mizuyashikiのブログ

横浜ベイスターズを中心にその時に考えていることを書きます。

たった一つの負けだ。全てに敗北したわけではない



5月28日 対西武ライオンズ ベルーナドーム 5-10 負け


昨日の完封リレーで良い雰囲気のまま引き締まった試合を期待したが、週末の大敗の流れはなかなか払拭することができなかった。


このところの大敗は、ピッチャーが打たれ、警戒しすぎて球数がかさみ、守備のリズムが悪くなってエラーの連鎖という展開が多かったが、今日もその通りの流れのまま3回裏に一挙8失点のビッグイニングを作られてしまった。


それにしても、昨日の固い守備陣とほぼ同じメンバーだというのが信じられないほどの変貌ぶりだった。


しかし、こういう日はある。
たった一つの負けだ。全てに敗北したわけではない


ブルーな週末を過ごしているファンの皆さん(自分も含め)に、水曜日のエラーの連鎖からの大敗の時にも書いた元オリンピック スピードスケート メンタルコーチの松下信武さんの言葉を伝えたい。


”スポーツでもビジネスでも、失敗をしたら失敗からくる損害を取り戻そうとするよりも、損害を横に置いておき、ゼロベースで次のプレーに集中すれば、エラーやミスの連鎖を防止できる可能性が大きくなります。


起こしてしまったエラーやミスは過去の出来事です。私たちは過去と他人を変えることはできません。”


ということで、今日は、終わってしまった試合のことはあえて振り返らない。


ゼロベースで明日の試合について考えよう。


明日の先発は京山将弥。
先週土曜日のイースタンリーグ西武戦で4-2で勝利投手になっている。


7回101球、被安打5、与四球2、奪三振5、失点2という内容だった。
所詮ファームだろうと思われるかも知れないが、今日の試合でもスタメンだったオグレディ、森友哉、呉念庭といったところが先週はイースタンで試合に出ており、京山投手は彼らを森選手の二塁打一本に抑えている。


元々、京山は春のキャンプを一軍で迎える予定だったが、直前にコロナ陽性となり離脱し、その後、今に至るまでファームで調整を続けてきた。心に期するものは絶対あるはずだ。



ライオンズの先発は今シーズン新入団の左腕エンス。
私は未だテレビでも見たことがないのだが、150キロを超えるストレートが持ち味の好投手らしく、今シーズンのこれまでの防御率2.11、被打率 .207、WHIP1.20と成績も申し分ない。


ストレートの速い投手とのことだが、奪三振率は5.40とそれほど高いわけではない。
今日の報道では、豊田コーチからフォークボールを習っているということだが、追い込んだ後に空振りを取れる球が欲しいということなのではないだろうか?


明日の試合でエンス投手がベイスターズ打線相手にフォークを投げてくるかどうか、そして、それが空振りを取れるような精度のあるボールかどうかというところが勝敗に大きく関わってくるだろう。


相手先発の左右を気にすることの多い三浦監督は、明日の試合も右バッターを中心に打線を組んでくると考えられる。


私の予想するスタメンは次のようなものだ。


1. 佐野(1B)
2. 大和(SS)右
3. 宮﨑(3B)右
4. 牧(2B)右
5. ソト(DH)右
6. 蝦名(RF)右
7. 嶺井(C)右
8. 神里(LF)
9. 桑原(CF)右


佐野はもちろん左バッターだが相手投手の左右に関係なく打っているし、神里は左打者ではあるものの、右投手よりも左投手に対しての打率の方が高い( .158に対して .286)ことから起用されるものと予想した。


神里が本調子だったら、2番は大和ではなく彼にしたいところなのだが、先日の試合で2番に入った時は三振モードだったので三浦監督は下位に置くだろうと考える。


ストレートにもフォークにも強い牧秀悟がエンス投手からホームランを打ち、京山投手がHQSを達成して4-2で勝つというのが私の楽観的な予想だ。


今シーズン未勝利の日曜日にそんなにうまく行くわけはないですって?じゃあ貴方はそう思って土曜日の夜を暗くふさいで過ごせば良いですよ。


でも、私は違う。


こういう時こそ、ラミレス前監督の得意のフレーズを思い出して楽観的になろう。


Tomorrow is another day!