mizuyashikiのブログ

横浜ベイスターズを中心にその時に考えていることを書きます。

牧秀悟選手が今年新たに設けられた牧秀悟賞を受賞

12月15日 NPB AWARDS2021が発表され、記者投票で選ばれる新人王は、セ・リーグが広島・栗林良吏投手、パ・リーグはオリックス・宮城大弥投手という結果だった。


また、例年に無い高レベルの新人王争いとなった2021年はセパ合わせて過去最高の6名が新人特別賞を受賞した。


栗林投手は今季、1年目からクローザーとして大活躍。53試合に登板し0勝1敗、37セーブ、防御率0.86。


新人新記録となる開幕から22試合連続無失点に始まり、2015年のベイスターズ山﨑康晃投手に並ぶ新人最多タイの37セーブを上げた。

2009年の中日・岩瀬に並ぶ歴代2位の20試合連続セーブも達成するなど、数々の金字塔を打ち立てた。


なお、最優秀選手(MVP)には、ヤクルト・村上宗隆内野手(21)とオリックス・山本由伸投手(23)が選ばれた。


一方、牧秀悟賞(各界のプロ野球通※1によって創設され議論を経て初代受賞者の名前を冠することとされた)も同日発表された。


この賞は、記者による投票ということで主観的な評価になりがちな新人賞に代わり今年新たに設けられたもので、以下の条件を満足する成績をあげた新人打者に贈られる。


・規定打席に到達し打率3割以上


・本塁打20本以上


・サイクルヒットを一回以上達成


受賞した牧選手は、「本当に1年目しか取れない新人王というところを目指して1年間ではあったので、悔しい部分もあるんですけど、素晴らしい賞を頂いたので、そこはすごいうれしく思っています」と話した。



牧秀悟選手の今シーズンの主な成績は以下の通り。


打率.314(新人歴代2位)


153安打(新人歴代4位)


14度の猛打賞(新人歴代1位)


35二塁打(セ・リーグ新人1位)


5打席連続二塁打(NPB初)


22本塁打(新人歴代8位)


260塁打(新人歴代2位)


71打点(新人歴代10位)


OPS.890(新人歴代4位)


3割20本(ルーキーで4人目)


サイクルヒット達成(ルーキー初)


4度の1試合4安打(ルーキー初)


壇上では「来年はこの数字より少しでもいい成績を残したいですし、賞を取ってここの舞台にまた帰ってこれるように頑張って行きたいと思います」と誓った。具体的には「いつかは打点王を取って帰ってきたい」と勝利に貢献する覚悟だ。



また、横浜の街頭でのインタビューでは次のように語るファン※2もいた。


「僕はベイスターズのファンなんですけど、牧選手が自分の名前をつけた賞をもらったのは本当に嬉しいです。牧選手は新人王というような物差しにはおさまらないようなスケールの大きな選手になってくれると思っているんで。」


また、このような意見もあった。


「長嶋茂雄さんを説明する時に、1958年に新人王をとった長嶋とは言わないじゃ無いですか?長嶋さんは長嶋、清原さんは清原と言うプロ野球史に残るブランドで、これは新人王よりすごいと思うんですよね。今回の受賞は、牧選手が牧と言う新しいブランドを作るって言うことでしょ?だからこそ嬉しい。」



※注1 諸事情により本年度は私のみ選考に参加


※注2 諸事情によりインタビューを受けたのは私のみ