mizuyashikiのブログ

横浜ベイスターズを中心にその時に考えていることを書きます。

阪神戦勝利で3位浮上 しかし盾と盾との戦いはいつまで続くのか

その後の濱マイク





新潟での初戦を惜しくも引き分けたベイスターズ、直近5カード連続で負け越しのないチームとしては今日勝って6カード目も継続したいところ。


先発のアンドレ・ジャクソン投手は今や先発ローテーションの柱の1人であり、4勝目を期待したいところだが、タイガース先発のデュプランティエ選手も好投手であり、前回対戦の経験から言うと多くの得点を挙げることは期待できない。



予想通りゲームは引き締まった投手戦となり、5回終わって両チームとも無得点だったが、リーグ随一のブルペンを誇るタイガースベンチはここで継投に入った。


6回の桐敷投手、7回の石井投手には3人ずつで抑えられ(6回は桑原将志がヒットで出塁したが併殺で終了)、ああやっぱり、と言う空気が広がった。


一方のジャクソン投手は7回もマウンドに上がったが、三つの四球で二死満塁のピンチ。


三つ目の四球となった近本選手への最後のボールは明らかに抜けたストレートで、替え時とみたベイスターズベンチはここで伊勢大夢を投入。


メンタル抜群の伊勢投手はこの痺れる場面で中野選手をセカンドゴロに打ちとりなんとか無失点で切り抜けた(牧選手の送球にはヒヤッとしたが)。


そして0-0のまま迎えた8回裏二死走者なしの場面で打撃好調の九鬼隆平選手が代打で打席へ。


開幕以来無失点継続中の及川投手の5球目を引っ張った三塁線のゴロに佐藤輝明選手が追いついたものの、ファーストへの送球は大山選手のミットに収まらずセーフ、記録は内野安打。



蛇足だが、九鬼選手は織田信長や豊臣秀吉に仕えた九鬼水軍の末裔なので、ホンモノのサムライなのだ。


ここで代走の石上選手がバッテリーの厳重な警戒の中、盗塁を決めた。


この場面で走るのはかなり大胆だが、及川投手のクイックモーションがやや遅いと言う情報があるようなので、それを踏まえての策だったのだろう(盗塁を阻止できるクイックの投球時間は1.30秒が上限と言われるが、この時の及川投手は1.37秒だったとのこと)。



桑原将志が四球で歩き、二死一、二塁となったところで、最近チャンスで凡退が続いていた牧秀悟が打席へ。


牧選手はセオリー通り、及川投手の四球後の初球、真ん中高目に浮いたカットボールをコンパクトにセンターへと打ち返し、二走の石上選手が生還して先制。



8回裏ツーアウトにしてようやく奪った先制点を守り切るべく、新守護神の入江大生がマウンドへ。


一昨日の新潟でのタイガース戦では同じ1-0とリードした9回西から高寺選手に痛恨の同点ソロホームランを浴びている。


そして、奇しくも今日の先頭打者はその高寺選手。


ここは0-2からセカンドゴロに仕留め、続く木浪選手はレフトフライ。


一昨日と同様、二死までは漕ぎ着けたが、ここで一昨日のトラウマが蘇ったか、入江投手はやや慎重になり過ぎたかも知れない。


代打楠本選手が粘って10球目でフォアボール、代走の植田選手が二盗を決め、さらにストレート大好きの代打渡邉選手にも四球で二死一、二塁。


なんだか8回裏のベイスターズの先制シーンと同じような展開になってきた。


さらに、続く近本選手が3-1からの5球目を捉えた打球は牧秀悟の先制タイムリーと同じように二遊間真ん中のゴロ。


センターに抜けて同点か、と一瞬思ったが、牧選手が横っ跳びでなんとか捕球し、直ちにセカンドに送ってフォースアウト。



試合終了、緊迫のゲームはベイスターズの勝利で終わった。



これで5月は11試合を7勝3敗1分と大きく勝ち越し、4月5日以来の貯金1となり、マツダでカープにスイープされたジャイアンツに代わって3位。に浮上した。



しかし、喜んでばかりもいられない。


この11試合での総得点は24点であり、2点打線の名を欲しいままにしている(褒めている訳ではない)。


この勝ち越しは、ひとえに同じく11試合の総失点を17に抑えている投手陣の奮闘の賜物なのだ。


チーム打率はリーグ5位の.219、本塁打数は最下位タイの11本。


どげんかせんといかん。


なんでも貫く矛と絶対破られない盾の有名な逸話があるが、今季のベイスターズの試合は盾と盾との戦いの連続だ。


小さな綻びの出た方が負けると言う緊張した試合が続くと投手陣の精神、肉体両面での疲労が蓄積し、いずれ決壊することは歴史が証明している。


やはり、どげんかせんといかん。


今日は神宮でのスワローズ戦、打線に火がついてどげんかなることを期待しよう。