mizuyashikiのブログ

横浜ベイスターズを中心にその時に考えていることを書きます。

2021年12月のブログ記事

  • 年の瀬に山﨑康晃がリスペクトを取り戻すことを願う

    プロ野球の投手、特にクローザーはメンタルが重要だと言われる。 本人のメンタルはもちろんのこと、対戦する打者のメンタルも重要な要素となる。 そして、スタンドを埋め尽くす(コロナ禍の今は出来ないが)我々ファンのメンタルだってクローザーとバッターの一対一の勝負に影響を与えていることだろう。 新人王を獲っ... 続きをみる

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  • 須田幸太の野球人生

    須田幸太投手は1986年生まれ。 茨城県石岡市の出身で、県立土浦湖北高等学校ではエース兼4番。 強豪並みいる茨城県で県立高校の雄として頭角を表し、2年秋にチームを関東大会初優勝、3年春に選抜高等学校野球大会初出場に導いた。 3年春の選抜大会では、鵜久森淳志(日本ハム、ヤクルト)や福井優也(広島、楽... 続きをみる

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  • 今永昇太のメンターとしての筒香嘉智

    今永昇太投手の契約更改が先日行われ、年俸は現状維持の1億円(推定)となった。 その際、三原球団代表と次のようなやりとりがあったそうだ。 (スポーツ報知 12月23日) “三原代表に「アメリカに興味はあるか」と聞かれ「あります」と答えたという今永。 予想外の問いかけにも、気持ちをしっかりと伝えた。 ... 続きをみる

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  • 牧秀悟選手の来年のシナリオ

    このブログでも何度か取り上げたように、今シーズンの牧秀悟選手は素晴らしい成績をおさめた。 主なものだけ挙げても、次の通り。 打率.314(新人歴代2位) 、22本塁打(新人歴代8位) 14度の猛打賞(新人歴代1位) 、4度の1試合4安打(ルーキー初) 35二塁打(セ・リーグ新人1位) 、5打席連続... 続きをみる

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  • 伊藤光の自分自身への挑戦

    昨日から伊藤光捕手に関する記事が各スポーツ紙にいくつか掲載された。 一つは自分自身の体調やメンタルに関するもの(日刊スポーツ12/26)で、その中でサッカー元日本代表主将のDF長谷部誠さんの著書「心を整える。勝利をたぐり寄せるための56の習慣」を読んで考えたこととして次のように語っている。 「競技... 続きをみる

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  • 上茶谷大河は自分の野球のふるさとに帰ることにしたのだ

    12月25日の神奈川新聞に次のような記事が出た。 “腹をくくって、原点に立ち返る。 横浜DeNAの上茶谷大河投手(25)は大学時代の投球フォームに戻して来季に挑む。 現在のフォームに比べて故障のリスクが高いとされるが、「けがをしないで0勝か、けがをしやすくても勝つかなら、リスクを選びたい」 と並々... 続きをみる

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  • ベイスターズファンの小さな勲章

    あれは2017年 日本一になった1998年以来の日本シリーズ出場を果たした年だった。 対戦相手は当時最強のソフトバンクホークスだ。下馬評は圧倒的にホークス有利で、ベイスターズは4連敗で終わるのではないかと言われていた。 案の定、初戦から3連敗して後がなくなった。 人々の声は、“ベイスターズは弱すぎ... 続きをみる

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  • 最終戦の闇からのベイスターズの歩み

    10月28日の今季最終戦(マツダスタジアム)でのカープ戦は0-7 の大敗だった。 あの日京山は力強いストレートを投げていたが、6回につかまった。小園のライト前ヒットの後、4番西川の意外なバントの構えを警戒しすぎてストレートのフォアボール。この辺から彼のピッチングのバランスが明らかに崩れたように見え... 続きをみる

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  • 三原球団代表の想い

    12月22日 例年通りやや早めにDeNAベイスターズは仕事納めを行った。 三原一晃球団代表は、会見を行い、今オフの積極的な動きについて次のように述べている。 “今までとやり方をちょっと変えた。 正直、昨年FAで2人(梶谷、井納)の選手が出ていったのは決して小さい出来事ではなかったと思う。 そのこと... 続きをみる

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  • オースティン選手(3+1)年契約 球団の本気に今度は我々が応える番だ

    12月22日未明に年末最大の朗報が知らされた。 (サンケイスポーツ記事より抜粋) “来季から3年総額8億5000万円規模で合意し、4年後の2025年の契約オプションも球団が保有する。近日中に発表される。 1年目の昨季は65試合で20本塁打を量産。今季は来日が遅れながらも107試合でチームトップの2... 続きをみる

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  • 気にしいの桑原将志選手が大人になって億超え4年契約

