mizuyashikiのブログ

横浜ベイスターズを中心にその時に考えていることを書きます。

おかえりなさい東 ありがとう武藤

10月23日 対ドラゴンズ(横浜) 5-0 勝ち


まず東(回文)


今日の東は、一回にセカンドのエラーもあり、いきなり一死満塁のピンチを迎えたが、続く高橋周平をサードファウルフライ、渡辺をセカンドゴロに打ち取って無失点で切り抜けた。


これが大きかった。しかし、決して運のみではない。東らしい丁寧かつ力強いピッチングだった。


その後は立ち直って2回から8回までパーフェクトで23人連続アウト。90球6三振で無失点、被安打1、四球1という堂々の投球だった。


打線は、まず、三回二死一、二塁からオレの牧が(この呼び方は周囲でもヒンシュクをかっているが)つまりながらも三遊間を抜くタイムリーヒットを打って1-0。


そして、5回には、死球の佐野に続いてオレの牧がツーベースで一死二、三塁とした後、楠本の2点タイムリーツーベースで3-0とリードを拡げた。


7回には、佐野、牧、楠本の3連続ツーベースでさらに2点を追加して5-0と勝負を決めた。


今日のオレの牧

4打数4安打 

ツーベース2本

打点2


通算では、

安打数148(歴代単独6位。5位は一本差で149本の京田選手)

二塁打32本(高橋由伸さんと並んで3位。2位は長嶋茂雄さんの34本)

打点70(単独11位)

打率.308


東克樹は、ヒーローインタビューで2年ぶりの勝利の感想を聞かれ、「久しぶりにこの景色を見ることができて、嬉しくて泣きそうです。」と言っていた。泣いてもええんやで。


勝ったら泣きなはれ 松下幸之助(ウソ)




そして今日は武藤祐太投手の引退試合だった。

5点リードの9回表。キャッチャーが飛び上がってもとれないほど抜けたボールもあったが、打者1人をストレートのみで三振にうちとった。打者の方に遠慮もあっただろうが、胸をなでおろした。


試合後のセレモニーでは、武藤投手は緊張した面持ちでこう言った。


「お父さん、お母さん。丈夫な体に生んで頂きありがとう。妻、娘、どんなときも味方でいてくれてありがとう。最後になりますが、満員のナゴヤドーム、そして横浜スタジアムで投げられたことは一生の宝物です。11年間、本当にありがとうございました」


そして少し嬉しそうな顔をした。良い挨拶だった。


その後は、ベイスターズからタナケン、ドラゴンズから田島投手と両チームのブルペンで共に戦った仲間から花束を受け取り始めて涙を見せた。


ありがとう武藤祐太投手。先発が炎上して早々に降板した後あなたがしばしばロングリリーフでピシッと抑えてくれたことを私たちファンはこれからずっと忘れません。