mizuyashikiのブログ

横浜ベイスターズを中心にその時に考えていることを書きます。

ダイエット、ファーストミットそしてリモートコーチ




2月2日 キャンプ2日目だ。


今日もキャンプイン前日に挙げた10のポイントについて、その後の情報などをまとめる。


クローザー候補について


キャンプイン直前の1月27日に濃厚接触者となった伊勢大夢投手は相変わらず自主隔離。ただ、その後6日間を経過して陽性判定の報道はないので、このまま陰性を確認して2軍キャンプに合流となる可能性が高いのではないか。


新入団のクリスキー投手は未だ来日時期の見込みが立っていないが、今日の練習中、一足先にオンラインでチームメイトたちとはじめて対面した。双方とも笑顔で手を振ったりしていたようだが、まさにIT時代のコロナ禍らしい情景と言えるだろう。


ここまでのところ一番目立っているのは山﨑康晃投手のダイエットの成果か。


昨年末、三浦監督から「体を絞って、臨んでほしい」と言われ、食事制限などで一番多い時で7~8キロの減量に成功したそうだ。


「クローザーに返り咲くのは1つの目標。心を鬼にして鍛えていく」とのこと。
揚げ足をとるようで心苦しいが、一番多い時で7~8キロの減量ということは既に少しリバウンドしたということか?


いや、ハードなトレーニングによる除脂肪体重の増加だと考えよう。
実際、昨年の写真と比べると明らかに顔の輪郭がシャープになっている。



三浦監督から減量を指示されたということは、トレーナーの見立てとしても体重を減らして身体のキレを取り戻すことが必要という判断だったのだろう。


MLBでは、契約に体重制限に関する条項も含まれている場合があるようなので、むしろこうしてはっきり伝えてノルマにするのも良いかも知れない。


山﨑投手は昨日ブルペンで他の投手たちと同じく直球ばかりを投げ込んで、アウトローのストレートの球質と精度向上に意欲を見せていた。まずは順調なスタートと言える。


もう一人の候補である三嶋投手も山﨑投手と同じ班で順調な滑り出しを見せているようだ。


佐野選手のファースト守備


佐野選手は昨日に続いてファーストの守備練習を行った。
ソト選手がまだトレーニング班で、牧秀悟選手がコロナ陽性のため離脱中ということもあるだろうが、単なる代役ということではなく、本気の選択肢として考えているのだと思う。



佐野選手によると、キャンプ初日に三浦監督からファースト守備も準備しておいてくれと言われたそうで、彼自身もやれと言われたところで頑張ると前向きな発言をしていた。


佐野選手は明治大学時代ファーストが本職だったし、このポジションでベストナインにもなっているので、選考理由が主に打撃だったとしても守備が酷いということはないだろう。
ベイスターズに入団してからも4年間くらいは内野手登録だったはずだ。


昨日は外野手用のグラブでファーストの守備をしていたが、今日はファーストミットを使っていた。取材陣に質問されると、宮﨑さんのを借りました、という答えが返ってきた。


彼自身のファーストミットは多分横須賀の寮のロッカーに入れっぱなしで2年くらいは触っていないとのこと。


宮﨑選手がファーストミットを持参してきている意外な準備の良さと(我々素人でも事前に佐野選手のファースト守備の可能性を指摘していたにもかかわらず)ファーストミットに2年も手を入れていなかった佐野選手の意外な無頓着ぶりに少し驚いた。


忘れていたが、キャプテンの佐野選手が内野にいると言うのは、ピッチャーへの声掛けなどでも良いことなのかも知れない。そう言えば、宮﨑選手の代役で当時キャプテンだった筒香選手がサードに入った時もピッチャーを含めた内野全体が心強く感じていることがこちらにも伝わってきた。


コロナの影響


キャンプ初日にチームスタッフの方が陽性判定となって、小園健太投手と大田泰示選手が濃厚接触者に指定されたのに続いて、2日目には、田中俊太選手、青山ヘッドコーチ、小池コーチが陽性となり、相川コーチが濃厚接触者となってしまった。


小池コーチと相川コーチはオンラインで指示を出し指導もしていたようだ。
現場にいた石井琢朗野手総合コーチは


「最先端を目指すチームとしては、非常にいいなと。リモートコーチですね」


と言っていた。とうとうプロ野球の世界にもe ラーニングの波が押し寄せてきた。


こんなことに勤しみたくはないのだが、チームのコロナ陽性者と濃厚接触者の状況を表にまとめてみた。私は表やグラフが好きなのだな、と最近になって気がついた。


朗報は、1月27日に陽性と判定された大和選手が無症状のまま回復して明日から2軍キャンプに合流することだ。同じ日に陽性判定された牧秀悟選手はまだのようだが、こちらも早期の復帰を願っている。


昨シーズン大活躍で、オフもテレビ出演と並行してトレーニングなど休む間もなかった牧選手に神様が少し休息を与えてくれたと思うことにしよう。そして、戻ってきたら今まで以上に元気にグラウンドを駆け回る姿を見せて欲しい。


おじさん達はもう君のいないベイスターズなんて考えられなくなっているんだ。