昨夜の関根のエラーは実は私のせいだった そしてバウアーがんばれ
昨夜の関根大気のエラーはちょっと信じられないほどの凡ミスだったが、一夜明けて冷静に考えてみると、その責任は私にもあるような気がしてきた。
昨晩は友人と夕方から飲んでいたのだが、彼はヤクルトファンで、それぞれDAZNでヤクルト-巨人戦とDeNA-広島戦を観ていた。
そのうちに外国人野手が不調なチームが多いという話になり、彼が、オースティンはどうしたんだ、と言うので、もう直ぐ出てくるよ、と言い返したのだが、わずかにムッとしたので、
“オタクの外人は打つ方は良いけど、サンタナの守備なんかかなり怖いよね。
ライトがあんなに落球してたら勝つ試合も落としちゃうよ”
私の人生で、人に対して上から目線で何かを言うと必ず手痛いしっぺ返しを受けてきた。
にも関わらず、同じような過ちを繰り返してしまう。
ああ、私にも牧秀悟のような学習能力が欲しい。
後になって考えてみると、やはり野球の神様は私のこの失言を許してはくれなかったのだろう。
結果的に、我が社のライト関根大気が「サンタナでも落とさないようなフライ」を落球して、そこから決勝点を奪われて勝てたかも知れない試合を落とした。
思い返してみると、カープのエルドレッドがレフトで落球していた時にも同じしっぺ返しを喰らったような気がする。
関根の件は横に置いても、昨夜のゲームは反省すべき点がいろいろとあった様に思う。
初回無死二塁での桑原将志の当てただけのようなピッチャーゴロ。それでも飛び出してしまい、挟殺プレーを粘って時間を稼がなかった梶原昴希。
二死一、三塁で楠本泰史のラッキーなツーベースの後に全力疾走からのスライディングをしていないように見えた京田陽太の本塁憤死となった走塁。
2度の得点機にいずれも内野ゴロに倒れたネフタリ・ソト。
最終回一死一、三塁の外野フライか内野ゴロで同点というチャンスに高めのボール球を強振してセカンドへのポップフライに終わった佐野恵太。
結局、7回をデビッドソンのツーラン一本で凌いだ東克樹の力投を勝ちに繋げることはできなかった。
仕方のない失敗もあるし、そもそも確率的な問題だったプレーもある。
しかし、これらを全て受け入れてしまっていてはチーム力は向上しないだろう。
そして、こうした失敗の背景には、選手たちの疲労と気負いがあるように思う。
チームの流れとしては、交流戦が終わって、三浦監督が「オールスターまでに最低でも13勝」という目標を設定した辺りから、その言葉が重圧に変わって行ったような印象がある。
三浦さんもしっぺ返しを喰らってしまったのだろうか?
言霊という表現もあるが、つくづく言葉は怖い。
ということで、今日は英語とナンチャッテ日本語翻訳の世界で生きているトレバー・バウアーに言霊に囚われない好投を期待しよう。
前回の広島戦では、驚くほど簡単に打ち返されていたが、その後は彼もモデルチェンジしている。
今日、カープ打線を抑えることができれば、彼が日本の野球にアジャストしてきた、という評判は検証されたと見て良いだろう。
ボールの高さに気をつけて、立ち上がりを慎重に行って欲しい。
ところで、昨日のファームの試合で4打数4安打(ツーベース3本)と大活躍だったタイラー・オースティンの一軍合流は今日あるのだろうか?
バウアーとオースティンの2人がヒーローインタビューでお立ち台に上がるような勝利を見せてくれることを心から祈っている。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。