帰ってくる人たちの足音
4月29日 対ヤクルトスワローズ 明治神宮野球場 雨天中止
スワローズはサイスニード、ベイスターズは有吉優樹の先発が予告されていたが、前日からの予報通り雨天中止が決まった。
昨日までのジャイアンツ戦2連敗では打線が全く機能しておらず、また、先発投手も失礼ながら谷間というところなので、私としては今日の試合中止を歓迎している。
今日は、コロナ陽性あるいは故障からの復帰を目指す選手たちの近況についてまとめてみることにした。
一昨日このブログでも書いたように、今永投手は27日のイースタンリーグの楽天戦で8回98球、被安打3、与四球1、10奪三振、無失点の好投を見せており、来週には復帰するだろう。
坂本に代わって中6日で横浜スタジアムでのドラゴンズ戦という可能性が最も高いように思うが、今日の中止で登板予定が流れた有吉投手の昇格を見送って中8日でマツダスタジアムでのカープ3連戦の初戦で登板することも考えられる。
今週もまだ2試合残っており、おそらく上茶谷大河と大貫晋一が登板するものと思われるが、よほどのことがなければこの二人の降格はないと考えられるので、二週連続で満塁ホームランを被弾した坂本裕哉か未昇格の有吉優樹のどちらかを外すことになるだろう。
坂本投手が今日の時点で抹消されていないので、有吉投手の昇格を見送ると仮定して、私は来週のローテーションが次のようになると考えている。
5月3日 ドラゴンズ戦 F.ロメロ
5月4日 ドラゴンズ戦 坂本裕哉
5月5日 ドラゴンズ戦 東克樹
以上横浜スタジアム
5月6日 カープ戦 今永昇太
5月7日 カープ戦 上茶谷大河
5月8日 カープ戦 大貫晋一
以上マツダスタジアム
このところ、ベイスターズの投手が打者を圧倒するような投球を久しく見ていないので、そろそろ今永のスピンの効いたストレートで三振の山を築くところを観てみたい。
極端なことを言えば、負けても良いから、気分の良いピッチングを見せて欲しい。
こんな風に思うのは少しムシャクシャしているということなのかも知れないが。
山﨑康晃もコロナ陽性の判定だったが、無症状のまま隔離期間を終え、昨日のイースタンリーグ楽天戦の最終回に復帰後初登板した。
フォアボールを二つ出したのは気がかりだが、三振二つで無失点に抑えた(もう一つのアウトは盗塁死)。
昨日の報道にもあったが、本来は今日のヤクルト戦で一軍に合流する予定だったが、昇格は明日に持ち越された。
今日の公示で三上と池谷が登録抹消となったので、恐らく、山﨑康晃と砂田毅樹が明日登録されるものと予想される。
しかし、山﨑投手をいきなりクローザーにするということはないのではないか?
詳細は不明だが体調不良でベンチ入りしていない三嶋一輝が抹消されていないので、彼が登板できる状態であればもう少し様子を見るのではないかと思う。
しかし、私としては、この二人の先輩が復調する前に、伊勢大夢にもう一度クローザーを任せて欲しい。前回登板の時は多くのファンがそう思うほど素晴らしいボールを投げていたと思う。
横須賀のDOCKで宮﨑選手がバッティング練習を行なっている画像がSNS上にアップされた。静止画像なので確かなことはわからないが、普通にバッティングできているとすれば復帰は近いだろう。
三浦ベイスターズの復帰ルーティンに従い、まずは来週火曜日からのイースタンリーグロッテ戦(平塚)に出場し、問題なければそのまま横浜スタジアムのドラゴンズ戦で登録されるのではないかと思う(4月23日に抹消されているので、5月3日から登録可能)。
昨日と一昨日のジャイアンツ戦での連敗を見ると、やはり、宮﨑選手の抜けた穴は大きく、到底、他の選手では埋められそうにない。まずは代打での出場からということになるかも知れないが、それでも相手に与えるプレッシャーは非常に大きいはずだ。
1日も早い復帰を願っている。
無症状ながらコロナ陽性で隔離されていた浜口遥大と石田健大の二人は、先発投手ということでチェックすべき点も多く、山﨑投手や砂田投手よりも少し時間がかかるだろうという斎藤隆ピッチングコーチの談話があった通り、復帰はもう少しだけ先だろう。
阪神戦の得意な浜口投手については、5月13日からの横浜での阪神戦での復帰に期待したい。石田投手は当初濃厚接触者で自信の陽性判定が出たのが遅かったのでその次の週というところだろうか。
この時点での先発ローテーションは、今永、東、浜口、石田、上茶谷、大貫というところを中核として、調子次第でロメロ、坂本がここに割って入る形になるだろう。
伊藤光捕手も宮﨑選手とともに横須賀でバッティング練習を行なっていたらしい。
彼も左足の強いハリがあったということだが、肉離れ等の重症ではないようなので5月上旬に復帰することになるのではないだろうか。
山本祐大捕手の打率( .071)がいくらなんでも先発で使うには低すぎるので、そろそろ打てる捕手として伊藤選手の復帰が望まれるところだ。
森敬斗選手も2月のオープン戦で肉離れと捻挫を同時に発してから初めてユニフォーム姿で練習参加したという嬉しいニュースが今日あった。
彼の場合は、まず、5月中にファームで出場を続け、状態が上がって来れば6月の早い時点で一軍合流ということになると思う。
最後にタイラー・オースティン選手。
彼は4月13日にアメリカで右肘のクリーニング手術を受け無事成功し、同19日には再来日してリハビリ中だ。
野手のクリーニング手術の場合、復帰は比較的早いと言われている。目安としては2ヶ月程度だと思うので、順調であれば、6月中旬にファームで試合に復帰し、7月には一軍合流という見通しが出てくる。
7月のオールスター前つまり前半戦の終わりにベイスターズの打線はどうなっているだろうか?
1. 桑原(CF)
2. 森(SS)
3. オースティン(RF)
4. 牧(2B)
5. ソト(1B)
6. 佐野(LF)
7. 宮﨑(3B)
8. 伊藤光/戸柱(C)
9. 投手
宮﨑選手が7番というのは意外に思われるかも知れないが、オースティン、牧、ソト、佐野、宮﨑という当社の誇る強打者達とそれ以外の野手ではどうしても落差があり、その落差に対して一番強靭なのが宮﨑選手だと私は思っているのでここに置いた。
彼は、次の打者が誰であろうと3割付近を打ってくれるに違いない。
対照的に、次打者に影響されるのがソト選手だと私は思っている。勝負を避けられるとボール球を追いかけて調子を崩す可能性が高いと思うので、佐野、宮崎の前に置いてみた。
こうして書き出してみると、今のチーム状況は芳しくないが、随分と上り目が多いことがわかる。これを楽しみに、もうしばらく我慢しようではないですか。
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