mizuyashikiのブログ

横浜ベイスターズを中心にその時に考えていることを書きます。

窮鼠よ猫を噛め

10月6日 対タイガース(横浜) 0-2 負け


大貫は、ボールが高めに浮いてしまうという彼の悪い状態に何度かなりかけたが、踏みとどまって粘り強く投げていた。ただ、4回表に大山にヒットを打たれた後のロハス・ジュニアにカウント2-0から投げた変化球は真ん中に行ってしまった。ツーランホームラン。これが決勝点だ。


打線の方は8本のヒットを重ねたが無得点。特に、失点直後の4回裏、楠本のヒットの後に初めて4番に入った牧がツーベースで無死二三塁とした後、宮﨑、ソト、大和と倒れ無得点に終わったのは残念だった。


楠本と牧の若いクリーンアップを選んだのは、オースティンの離脱とソトの不調が理由だと思うが、未来を感じさせる良い布陣だったと思う。しばらく続けて見たいと思った。


そして、今日もタナケンは踏ん張った。7回表二死満塁のピンチで糸原をボテボテのファーストゴロに打ち取った。

同じトミージョン手術をした東克樹が田中さんの復活を見て泣きそうになったと言っていた。泣くが良い。そして、再登録可能になる9日土曜日の中日戦で自身も復活の白星をあげてこのおじさんのことも泣かせてくれ。


試合に負けるということは、相手が強かった、もしくは自分が弱かったということだが、この二つは違うものだと思う。


昨日の試合で西勇輝はベストの状態ではなかったが、4回表無死二三塁の場面で5〜7番を抑えるなど、ここぞの場面でミスをしなかった。さすがだと思う。

そして、楠本のセンターへの大飛球をフェンスぎわでスライディングキャッチした近本。背走しながらのスライディングで、しかも目の前にフェンスが見えている時にあれをとるのはまさにスーパープレイだと思う。

良い当たりの一、二塁間のゴロに飛びついた糸原もファインプレイだった。

勿論、大貫のただ一球の失投を仕留めたロハス・ジュニアの集中力も凄かった。


そう、私は、昨晩の試合はタイガースが強かったから負けたと思っている。だから、ベイスターズの敗因を探る必要は無いとも思っている。


タイラー・オースティンが肉離れで離脱し、山﨑康晃は例の嵐に呑み込まれて抹消、野手陣もシーズンの疲れがたまって元気がないようだ。現在の順位がモチベーションを下げていることもあるのかも知れない。

今、ベイスターズは満身創痍なのだ。そして、対戦相手は優勝争いをしている阪神タイガース。


上等じゃないか。


シーズン最終盤で一泡吹かせてやろう。

今夜の試合はロメロが得意の150キロを超えるツーシームでゴロの山を築き、若いクリーンアップの打棒が爆発するのだ。知らんけど(ここは大阪弁で読んでいただきたい)。




てめえ一人の才覚で世渡りするからにゃあ、へへ、首が飛んでも動いてみせまさあ


幕末太陽傳 フランキー堺演じる居残り佐平次のセリフ