mizuyashikiのブログ

横浜ベイスターズを中心にその時に考えていることを書きます。

東克樹の道

10月12日 対カープ(マツダ) 0-3 負け


今日はともかく九里亜蓮を打てなかった。ベイスターズ打線に元気がないというのもあるかも知れないが、失投がほとんど無かったのではないだろうか?やはり、最多勝を狙うピッチャーらしい隙のない投球だったと思う。


一回表の先頭桑原が右手への死球で出塁。かなり痛そうだったので心配したが、ベンチ裏で治療した後元気に戻ってきた。そして、次の楠本が3-2から膝下のストレートをすくい上げた飛球が思いのほか伸びて、飛距離は十分。わずかに右に切れてファールとなったが、実はこれが一番得点に近づいた瞬間だったかも知れない。

その後何度かランナーを出したが、正直言って、もう一本が出る気配は感じなかった。

工夫のない淡白な攻撃という人もあるだろうが、まあ、負ける時はこんなものだ。


東は初回から好調。手術前の良い時ほどの球威はなかったが、丁寧にアウトを積み重ねて行く。素晴らしい制球で三振もとれていた。


最初のピンチは四回。2番小園がセカンドへの内野安打で出塁し、続く西川が上手くライト前に運んだ。そして、4番鈴木誠也は思い切りレフトに引っ張ってタイムリーツーベース。0-1と先制された。この回は、ランナーを背負ってから高めに行く球が多かった。


その後の東は、エラーからのピンチもあったが、7回を投げて失点1、106球、三振8、被安打5、与四球1でハイクオリティスタートのピッチングだった。


8回表二死二塁のチャンスでは、桑原は叩きつけてセンターに抜けようかという当たりだったが、菊池がギリギリ追いついて抜けなかった。ここで再び天はカープを味方した。いや、素直に菊池の出足の良さを褒めるべきかも知れない。

桑原は出塁したが、二塁走者の森の俊足を持ってしてもホームに戻って来ることは出来ず、0-1のまま。流れは来なかった。

嫌な予感ほど的中するものだが、その裏、エスコバーが鈴木誠也にツーランホームランを打たれて万事休す。カープの三点は全て彼の打点だ。


私事だが、土曜日に箱根の九頭龍神社に行って、東克樹投手の完全復活を祈願する絵馬を奉納してきた。今日は、残念ながら、ハイクオリティスタートを成し遂げながら不運な負け投手となったが彼の復活の道はしっかり前に向かって続いていると感じた。


復帰後の初白星をなかなか上げることができず、色々と考えることもあるかもしれないが、悩む必要はない。今のまましっかりと続けて行ってくれれば良い。大丈夫だ。私がありったけの念力を送り続けている。


迷える人よ汝

既に道へと歩みを進めていることを知れ