mizuyashikiのブログ

横浜ベイスターズを中心にその時に考えていることを書きます。

打線爆発と完封リレーで楽天に完勝



6月3日 対楽天ゴールデンイーグルス 横浜スタジアム 7-0 勝ち


打線が機能しない中、オリックスに連敗したが、今日からカードも変わり新たな気持ちでチーム全体の勢いを取り戻したいところ。


それぞれ故障やコロナ陽性判定等でファーム調整中だった大田泰示、森敬斗、石田健大が今日から一軍に合流した。大田選手と森選手はスタメンには名を連ねなかったが、途中出場でも元気なところを是非見せて欲しい。


明日の予告先発は京山投手ということが既に発表されているので、石田投手はおそらく日曜日の先発ということになるだろう。しかし、だとすると、今週火曜日に2回だけの調整登板を行い上々の投球を見せた東克樹投手の次回登板はどうするのだろうか?まさか中継ぎに配置転換ということは無いと思うが。




1. 佐野(LF)

2. 柴田(SS)

3. 宮﨑(3B)

4. 牧(2B)

5. ソト(1B)

6. 蝦名(RF)

7. 嶺井(C)

8. 関根(CF)

9 大貫(P)


継投 大貫晋一(5回)→入江(2回)→三上(1回)→宮國(1回)


1回裏 ベイスターズの攻撃


一死から2番柴田がセンターへのヒットで出塁。続く宮﨑が楽天先発の瀧中投手の投じた内角の厳しいボールを上手く引っ張ってレフトスタンドへ先制のツーランホームランとした。2-0と幸先よく2点のリード。




3回裏 ベイスターズの攻撃


一死から柴田、宮﨑が連続フォアボールで出塁して一、二塁のチャンスとなり、続く4番牧が初球を巻き込むように引っ張ってレフトポール際のスタンド上段に飛び込む大きなスリーランホームランで5-0とリードを広げた。



6回裏 ベイスターズの攻撃


蝦名、嶺井の連続ヒットで無死一、二塁のチャンスから、関根のバント失敗と倉本の三振で二死となった。嫌なムードとなったが、トップに戻って佐野が詰まりながらセンターへのタイムリーヒットで6-0とさらにリードを広げた。


8回裏 ベイスターズの攻撃


一死から関根がレフトへのヒットで出塁し、次の倉本に代わって打席に入った桑原が三塁線を破る鋭い当たりのツーベース。関根は一塁から長駆ホームに還って7-0とダメ押しに成功した。


9回は宮國がフォアボールのランナーを出しながらも無失点で抑え、7-0の完封リレーでこのカード初戦に勝利した。




先発の大貫晋一は絶好調とは言えず、また、楽天の各打者の粘り強い対応で初回から2安打、球数も30に達する苦しい立ち上がりだった。


2回にもヒット2本、3回にはアンラッキーな内野安打、そして5回には二死から連続してフォアボールを与えピンチになったが、ここで、4番島内選手を速くて曲がりの大きいカーブで三振に打ちとり無失点のままマウンドを降りた。


終わってみれば、5回105球、被安打5、与四球2、奪三振5、無失点と言う投球だった。球数がかさんだためQSは達成できなかったが、こうした状況でもチームに勝ちをつけられるのはもはや右のエースと言って良い働きだと思う。



一昨日、昨日とヒットの出なかった3番宮﨑と4番牧が今日はそろってホームランを含むマルチヒットでヒーローになった。2人とも内角のボールを思い切りよく引っ張ったホームランと右方向のヒット(宮﨑は単打、牧はフェンス直撃のツーベース)を打っており、一時の不調から脱したとみて良いだろう。


試合後に三浦監督も言っていたが、牧秀悟に4番バッターの貫禄が出てきつつあるように見える。

今日のホームランも打った瞬間にホームランとわかる素晴らしい当たりで、相手バッテリーに与えるプレッシャーが強まっていることが感じられるようになった。


大貫の後を引き継いで登板した入江投手の今日のピッチングは本当に素晴らしかった。155km/hに達する威力十分なストレートと鋭く曲がるスライダーそして落ちの良いフォークボールの組み合わせで、2回で奪三振4、1人のランナーも許さない圧倒的な投球だった。


これも三浦監督がコメントしていたが、投げる度に良くなっている。本当にそう感じさせる内容だった。今後が楽しみだし、かつて同じ番号を背負った佐々木主浩さんと同じクローザーの位置にたどり着く可能性もかなりあるのではないかと思う。


8回に三上投手が登板すると、久しぶりに、牧と森の二遊間を見ることが出来た。


まず小深田選手の打った二遊間の速いゴロに牧が追いつき、これしかないと言うタイミングでファーストに送球して間一髪アウトにした。最近、守備の面でも良い働きが見られるようになった。オフの大和との合同自主トレが実を結びつつあるのかも知れない。


続いて、代走からショートの守備についた森敬斗もさすがの守備範囲で浅村選手のセカンドベース寄りのゴロに何とか追いつき、間髪入れず反転してファーストへ送球しアウトを取った。送球の鋭さも素晴らしく、非常に華のあるプレーだった。



今日の記事の最後は久しぶりに回文で。横浜の二遊間は、


決まり森牧