    12月21日 桑原将志選手が年俸変動制の4年契約を結んだ。年俸は1億500万円だそうで、三嶋投手の場合と同じくこの額が最低額として補償されて成績に応じた上積みがあるのだろう。 今年の年俸が4900万円なので、大幅アップだ。来年はFA権取得の見込みなので、それを双方承知の上での4年契約と言うこととな... 続きをみる

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  • 大田泰示選手の復活がベイスターズの守備力を向上させるはずだ

    今シーズンのベイスターズの試合を見ていると、広島などの守備の良いチームとの差を感じることが何度かあった。そこで、少しデータを調べてみることにした。 各ポジションを最も多くのイニング守った選手の守備の指標UZR※は以下の通り。 ※Ultimate Zone Rating: 同じ守備機会を同じ守備位置... 続きをみる

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  • 東克樹投手は来シーズンに向けて自分自身をどのように設計しているのか

    設計というのは、まだ無いものがどうあるべきかを考え、それを具体的な形にしていく行為だ。 将来設計という言葉があるように、我々は皆これからどうなりたいかを考え、その姿や振る舞いに近づけるように努力したり諦めたりする。 対戦相手に研究され対策を練られる立場にあるプロ野球の投手にとって、来シーズンの自身... 続きをみる

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  • 大貫晋一投手がフォーム修正に取り組む

    12月14日 地元の神奈川新聞をはじめ多くのスポーツ紙上で大貫晋一投手のインタビュー記事が掲載された。ほぼ共通した内容なので、主なポイントをピックアップしてみる。 「最下位になってすごく申し訳ない気持ち。でも得られたものもある」 「豆苗からゴボウくらいになりたい」と昨オフは1日7食を日課に約5キロ... 続きをみる

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  • 横浜モバゲーベイスターズになりかけた日

    2010年冬に住生活グループ(現LIXILグループ)がTBSからベイスターズを買い取ろうとし、そして断念したことは既に書いた。 実はその時並行してDeNAが新オーナーになると言う話もあったらしい。 2010年にTBSホールディングの取締役からDeNAの最高財務責任者だった春田真さんに打診があったそ... 続きをみる

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  • 新潟LIXILベイスターズになるかも知れなかったあの頃

    先日の記事で冬になるとなぜか暗黒時代のベイスターズのことを思い出すと書いた。 実は、この時期に思い出すことがもう一つある。 TBSによるベイスターズ球団売却騒動だ。 2010年冬。本拠地の横浜スタジアムでの観客動員数は減少していた。 日本一となった1998年前後は年間160万人ほどだったが、当時約... 続きをみる

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  • 新人年俸レースで牧秀悟が圧勝

    12月16日 牧秀悟選手の契約更改が行われ、1300万円から5倍以上の年俸7000万円(5700万円アップ。推定)でサインした。 5倍超となる大幅アップとなった牧選手は交渉後の会見で「本当にいいのかなというくらい」と、驚きを隠せない様子だった。 「ビックリしました。全然想像以上。5000万円くらい... 続きをみる

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  • 牧秀悟選手が今年新たに設けられた牧秀悟賞を受賞

    12月15日 NPB AWARDS2021が発表され、記者投票で選ばれる新人王は、セ・リーグが広島・栗林良吏投手、パ・リーグはオリックス・宮城大弥投手という結果だった。 また、例年に無い高レベルの新人王争いとなった2021年はセパ合わせて過去最高の6名が新人特別賞を受賞した。 栗林投手は今季、1年... 続きをみる

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  • ベイスターズ暗黒時代のベストゲーム

    日本シリーズが終わってシーズンオフとなり、冬が来ると何故か暗黒時代のベイスターズのことを思い出す。 若い読者の方もいらっしゃると思うので簡単におさらいしておくと、横浜ベイスターズの暗黒時代とは、一般に、2002年から2015年の14年間を指す。 この14年間で最下位になること10回。Aクラスになっ... 続きをみる

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  • 大田泰示選手の入団が決まった

    12月14日 日本ハムファイターズからノンテンダーとなっていた大田泰示選手のベイスターズ入団が決まったことが球団から正式に発表された。 年俸は5000万円で背番号は未定。今シーズンの年俸が1億3000万円なので大幅な減額だが、出来高については手厚く設定されていることと思う。 大田選手がベイスターズ... 続きをみる

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  • トミージョン手術からの生還者たち

    ベイスターズの2021年は6年ぶりの最下位となったシーズンだったが、同時に、手術の年でもあった。 投手陣については、今年に限らず、投球の高速化やスライダーの多投などが顕著なここ数年の傾向として、肩・肘のクリーニング手術やトミージョン手術(1970年代に米国のフランク・ジョーブ博士によって考案された... 続きをみる

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  • 森敬斗の歩いていく道

    12月12日。石井琢朗コーチが2年目のシーズンを終えた森敬斗選手について「スタメンに名を連ねるには、しないといけないことがたくさんある」と言い、時間をかけて大成させるプランを思い描いているという記事があった。 「(潜在能力に)見合った土台づくりをしないと。基礎となる部分をしっかりやってもらいたい。... 続きをみる

