雨天中止 交流戦までの工程表
本日予定されていた横浜スタジアムでの阪神タイガース戦は雨のため中止となった。
今シーズンは、雨天とコロナのクラスター発生のために、これで8試合が中止となっている。三浦監督は、故障などによる離脱者が多い現状では、中止はプラスに捉えているという談話を出していた。
そうそう。
中止と決まった以上、それをプラスに考える方が良いに決まっている。
ところで、ふと気がつくと毎年恒例の交流戦が始まるまであと十日と少しとなった。
今年の交流戦は、5月24日〜26日の横浜でのソフトバンク戦を皮切りに、27日〜29日西武(所沢)、31日〜6月2日オリックス(横浜)、3日〜5日楽天(横浜)、7日〜9日札幌での日本ハム、10日〜12日ロッテ(千葉)と3週間にわたって繰り広げられる予定だ。
今年も例年通り、綾瀬はるかさんの、「セかパかセかパか交流戦」というCMが流れるのだろうか?あのCMも洗脳効果が高く、期間中は知らないうちに口ずさんでいることが多い。
両リーグとも開幕から40試合程度を消化し(クラスターや天候の問題で中止が多かったチームはベイスターズ以外にもあるが)、ある程度、現状での序列が固まりつつあるが、例年の結果を見ると、上位チームの連敗など、その序列が交流戦でもう一度揺さぶられる可能性があると思う。
しかし、まずは交流戦までのリーグ戦(今日の中止で残り7試合となった)をどのように戦うかについて情報を整理してみた。
明日の阪神戦については予告先発が既に発表されている。
今日の試合で先発予定だったタイガースの青柳はスライドしたが、今永昇太はスライドせず、上茶谷の先発が予定されている。
とすると、今永は日曜日にまわり、前回不調だった東克樹はトミージョン手術明けということもあるので、来週前半の中日戦に回るのではないだろうか。ホームランのでやすい横浜スタジアムよりも大きなバンテリンドームの方が思い切って投げ込めるということもあるかも知れない。
前回好投したフェルナンド・ロメロは得意のバンテリンドームでの中日戦ということもあり、来週火曜日のカード初戦に先発すると思うので、東投手は水曜日の第二戦の可能性が高いと思う。
もう一つの可能性は、この期にローテーションの再編を狙って、今永を中日戦の初戦に回し、東を現状のローテ通り明後日(日曜日)に先発させるという作戦だ。この場合は、ロメロが水曜日の中日第二戦に回るだろう。交流戦のことまで考えると、こちらの方が良いかも知れない。
来週は水曜日に試合が予定されていないのだが、昨日91球を投げた大貫晋一を中5日で18日水曜日に先発させることはまず無いと思う。そうすると、彼は中7日で20日金曜日のヤクルト戦で先発する公算が高い。
明日先発の上茶谷は順序通りなら21日土曜日のヤクルト戦。そして、交流戦前最後のリーグ戦となる日曜日22日のヤクルト戦は明後日15日に投げる予定の東あるいは今永が中6日で先発すると予想される。
ここで、もう一つ考える必要があるのは、コロナ陽性の隔離期間が終わってからファームで2試合復帰登板している浜口遥大の一軍合流時期だが、これが東の復調如何によって変わって来るものと考えられる。
つまり、東が今週日曜日の阪神戦に先発して前回と同様調子が上がらない場合には、交流戦前の最後のリーグ戦となる22日のヤクルト戦で浜口を先発させる可能性が高い(ただし、浜口は野外のデーゲームでの成績があまり芳しく無いので、日曜日は避けるかも知れない)。
浜口は交流戦で好成績を残して来ているので、いずれにしても、24日の週からはローテーションに組み込みたいと首脳陣は考えているはずだ。
対して、少し遅れてコロナ陽性判定のあった石田健大の復帰は交流戦期間中になるだろう。
以上をまとめると次のようなローテーションが見えてくる。
対阪神タイガース 横浜スタジアム
14日(土曜日) 上茶谷
15日(日曜日) 今永あるいは東
対中日ドラゴンズ バンテリンドーム
17日(火曜日) ロメロあるいは今永(15日に東が先発した場合)
18日(水曜日) 東(15日に今永が先発した場合)あるいはロメロ(17日に今永が先発した場合)
対ヤクルトスワローズ 横浜スタジアム
20日(金曜日) 大貫
21日(土曜日) 上茶谷
22日(日曜日) 今永あるいは東(15日に先発して好投した場合)もしくは浜口(15日に東が先発して状態が良くなかった場合)
今日の記事によると、4月19日の阪神戦でハムストリングを痛めて(復帰までに予想以上に時間がかかっていることから見て実際は軽度の肉離れだろう)離脱している宮﨑敏郎が明日のイースタンリーグ日本ハム戦に出場して問題なければ15日の阪神戦から一軍に合流する可能性が高いとのこと。
彼は先週日曜日(8日)のイースタンリーグ楽天戦でホームランを放ち、フルタイムでサードの守備にもついているので、一軍に復帰すればそのままスタメン出場という流れになるだろう。
椎間関節炎で5月6日に抹消された佐野恵太は最短で16日に再登録可能となるため、早ければ17日のバンテリンドームでの中日戦から一軍に戻って来る可能性はある。
しかし、SNSの情報を見ても、まだジョギングや軽めのキャッチボールを行なっている状況のようなので、それは見込み薄かと思う。
17日からのイースタンリーグ巨人戦に出場できるようであれば、20日からの横浜でのヤクルト戦で戻って来る可能性はある。しかし、まあ、交流戦から元気な姿を見せてくれることを期待するのが現実的かと思う。
ということで、宮﨑が復帰しない明日の試合は昨日までと同様のスタメンが予想されるが、阪神の先発が右サイドスローの青柳ということもあり、疲れの見える大和をベンチに置いて、ショート柴田、サード倉本ということになるだろうか。
キャッチャーは先週日曜日に上茶谷の好投を引き出した山本祐大が今回もマスクをかぶることになるような気がする(三浦監督はこういった場合、前例をあまり変えてこない印象がある)。
1. 桑原(CF)
2. 関根(LF)
3. 楠本(RF)
4. 牧(2B)
5. ソト(1B)
6. 倉本(3B)
7. 柴田(SS)
8. 山本(C)
9. 上茶谷(P)
宮﨑の復帰後(日曜日15日以降)は、こういう感じだろうか。大和の状態と相手先発投手の左右によっては柴田のところに大和が入るだろう。
1. 桑原(CF)
2. 関根(LF)
3. 楠本(RF)
4. 牧(2B)
5. ソト(1B)
6. 宮﨑(3B)
7. 柴田または大和(SS)
8. 戸柱(C)
9. 投手
そして、もし佐野が来週後半に復帰できる場合は、もっと迫力のある打線を組むことができるようになる。
1. 桑原(CF)
2. 楠本(RF)
3. 佐野(LF)
4. 牧(2B)
5. ソト(1B)
6. 宮﨑(3B)
7. 柴田または大和(SS)
8. 戸柱(C)
9. 投手
ところで、タイラー・オースティンが自身のSNSでもうすぐ戻るよという趣旨の書き込みをしていた。もし、交流戦の途中からでもDHとして出場可能になれば、これほど心強いものはない。
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