mizuyashikiのブログ

横浜ベイスターズを中心にその時に考えていることを書きます。

山﨑康晃も陽性 別世界の完全試合 そしてタイラー・オースティンの帰国





既に報じられていた通り、今日までの予定だった中日3連戦はベイスターズのクラスター発生を受けて中止となった。


そして、連日行なっているPCR検査の結果、新たに山﨑康晃投手がコロナ陽性と判定されたことがわかった。陽性判定と濃厚接触者をあわせると、これでチーム16人目の離脱と言うことになる。


まさに、どこまで続くぬかるみぞ、という感じだが致し方ない。

三浦監督も言っていたが、今できることをやって行くしかない。


当面、気になるのは、12日からの那覇での巨人戦を開催するか否かだ。

明日の11日月曜日は移動日なので、中止の場合は今日または明日の早い時点で決定する必要がある。


NPBは、オミクロン株の平均潜伏期間が2.9日と言うことから、8日にPCR検査で陽性となった選手(砂田、楠本)がいたことことを踏まえて10日までチームとしての活動停止とした。


これと同じロジックを使うと、今日陽性判定の出た山﨑投手がいる以上、明日のチームとしての飛行機での移動というのは認めないと言う判断になりそうだ。ただし、昨日は陽性判定ゼロ、本日1人、と言うことで収束傾向と判断する可能性もある。


明確なルールのないグレーゾーンの判断なので、感染予防を重視しつつも、興行としての収益確保やシーズン後半の過密日程の回避と言った多面的な要素を勘案しての決定となるのではないか。





この週末は全く試合のなかったベイスターズファン(そしてドラゴンズファンも。ご迷惑をおかけしてすみません)の中には、プロ野球の他の試合、特に好投手同士の対戦となったロッテ-オリックス戦を観戦した方も多かったと思う。


私もそのうちの一人で、佐々木朗希投手の素晴らしい投球をテレビで観ていた。


元ジャイアンツの槙原さん以来28年ぶりとなる完全試合。


20歳5ヶ月と言う最年少での達成で、打者13人連続奪三振と言うNPB新記録つき。これまでの記録が9連続だったそうなので、大幅に記録更新ということになる。実は、これは世界新記録でもあるらしい。


一試合で19奪三振というのもプロ野球タイ記録なので、まさに記録づくめの素晴らしい試合だった。


キャッチャーは高校時代にベイスターズドラフト1位の小園投手とバッテリーを苦んでいた松川虎生選手だったが、これも凄い。新人捕手の完全試合達成だ。


この素晴らしい試合を観戦しながら、私はMLBの試合を見るような何か遠くの出来事のように感じていた。


佐々木投手のストレートが最速164km/hフォークボールでさえ146km/hというメジャーレベルのものだったこと、そして、ベイスターズの試合がしばらくない中でプロ野球自体が少し遠いもののように感じられたせいかも知れない。




なるべく考えないようにしていたが、こうなるのではないかと心の中では思っていた。


3月上旬に肘にはりがあるということで離脱して、それからほぼ1ヶ月打撃練習もしていないという状況からは、軽症とは考えにくい。


しばらく逡巡した挙句、やはりどうしようもないと言う判断となって手術を行う結果となった。こうなることも、ぼんやりとだが予想していたような気がする。


クリーニング手術ということであれば数ヶ月。最近増えている野手のトミージョン手術となると来年の復帰も難しい可能性すらある。いずれにしても長期離脱は免れない。


オースティン選手には、焦らずしっかりと治療、リハビリを行なって、いつかまたあの豪快なバッティングを見せて欲しい。


我々ファンは期限を決めず、辛抱強く彼の復帰を待つことにしよう。


Meanwhile


こうなった以上は、今シーズンの補強を考えることにしよう。

先週シンシナティ・レッズを自由契約になった元西武ライオンズの秋山翔吾選手の獲得に本気で乗り出してみてはどうだろうか?


秋山選手は神奈川県横須賀市出身、横浜創学館高校卒業ということで、横浜は地元だ。夫人も横浜出身で中学と高校の同級生だったということなので、お二人で郷里に戻られてはいかがでしょうか。