mizuyashikiのブログ

横浜ベイスターズを中心にその時に考えていることを書きます。

バウアー獲得報道の衝撃の余波と好対照なオープン戦の日常




3月14日 未明の衝撃のニュースの後、様々な人からコメントが寄せられている。


それら全体として、やはりことの大きさと意外さを物語っていると思う。


そして、オープン戦と春季教育リーグは勝てない日常が今日も続く。



【バウアー獲得報道の衝撃の余波】


昨晩遅くに別の記事をアップしようと思っていた時にこの衝撃の発表を目にした。


バウアー投手がドジャースから自由契約になった時に、


”今期の年俸の大半(30億円)はドジャースが負担する形でNPBでも契約可能なので、バウアーは過去に縁があったベイスターズに来るかも知れない”


と言う妄想を語るファンや記事があったが、私自身は複数の報道を見てもまだ半信半疑(厳密に言うと3/4信1/4疑くらい)だった。


そして、午前9時の定例の球団からの広報でバウアー選手入団の正式発表とPVがアップされたことで、これは紛れもなく事実なのだと納得した。


この発表の衝撃度を伝えるために各界の関係者のコメントを並べて行ってみる。



○三浦大輔(ベイスターズ監督)


バウアー選手本人とのオンラインの会談での発言


”こういう機会を与えてもらって非常に興奮している”


”世界中の反応もすごいと思う”


”元気に会えることを楽しみにしている”


球団作成PV内のコメント


”前例のないこと。


ランディ・ジョンソンやロジャー・クレメンスと同じくらいのレベルの投手が現役バリバリで横浜に来る。


大きな戦力が加わったと思います。


楽しみにしててください”


本日、記者団に語ったこと


”興奮しましたね。


横浜スタジアムであの投球が見られるんだと思うと楽しみでしょうがない”


”(話が決まってからは)言いたくてしょうがなかった。


早く発表してくれへんかなと思った”



”朝からそのニュースで内心穏やかじゃない投手もいないといけない。


そこは刺激を受けてもらわないと。


枠の取り合いだから。より厳しくなるわけだから”



○今永昇太(ベイスターズ投手)


2019年にシアトルのドライブラインベースボールにトレーニングに行く際に、同じ施設を利用しているバウアー投手と出会い、食事を共にするなどの交友のある今永投手は以下のようなコメントを出している。


”普段、寝起きの悪い僕ですけど、ニュース見て、目が覚めました。


まずあり得ないこと。それが現実に起きている。


まだ会ってみないと、ウソか本当かわからないぐらいの、そのレベルの出来事なので。


事件と言ってもいいぐらい。


日本球界にとっては、そういった選手が目の前で見れる”




○萩原龍大(ベイスターズ統括本部長(編成トップ))


”数年前からうちの施設(横須賀のDock of Baystars )に来ていただいたり、選手と交流を持っていただいていた。


1月にドジャースからの放出があった時から気になっていた。


何とかならないかと全社で検討していた。


3ヶ月くらいかかりましたけど、やっとここまできた”


”いわゆるそこの縁が繋がってなかったら、正直どうなっていたかわかりません。


それがあって、我々は自分たちで、彼の人格とか信頼に足ると感じられているのが大きいことだと思います”


今回のオファーについては、慎重に調査を進め、暴行の疑いは証拠不十分で不起訴となり刑事責任を問われる立場ではないことを確認した上での決定とした上で


”手に入れられる情報は全部手に入れた。


本人や代理人、その他いろんなところから情報を集めて我々としていけると判断した結果です”


”ご本人もサイ・ヤング賞をとって、日本でも沢村賞を取りたいと公言しているので、活躍を期待している”




○佐藤輝明(阪神タイガース 内野手)


佐藤選手は大のメジャー好きであるらしく、


”めちゃくちゃすごい投手”


と絶賛しており、次のようにコメントしている。


”なんか面白そうだなって。しっかり打って勝てるようにやっていきたい”



○金ちゃん(鬼越トマホークツッコミ担当)


球団発表へのリツイート


”ヤバイ!!


まさかのバウアーが横浜に!!


サイ・ヤング投手が・・・めちゃくちゃ楽しみだ!!


ありがとうDeNA”



最後に本人のコメント


”今シーズン、ベイスターズでプレーができることになり、非常に興奮しています。


日本プロ野球でプレーすることは私の夢であり、その夢をファンの皆さんの前でお見せすることができる球団として、ベイスターズ以上のチームはないと思っています。


素晴らしいチームの一員となり、一緒に優勝を目指すことができる機会をいただいて、とても嬉しく感じています。


選手そしてファンの皆さんに会いたい気持ちで既に待ち遠しいです。


横浜の街で会えることを楽しみにしています”


中4日での登板が普通になっているMLBの中でもバウアー投手は”投げたがり”で有名であり、常々、中3日を希望しているということだ。


本当に彼の意見を取り入れてローテーションを組むことになるとすると、例えば、4週間の先発は次のようになる。



T.バウアー 7登板


今永昇太 4登板


大貫晋一 4登板


濵口遥大 3登板


石田健大 3登板


R.ガゼルマン 3登板



ア、アカン、優勝してまう!



【一方 日常は相変わらずのオープン戦】


今日のオープン戦は横浜スタジアムでの阪神戦。


先発のハマちゃんは主審の辛いジャッジにも泣かされ、初回に3安打、3四球を許して4失点。しかし、その後は修正して2回〜5回を四球1、被安打0で乗り切った。


立ち上がりさえスムースに行けばローテーションの一角を担う力はあると見て良さそうだ。



初回の4失点に対して、その裏に3点取り返し、そして4回と5回に1点ずつ挙げて逆転に成功したが、2番手の宮城投手が大爆発してしまった。


代わりばなのノイジー選手を見逃し三振に打ち取るまでは良かった。


150キロを超えるストレートとカーブが決まって素晴らしいピッチングだった。


しかし、次の大山選手が打席に入ると人が変わったようにストライクが入らなくなり、ストレートでフォアボールを出すと、あとはボロボロだった。


結局、1/3回、被安打3、与四球4、失点5という惨憺たる結果で降板した。


その後、3番手の石川投手は粘っていたが、新人の森下選手に甘く浮いた変化球をレフトスタンドに運ばれた(ツーランホームラン)。


終わってみれば、6-11の大敗。最近よく見かける二桁失点のゲームだった。


攻撃陣は、佐野、宮﨑、楠本といった主力がマルチヒット。アンバギーや太田、桑原などにもタイムリーヒットが出てチーム全体で11安打ということで復調の兆しは見えている。


春季教育リーグは西武と1-1の引き分け。




笠原投手は今日も粘りつよいピッチングでランナーを出しながらも5回を無失点で抑えた。


2番手の京山投手は1失点で済んで良かったという感じでまだまだ復調には時間がかかりそう。



その他、林琢真選手の五試合連続安打となるタイムリーが出て、松尾汐恩選手にもヒットが出るなど新人野手の活躍が目立った。


林選手はファーム降格ということではなく、今週はこちらで出場と言うことだろう。


17日のPayPayドームでのソフトバンク戦には1軍に戻って来ることになるはずだ。