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  • これからまた3年三嶋一輝とともに歩もう

    12月10日 三嶋一輝投手がベイスターズと3年間の契約を新たに結んだというニュースがあった。 年俸1億2000万円(現状は1億1000万円)の変動制とのこと。恐らく、最低年俸として1億2000万円が保証されていて、成績に応じて上積みがあるという契約だろう。 三嶋投手は、順調にいけば、来シーズン中に... 続きをみる

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  • 大田泰示選手がベイスターズに入団した場合の戦術的選択肢

    12月9日 日本ハムファイターズからノーテンダーとなった大田泰示選手の獲得に向けてベイスターズが調査を行い、すでに交渉を行ったというニュースが出た。 複数球団が調査という報道も少し前にあったので未だどの様に決着するのかわからないが、実名が挙がっているのはDeNAだけであり、過去の例ではこうした場合... 続きをみる

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  • 藤田一也に申し訳ないとずっと感じていた

    ベイスターズ暗黒期の数々のボタンのかけ違いを正す作業が、現在、急ピッチで進められている(ここはNHK BS球辞苑のナイツ土屋伸之さんの口調で読んでいただきたい)。 12月8日 楽天ゴールデンイーグルスでプレーしていた藤田一也内野手がベイスターズに入団することが決まったという報道があった。 藤田選手... 続きをみる

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  • ブルックス・クリスキー投手入団決定 活躍が期待できる理由

    米国のエージェントがSNSでつぶやいていた通り、ブルックス・クリスキー投手のベイスターズ入団が決定した。 年俸およそ8000万円の単年契約で2年目のオプション権等の詳細は不明だ。背番号はまだ決まっておらず、今後公表される。 昨年フェルナンド・ロメロが入団した時に発表された彼の年俸がおよそ7000万... 続きをみる

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  • そろそろ横浜DeNAベイスターズの創世記を再開すべき時がきた

    イスラエルの歴史学者ユヴァル・ノア・ハラリの著した「サピエンス全史」という本はベストセラーになったし、漫画版も出たようなのでお読みになった方も多いと思う。 この本では、冒頭で、人類とその他の動物の最も重要な差異は何かということについての考察を行っていて、著者は共同作業に注目している。 とは言っても... 続きをみる

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  • フェルナンド・ロメロ残留の価値

    12月5日 フェルナンド・ロメロがベイスターズに残留することが決定したという情報を彼の米国のエージェントがSNS上で公表した。 年俸は115万ドル(約1億3000万円)だそうだ。今シーズンは7000万円だったので、倍増に近い。 この金額について、早くもインターネット上では妥当という意見や少しリスク... 続きをみる

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  • ピンチでの粘り強いピッチングはエースの証

    昨日(12月4日)、横浜スタジアムでファンフェスティバルが行われ、今年のドラフトを経て入団の決まった新人たちも参加した。 ステージに登った小園投手は、自身のアピールポイントとして「ピンチでの粘り強さ」を挙げ、「チームの勝利にたくさん貢献したい」と力強く語っていた。 良く言われることだが、ピンチで粘... 続きをみる

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  • 来シーズンの背番号についての妄想

    昨日、ベイスターズの新入団発表があり、それぞれの選手の背番号も同時に明らかにされた。 やはり一番注目されたのはドラフト1位の小園健太投手(市立和歌山高校)の18番だろう。この番号は言わずと知れた三浦大輔監督の現役時代の背番号であり、彼が一代でエースナンバーにしたと言う印象が強い。 三浦監督以前にも... 続きをみる

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  • 新入団ブルックス・クリスキー投手への期待と不安

    ボルティモアオリオールズ所属のブルックス・クリスキー投手が先月末で退団し、アジアでプレーすることになるようだと言うニュースがあった直後、彼は我がベイスターズに入団することがほぼ確定したと言う報道があった。複数のソースからの情報なので、決まったと思って良いのだろう。 ブルックス・クリスキー投手(Br... 続きをみる

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  • 大和が来てくれた時の喜び。これからも

    大洋ホエールズそして横浜ベイスターズは、本来、守備力のないチームというわけではない。 内野手には華麗な守備を誇ったレジェンドたちがたくさんいるし、特に遊撃手については、山下大輔さん(1976年から8年連続ダイヤモンドグラブ賞)と石井琢朗さん(1997年〜2001年ベストナイン)という名手二人が長く... 続きをみる

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  • 人的補償について考える

    毎年恒例のFAの季節が始まった。 我がベイスターズの宮﨑選手やカープの大瀬良投手と九里投手などについては既にFA宣言はせずに残留ということが決定しており、比較的静かだと言われているが、それでも中日又吉投手がFAすることを宣言し、ベイスターズも獲得に向けて動くという報道があった。 阪神の梅野捕手につ... 続きをみる

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