筒香のホームラン不敗神話でロッテをスイープ
今日のベイスターズ先発は中10日で大貫晋一。前回の日本ハム戦で4回7失点と炎上したことから、課題を解消しての登板だったと思う。
しかし、相変わらずストレートの出力が不足しており、変化球を駆使して投球術で11連勝後の反動なのか好調とは言えないロッテ打線をなんとか抑えていった。
キレの良いストレートを中心にピッチトンネルを構成する彼本来の投球を取り戻すには、ミニキャンプを行うなど思い切った対策が必要かもしれない(現状の苦しい先発投手事情では難しいだろうが)。
2回にはソトのヒット、角中のエラーでの出塁、友杉のヒットで一死満塁のピンチを迎えたが、田村選手を空振り三振に仕留めたのが大きかった。
続く小川選手はセンターフライでスリーアウト。なんとかことなきを得た。
しかし、3回にもヒット三本で一死満塁のピンチとなり、ここでは角中に犠牲フライを打たれて失点した。
その後、4回と5回は無失点で抑えたが、結果よりも内容を重視したベンチは5回を終えたところで継投に入ることを選んだ。
明日からの西武3連戦が終われば、リーグ戦再開まで4日間の休みがあるため、ある程度贅沢にリリーバーを使っていくという判断は良いと思う。そして、今日の大貫を引っ張るのは我々から見てもリスキーだった。
打線の方は昨日終盤のようなつながりはなかったものの、ホームランを織り交ぜて得点を重ねた。
まずは2回先頭の筒香嘉智がロッテ先発の西野投手の高めのストレートを振り抜いてライトスタンドへの先制ソロホームラン。
さらに、3回には梶原が脚でものにした内野安打に続いて二盗を決め、ここで度会隆輝が粘ってフルカウントの8球目をライトへのタイムリーヒット。
一昨日一軍に復帰してから毎試合ヒットを打ち、打点も挙げている。今日も守備では危なっかしいところを見せたが、試合に使い続けてもらっているうちに経験値を上げて行きたい。
4回にも先頭の牧秀悟がフルカウントから、落ちないフォークだろうか、半速球をとらえてレフトスタンド中段にソロホームランを放り込んだ。
6回以降は徳山壮磨、坂本裕哉、ウィック、森原康平がランナーを出しながらも踏ん張って無失点リレーを決めた。
それぞれがホールドあるいはセーブを記録しており、このメンバーでの継投が安定してきつつあるように思う。
3年前には彼らが勝ちパターンとして活躍している未来像は思い描けなかったが、それぞれが課題を克服して掴み取ったポジションを手放すことなくこのままシーズンを完走して欲しい。
その間に、不調の山崎康晃や伊勢大夢、故障で離脱中のウェンデルケンなどが復帰すれば終盤戦に向けて十分に戦えるブルペンを構築することができるだろう。
今日勝って、ロッテにカード三連勝となった。
筒香のホームランは6本目だが、全ての試合で勝っており、彼が打てば勝つという不敗神話が継続している。
これで交流戦は8勝7敗と勝ち越した。すでに連覇は難しくなっているが、次の西武戦でも勝ち越してできるだけ良い位置でリーグ戦に戻りたい。
3位の巨人は今日楽天に敗れ6連敗となったため、ベイスターズとのゲーム差は0.5にまで縮まっている。
頑張れベイスターズ!
Aクラス入りは間近だ
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