mizuyashikiのブログ

横浜ベイスターズを中心にその時に考えていることを書きます。

遥か彼方の首位タイガースとの対戦 行け、我が想いよ金色の翼にのって!





昨日のドラゴンズとの試合はバンテリンドームでの今季最終戦だった。


試合の方は皆さんもうとっくにご存知の通り、初回にドラゴンズの柳投手の立ち上がりを攻めて1点を先制したが、二死一、二塁で平良拳太郎をリリーフしたエスコバーが打たれて逃げ切りに失敗した。


最後は延長12回裏に森原康平が宇佐見選手に打たれ、レフト佐野恵太の粗相もあって1-2のサヨナラ負けを喫した。


それにしてもバンテリンの最終戦とは。


もうそんな時期になってしまったのか。


ベイスターズは既に115試合を終え57勝55敗3分、残すところ28試合となった。


首位タイガースと12.5ゲーム差、2位カープと5.5ゲーム差まで広がった現状では、残り試合数を考えると0.5差に迫っているジャイアンツとの3位争いが現実的だ、と言う声がよく聞かれる。


客観的に見ればその通りだろう。


しかし、日々の試合を戦っている選手や監督、コーチ達、そして彼らを応援する我々ファンがそもそも客観的になる必要など全く無い。


勝てそうもないからしばらく他のチームの応援に切り替えるとか、野球から距離を取ってラグビー日本代表を応援するとか、そう言う選択肢を考える場合には客観的な分析と判断が役に立つだろう。


しかし、必死に戦うチームの面々や状況が何であれ彼らを必死に応援する我々に選択肢が無い以上、客観的になって良いことなど一つもないのだ。


そう、今だからこそ、目一杯主観的になりベイスターズがこれから再び絶好調になることを信じて28試合を応援しよう。


応援というのは本来そういうものだし、我々には信仰の自由がある。


だから、祈ろう。



(最初の祈り:エース今永の復調)


皆さんお気付きの通り、8月に入ってから今永昇太の投球がかなりおかしい。


試合途中に脚が攣って緊急降板した後の試合で連続して序盤に打ち込まれて大量失点している。


何よりも、生命線のストレートが簡単に打ち返される。


そう言えば、去年も札幌ドームでノーヒットノーランを達成してから1月ほど全く通用しなくなった時期があった。


恐らくは明確な故障箇所があるわけではなく、フォームのバランスやメカニックに狂いが生じて球威、制球ともに不安定になっているのだろう。


しかし、あれから凡そ1ヶ月。そろそろ復調してくれる頃だ。


これは疑わずに信じましょう。



そうすると、今永、バウアー、東、ハマちゃん、石田、平良と言ったローテーションで回して行けることになる。


しかも、バウアーはきっとこれから7試合は先発してくれるはずだ。



(2番目の祈り:9月1日の敏郎の復帰と最強クリーンアップの形成)


故障離脱中の宮﨑敏郎の調整が順調で、明日のイースタンの試合に出場して問題なければ9月1日からの横浜スタジアムでのジャイアンツ3連戦で1軍に合流するという報道があった。


これまでも回復が早く、試合に出たがる宮﨑選手のことなので、これはかなり確度が高いと考えて良いだろう。



先週の6試合では、佐野恵太とソトが復調して2人とも3割以上の打率を記録しているので、彼らが好調を保ちつつ、3番佐野恵太、4番牧秀悟、5番宮﨑敏郎、6番ネフタリ・ソトと言う迫力ある主軸を構成することができる。


祈りましょう。



(3番目の祈り:イースタンリーグ欠場の続くタイラー・オースティンが実は横須賀で外野守備の練習をして1軍復帰に賭けているという人情派のドッキリ)


肩の故障のため6月下旬に登録を抹消されたタイラー・オースティンはその後、指名打者あるいは一塁手として試合に出ていたが、8月23日の戸田でのヤクルト戦を最後にファームでも試合に出ていない。


また故障箇所が悪化してリハビリ組に入ったと言う見立てをする人もいるが、我々信者としてはもっと素敵なことを考えよう。


横須賀の二軍施設では神里和毅と一緒に練習をしていたと言う目撃情報もあるようなので、これは外野守備の練習をしているに違いない、と言うか、そうであることを祈ろう。


ソトの打撃が復調してきたので、ファーストはソトで固定することにする。


なるほど、そうすると、オースティンを1軍でスタメンとして使うためには外野、恐らくはライトで起用する必要がある。


そのため、一旦、イースタンの試合は休んで1週間外野守備をみっちりと練習し、来月の早い時期に1軍に上げて外野手として起用しよう、と言う首脳陣の心の声が私には聞こえる。


うん、聞こえる。



レフト佐野、ライトオースティンということになると、センターは守備重視で桑原将志を起用し、2人を介護してもらうことにしよう。


1番 桑原将志(センター)

2番 T. オースティン(ライト)

3番 佐野恵太(レフト)

4番 牧秀悟(セカンド)

5番 宮﨑敏郎(サード)

6番 N. ソト(ファースト)

7番 山本祐大(キャッチャー)

8番 京田陽太(ショート)


9月はこの打線でラストスパートをかけてくれることを祈ろう。



明日から対戦するタイガースは好調な選手が多く絶望的に強い。


だからこそ、甲子園まで届くように力を込めて皆で祈ろう。



行け、我が想いよ、金色の翼に乗って


行け、三塁側アルプススタンドやレフト外野席を飛び回れ


そこでは響きわたっている。


暖かく力強い全国星覇会の声援が!