mizuyashikiのブログ

横浜ベイスターズを中心にその時に考えていることを書きます。

今週の先発とスタメン 通常運転かギャンブルモードか




交流戦の2/3が終わり、明日から最終週の6連戦が始まる。


火曜日からのカードが日本ハム戦、金曜日からのカードがロッテ戦で、場所はいずれも横浜スタジアム。ホームでの成績はここまで16勝6敗1分で勝率 .727とかなり良い。


現在7勝5敗で読売と並び交流戦首位タイにつけている我がベイスターズとしては、得意のホームの地の利を生かして初の交流戦優勝を成し遂げたいところだ。


このところ、先発投手が試合を作り、打線がきっちり得点する試合が増えており、チームの勢いも出てきたようだ。


ここは一つ、この6試合を短期決戦のように考えて、総力戦で優勝を狙いに行くべき時ではないのか?


と言うことで、試合のない月曜日に明日からの「短期決戦」の先発投手とスタメンについて考えてみた。どちらについても、外国人選手の使い方で通常運転モードとギャンブルモードも両方が考えられる。


三浦監督は(あるいは作戦担当の相川コーチかも知れないが)ラミレス前監督ほどではないものの、佐野の1番打者起用のように奇策が嫌いではない印象があるので、ギャンブルモードの方も可能性は低いもののゼロでは無いように感じている。


【先発投手起用の裏ワザ】


明日、火曜日の日本ハムとの初戦については既に今永昇太と上原健太の先発が発表されている。



水曜日以降の先発投手は、先週の登板日及び抹消後の再登録可能となる日を勘案すると次のように考えられる。


通常運転の場合

(日本ハム戦)

6/13 今永昇太

6/14 T. バウアー

6/15 濵口遥大


(ロッテ戦)

6/16 東克樹

6/17 平良拳太郎

6/18 大貫晋一


ハマちゃんと東の順序は逆かも知れないが、今シーズン未勝利でファームからの復帰第1戦となるハマちゃんをカードの頭で起用するのはちょっと憚られるかと思い、上のように予想してみた。



この2人の順序を除けば、ほぼこれで正解なのではないかと言う気がする。


しかし、これを通常運転とすると、もっと挑戦的で当たった場合のリターンの大きい投手起用がないわけでもない。


それは、バウアーに中3日で今週2回先発してもらうと言うものだ。こちらは、勿論、ギャンブルモードと言うことになる。


しかし、以下の三つの理由から、全く可能性がない訳では無いと考えられるのだ。


(理由1) バウアー投手自身が、常々、中3日での登板がベストと言っていること。そんなに中3日で投げたいのなら、やってもらいましょうよ、と言いたい。


(理由2) 上記の通常運転の場合、バウアー投手の登板は14日の後、23日からの阪神戦となってしまい、中8日以上、恐らくは中9日開くことになるので、20日の平塚でのファームの試合(ヤクルト戦)で投げることになると思う。言ってみればこれは無駄遣いだ。それだったら交流戦で日曜日に投げてもらいましょうよ、と言いたい。


(理由3) バウアー投手は好投手と投げ合うのを楽しみにしている。18日の日曜日は佐々木朗希投手が先発予定なので、先発を志願する可能性がある。



そうなると、上記の先発投手は一人余ることになるが、そこについては、前回登板の後やや不安の残る平良拳太郎投手のところで、ハマちゃんを第二先発としてスタンバイしてもらう、あるいはその逆でハマちゃん先発、平良スタンバイでも良い。


ギャンブルモードの場合

(日本ハム戦)

6/13 今永昇太

6/14 T. バウアー

6/15 平良拳太郎・濵口遥大


(ロッテ戦)

6/16 東克樹

6/17 大貫晋一

6/18 T. バウアー


この場合、大貫晋一は中5日ということになるが、前回登板では投球数80と抑えており、問題は無いだろう(と言うか、これを狙って早目に下げたのではないか、という気すらしてきた。我ながら妄想と言うのは怖いものだ)。


いくらバウアーがやりたがってもこの時期にそんなに無理させるべきではない、という球団OBの小言も聞こえてきそうだが、通常運転とギャンブルモードの先発投手の顔ぶれを見て欲しい。


相手チームに与える圧力がかなり違うはずだ。



【スタメンはどうするのか】


昨日のオリックス最終戦では、好投手宮城大弥を攻略して8得点を挙げるなど、とうとう揃った完全体ベイスターズ打線の威力を見せつけた。


しかし、明日からはセリーグ主催試合のため、指名打者は使えない。従って、ここもまた通常運転を考えるとすれば、次のような打線になるだろう。


1番 関根大気(ライト)

2番 T. オースティン(ファースト)

3番 佐野恵太(レフト)

4番 牧秀悟(セカンド)

5番 宮﨑敏郎(サード)

6番 桑原将志(センター)

7番 大和(左投手先発の場合)・京田陽太(右投手の場合)(ショート)

8番 伊藤光・戸柱恭孝・山本祐大(キャッチャー。先発投手とのマッチング)

9番 ピッチャー


オースティン選手とソト選手についても、調子を見ながら併用と言う可能性はある。


以前、ソト選手は守備ではサードが1番得意だ、と言っていたので、この打線を継続しつつサードもこなせるように練習を行い、週に一度程度の宮﨑選手のお疲れ休みの時にサードに入ってもらえると最高だ。


守備や走塁、控えまで考えた場合、バランスとしてはこれが良いように思う。しかし、ここでも敢えてギャンブルモードを考えてみよう。


それは、オースティンとソトの大砲2つを併用するものだ。





1番 関根大気(センター)

2番 T. オースティン(ライト)

3番 佐野恵太(レフト)

4番 牧秀悟(セカンド)

5番 宮﨑敏郎(サード)

6番 N. ソト(ファースト)

7番 大和(左投手先発の場合)・京田陽太(右投手の場合)(ショート)

8番 伊藤光・戸柱恭孝・山本祐大(キャッチャー。先発投手とのマッチング)

9番 ピッチャー


この場合、試合展開によってはソト選手を早めにベンチに戻して桑原将志を守備固めでセンターに入れ、関根がレフト、佐野ファースト、あるいは関根ライトでオースティンがファーストと言うことにしたい。 


この打線は通常運転に比べると確かにバランスは良くない。しかし、昨日のオリックス最終戦で宮城投手からあっという間に大量点を挙げたあの破壊力を見せられると、もっと見たくなると言うのがファンの心情というものだ。



さあ、まずは明日の初戦だ。


頑張れ今永、負けんなよ!