことと思う。



守備と走塁のアドバンテージは誰もが認めるところなので、このままレギュラーの座を掴む活躍を期待している。


初回一死一、三塁でワイルドピッチによる先制点の後、蛯名選手が初球を思い切りよく捉えたタイムリーで2-0としたことが石田投手を勇気づけ、彼の投球に余裕をもたらしたことと思う。



そして、6回の三森大貴のしぶといヒットと桑原将志の内野安打による2得点も蝦名選手が無死一塁からレフトへのヒットで繋いだことが非常に大きかった。



これで8カード連続で負け越しなし、再び貯金3となり、延長戦でジャイアンツに敗れた首位タイガースとのゲーム差はわずかに1、そしてこちらも延長戦で引き分けに終わった2位カープとのゲーム差は0.5となった。


明日からはマツダスタジアムでそのカープとの3連戦。


4月4日〜6日の3連戦ではスイープされたカードだが、あの頃とはチーム状況が異なる。


なんとか勝ち越して週明けの首位タイガースとの3連戦に勢いをつけよう。


明日の先発はアンドレ・ジャクソン。頼んだぞ!


今日はこれから祝杯をあげるので手短に